紹介文
大学卒業後7年間、デジタルカメラの鏡筒開発部門において、アクチュエーターユニットの設計担当として、仕様のとりまとめから設計、量産、品質対応まで設計開発プロセス全般に従事し、開発期間約6か月の中でスピーディーな立ち上げを行ってきました。
その後、自分で稼ぐと決め、メロンパン専門店のフランチャイズに加盟し、独立。
店舗開発、商品品質管理、人材採用・育成・管理(スタッフ20名)、新商品開発、販売促進など行い、2店舗を経営してきました。稼ぐためのスキル不足を痛感。
事業の撤退、売却を行い、1年間、ソフトウェアエンジニアとして車載カメラのキャリブレーションソフト開発に従事。要件定義から概要設計、詳細設計、コーディング、テストと幅広く経験し、ドキュメントのフォーマット策定なども行えるようになりました。
現在は上流工程にてキャリブレーションソフトを使った車種展開の開発を行い、自動車メーカーや委託先とのスケジュール調整、工数管理、データ設計業務、システム評価などを行なっており、業務改善活動として設計の自動化も行なっています。
業務外では独学でSwiftを習得しつつ、iOSのアプリを作成しています。
Githubポートフォリオ:https://github.com/ryomiyazawa/Swift5
職歴
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PERSOLパナソニック
ソフトエンジニア
【車載用ソフトウェア開発会社】 プロジェクト:車載用カメラ画像のキャリブレーションシステムの開発
機能1:画像データからカメラの取付位置、角度を推定し、補正する
機能2:画像データから抽出した特徴点をHMIに十字線を描画するためのデータ作成
◆主な担当業務 【要件定義】プロジェクトの要求仕様を分析し(CAN信号の考え方、各マイコンでの処理等)、ソフトウェア要件定義に 落とし込んだ。また、過去プロジェクト(流用物)との相違点を洗い出し、明確にした。
【アーキテクチャ設計】 新規仕様の光軸調整検査機能(十字線描画)の設計
<記載内容>
・コンポーネント分割
・シーケンス図 ・メモリ使用量、領域見積もり ・処理概要、処理詳細、フローチャート ・インターフェイス設計
【詳細設計】 33関数分の詳細設計書(特徴点検出、共通関数)を作成
<記載内容>
・モジュール分割 ・インターフェイス設計(データ型、変数名、MINーMAX) ・フローチャート
【コーディング】 30関数分のコーディング(十字線描画、特徴点検出、共通関数)
【ルール、方針決め】 ・下記、統一されていないフォーマット、ルール等を検討し、設計メンバーへの展開を行った。
(1)コーディング規約(フォルダ名とコンポーネント名がわかりやすく工夫、流用物の範囲を明確化)
(2)ソースフォルダの構成検討(階層と機能の明確化)
(3)詳細設計書の内容統一(引数、グローバル変数、ローカル変数の記入基準、テスト設計用のMIN-MAX追加、フ
ローチャートの情報の粒度等 詳細設計書のフォーマットの方針を検討し、書き方、内容の統一を行った)
(4)エラーID方針策定
外部エラーID(マイコンの外部への出力用)と内部用エラーID(マイコン内部で出力するエラーID)の設定方法、ID 付与ルール、マクロ名のルール統一化
プロジェクト:パノラミックビューモニター開発
◆主な担当業務
【要件分析】車両の機能要件から要件分析(DRBFM(トヨタ帳票名))を行い、設計フェーズへの落とし込み (カメラ仕様、搭載位置、ハンドル情報、工場、車両寸法)
【データ設計】
要件分析で抽出された情報を元にカメラのキャリブレーション設計への落とし込みを行う。
<関連技術>
・パターンマッチング
・2次元→3次元変換
・カメラ校正
【シミュレーション評価】
設計したデータを用いてシミュレーション評価を実施
<内容>
・顧客から要求されている誤差パターンにおける描画性能の品質保証
【ベンチ評価、実車評価】
ベンチ評価:模擬試験場にて実際の条件に合わせての評価
実車評価:客先での実車を使用しての評価
【委託管理】
データ設計〜評価を委託
委託工数の見積もり、開発スケジュールの調整、納品物レビューを実施
◆+αで改善に着手した内容
【設計の自動化】
1車種の開発工数を200h→120hに削減(委託費120万→72万)
工数のかかっているところを整理し、自動化を検討
・設計書からシミュレーション環境の構築までを自動化
エクセルの設計書からテキストファイル出力をコピペしているところをアプリケーションツールとVBAマクロにより自動化。フォルダの構成もテンプレート化を行い、バッチファイル作成により、設計書出力からシミュレーション環境の構築までを自動化
・シミュレーション実行方法をGUIからCUIへ変更し、自動化
既存のツールにCUIを実装し、バッチファイル化により、シミュレーション実行を自動化
・シミュレーションツールで埋め込みになっているデータを外部ファイル化に変更
一部設計データがツール埋め込みになっていたため、変更するたびにリビルドを行う必要があった。
これを外部ファイルでの入力用にインターフェイスを実装し、設計データを全てツールVerに依存しないように改善。
【品質プロセス改善】
ヒューマンエラーにより、品質バグが発生していたため、品質プロセスの改善を行った。
導入以降バグは発生していない。
・ツールVerの明確化とINPUT、OUTPU情報の明確化
ツールVerの管理表および各設計項目におけるシミュレーションツールのINPUT 情報を記載した管理表を作成。その情報をもとに設定ファイルを紐付けて自動出力まで行った。
トレーサビリティを担保。
・設計時、データ作成時、評価結果の方針、観点を明確化
これまで個人のノウハウに依存していた部分を整理し、数式化、フォーマット変更などを行い、
誰でも間違いなくできるように改善。
これにより、部分的に委託できていなかった項目も委託可能になり、受け入れ確認も最小限にすることができた。2019-04 -
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Melon de melon
FCオーナー
メロンパン専門店のフランチャイズに加盟し、
2店舗を経営
【内容】店舗の立ち上げから日々の運営・管理を行い、売上UPの施策を実行。
・立地調査、不動産選定
・店舗建設(内外装工事も経験)
・販売促進(店頭POP、ポイントカード、LINE、インスタグラム、Facebook、ビラ配り、ポスティングなど)
・新商品開発
・アルバイト採用、育成(スタッフ各店10名前後)2016-12 - 2019-03
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Panasonic
デジタルカメラの鏡筒設計
主にフォーカシング、手振れ補正、光彩絞りといったアクチュエーター機構部品の設計、選定、評価、解析、量産仕様の確立を行った。
・仕様打ち合わせ(機構部門約4名、制御部門約3名、光学部門約2名とのすり合わせ)
・ステッピングモーター、マグネット、コイル、センサー仕様検討、選定
・部品メーカーの選定、コスト見積もり
・部品設計(樹脂部品、プレス部品、FPC)、コスト見積もり
・試作(3Dプリンター、光造形での試作⇒切削品試作⇒金型試作⇒工場試作⇒量産)
・各試作ステップにおいて、本体部門、機構設計者、制御設計者、工場部門と課題を共有し、協力しながら対策を立案し、課題を改善していった。2010-04 - 2016-02
社内外・在学中のプロジェクト
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高速ステッピングモーターを新開発し、240fps駆動のAFに対応
2014-1 - 2014-10
ポートフォリオ・作品
学歴
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