「ブラック部署」と呼ばれた場所が、私の原点になった
新人の配属は、運命を決める分岐点だと言われる。
日立での最初のプロジェクトは、金融×大規模システム。
敬遠されがちな現場で、私は“誇り”を手に入れた。
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「分かる側」にいた新人時代
もともとプログラムを組んでいたこともあり、新人研修ではシステムが分かる側にいた。
研修は純粋に楽しかった。
コードを書けば動く。理屈が現実に変わる。その感覚が、社会人としての自信の芽になっていた。
配属説明で感じた、ぼんやりした違和感
夏の配属説明。
金融、公共、産業と事業部名は並ぶが、正直違いは分からなかった。
先輩の話を聞いても、腑に落ちない。
今思えば、全員がシステム系。違いがクリアに見えなかったのは当然だった。
「モノづくりがしたい」という直感
当時の本音はシンプルだった。
リアルな現場で、実際に使われるモノを作りたい。
その想いの先に待っていたのが、金融系の大規模システム部隊だった。
敬遠される部署で、誇りを持てた理由
「ザ・ブラック部署」。
そんな声もあったが、私は誇らしかった。
大規模システムを構築できる場所に、選ばれたと感じたからだ。
最初のプロジェクトが、今を作った
銀行システム、海外との接続、Web画面の構築。
コードの先に世界があると知った瞬間。
この最初の経験が、今の自分のキャリアの軸になっている。
私ならできる!明日から踏み出す