ちょっと過ぎてしまいましたが、2018年8月1日は私が人事と言う道を選んでちょうど10年になる日でした。色々なことがありましたが、過ぎてしまえばあっという間な気もします。
まあ、私の場合は10年で5社経験しているので、余計にそう感じるのかもですけど。。
・・ここで少しちょっと10年前の話をします。
「なぜ採用担当になろうと思ったのか?」とよくに聞かれるのですが、実は元々新卒時代から人事と言う仕事には憧れ(今思うとミーハー)があり、とは言え新卒でいた会社ではその夢は実現出来ず、そして次の会社でも実現出来ず、3社目にしてやっと掴んだチャンスでした。
そのチャンスもいくつか受けた会社のうち、唯一面接をしてもらえた会社(当時は今以上に転職回数や業界経験の有無は厳しかった。)で、給与も下がるし、休みもシフト制になってしまうので、正直あまり乗り気ではなかったのですが、「せっかく掴んだチャンスを無駄に出来ない!」と思い、決断。
今思うとその時の選択は間違っていなかったのですが、短期的にはその決断が足を引っ張ったので、人生どこでどうなるかは本当にわかりませんね。
少し話を戻して、約10年前の8月1日、本社があった新宿で入社手続、そしてオリエンテーションを受けて「いざ!」と思ったらメンバーがほとんどお盆休みで、まさかの店舗研修に行ったのはいい思い出ですw
そこでは3年ほど、年間数百名の採用をリクルーター一人でゴリっと回す採用を経験。2011年にその経験を活かして転職活動をすることになりました。
このタイミングでWeb業界に足を踏み入れる形になるのですが、ここが最もキャリアの中で苦しむタイミングになりました。
時々書いたりもしていたとは思うのですが、
・数十社受けても決まらない
・無職期間が続く(約4ヶ月半)
・やってきたことが認めらない、価値を感じてもらえない、否定される
と言う経験をし、最初は「すぐに決まるだろう」と思っていた自信は、期間が長くなればなるほど影を潜め、そのうち「自分はダメな人間なんだ」とネガティブになっていく始末(昼間からビールを飲んでパワプロやってましたっけ・・)
ただ、ありがたいことにその期間中に産まれた長男と、無職なのに励ましてくれた妻、そして今でもお付き合いのある何人かの方々に支えられてそれを乗り越え、キャリアの転換期になったgloopsに入社しました。
結局そこも1年ちょっとで辞めたわけなのですが、偶然受かったこの1社での経験は大きく、ここでキャリアチェンジをしていなければ確実に今の自分はなかったと思います。しかも後日談では、本当は不採用の予定だったそうですが、日程変更をした関係で当初の面接官と変更になり、その面接官が消化試合的に会ったものの、思ったよりも良かったので合格にしたそうです。人生何があるかわからぬ・・。
その後、私はもう1社を挟み、前職のヒトメディアに入社。
ここでの経験は比較的知っている人が多いのですが、2ヶ月応募が来ない環境、これまでの知識・経験が通用しない状況、そして結果が出来ずに降格など、色々なことが短期間でありました。
ただ、この経験が本当に自分を変えたことは間違いなく、「今までは自分の実力ではなく、会社の看板で仕事をしていたこと」、「他責だったこと」に気付いたことが大きな収穫でした。
30歳を超え、それまである程度の経験と自信を持ってやってきたわけなので、それらを否定することはかなり辛いものではありましたが、予算がない、知名度もない、難度の高いエンジニア採用と言う環境の中でもヒトメディアの色々なメンバーにサポートでなんとか乗り越えられました。
特にWantedlyさんには色々とチャンスを頂きまして、色々アピールをして取材をしていただいたり、イベントに登壇させて頂いたりしました。DeNAさん、マネーフォワードさん、メルカリさんなどと登壇できたのは今思うと奇跡だった気がする・・・。
ヒトメディア時代のことはぜひこちらを!
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その採用ブランディング、自己満足では?ヒトメディア・小山さんが足で稼いで分かった、採用を成功させる地道で本質的な開拓法。 | 人事アンテナ by Wantedly
そして2016年10月に人事5社目としてグッドパッチに入社をしました。
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34歳、転職6回、7社目への決断。
実はグッドパッチに入社をする上での下地になったのは、ヒトメディア時代の「とにかく会いに行く」「何かコラボする」と言うスタンスがきっかけになっていまして、私が企画したイベントにグッドパッチに当時在籍していた社員の方がゲストで参加し、その続編にも参加。
またその縁でフットサル大会をやるなど、入社前から結構な接点がありました。既にその時からグッドパッチ入社ルートが始まっていたのかもしれませんw

ソシャゲ業界出身者が語り明かす!過去・現在・未来とは。スクー×ヒトメディア×グッドパッチ
さて、人事10年目に突入しとても楽しくお仕事をさせて頂いていますが、10年間やってきてもどうやったら採用はうまく行くのだろうかと考える日々ばかりです。王道はやはりないなあと思います。
ただ、私は幸いにも本当に多くの手法と職種の採用に関わってきたことが活きていまして、中には意味のない経験、価値のない経験と揶揄されたこともありますが、結局のところ一番大事なのは「継続し続けること」です。定量的に説明するのは難しいのですが、業界や業種、手法が違っても、うまく行っていると言われている企業は大体、恐ろしいほどに基本に忠実です(地道なスカウト、面談をこなすなど。もちろんそれ以外の要因もありますけども)。
なお、私は過去以下の手法やツールを使って採用をやってきました。
【採用手法】
ハローワーク、新聞折込、フリーペーパーから、ダイレクトリクルーティング、リファラルなど
【採用職種】
精肉担当、自転車の整備士、自動車整備士、店長候補から、エンジニア、デザイナーなど。
ただ、どの職種にしても地道に継続した時が一番成果が出ました。サボったり、何だかんだで言い訳をした時は全然ダメでした。。
複数社&複数職種での検証結果なのであながち間違っていないかと思いますよ。
そろそろ最後にしたいと思いますが、これまで紆余曲折し、うまくいかないことばかりでしたが、その経験が私を強くし、ポジティブにさせ、売手市場であっても折れない心を築いてきました。
さらに、どんな時も見捨てずにいてくれた家族と、付き合う価値がない状態の中でも、ずっと離れずにいてくださった同僚、知人、友人のサポートがあったことも救いでした。
色々な人に今も迷惑をかけていますが、これからも自分なりの採用道を進んで行きたいと思いますし、今後は私が得てきたものを少しでも伝えて行けれればとも思っています。繰り返しになりますが、本当に継続すること大事です! 何とかして伝えたいです。