株式会社マルラニ代表の高橋真希が事業への想いと起業のきっかけを語る【インタビュー vol.1】
こんにちは、高橋真希です。
本記事は、私の活動に興味を持ってくださったインタビュアーの方との対談内容をまとめたものです。インタビュアーの方のご許可をいただき、記事を掲載しています。
私自身についてや、仕事に対する想いを深く語る機会はなかなかないため、この対談を通じて少しでも私の考えに触れていただければ幸いです。
インタビュアー:
本日はお時間をいただきありがとうございます。まず初めに、現在取り組まれている事業についてお聞かせいただけますか?
高橋真希さん:
現在、私は飲食店と小売店の2店舗を運営しています。飲食店では、昼間はハワイアンカフェとして、夜は薬膳カレーをメインにしたメニューを提供しており、おかげさまで2023年の神田カレーグランプリで優勝することができました。
小売店では、地球環境や身体に優しい商品を取り扱うエシカルショップとして、お客様の健康や心に寄り添うことをコンセプトに運営しています。
また、講師として依頼を受けた際には、自身の経験に基づいた講演活動も行っています。
インタビュアー:
それは素晴らしい成果ですね。
小売店についても教えていただけますか?
高橋真希さん:
小売店では、地球環境や身体に優しい商品を取り扱うエシカルショップを運営しています。大量生産された安価な商品が溢れる現代だからこそ、自分の身体や心を労わることを大切にしたいと考え、このお店を始めました。日常で使う食べ物や日用品を通じて、お客様の健康や心に少しでも寄り添えるような商品を選んでいます。
インタビュアー:
素敵なコンセプトですね。
また、講演会も行っていると伺いましたが、どのような内容で開催されているのですか?
高橋真希さん:
はい、講師としてお声がけいただいた際には、講演活動も行っています。主な内容としては、私が現在の事業を始めるに至った経緯や、その背景にある想いをお話しすることが多いです。特に、シングルマザーとして育ち、自立した女性を目指してきた自身の経験を通して、女性が経済的にも精神的にも自立することの大切さをお伝えしています。
また、これから起業を目指す方々に向けて、実際に事業を運営する中で得た学びや、壁にぶつかった時の乗り越え方など、具体的なメッセージを伝えることも意識しています。自身の失敗談や成功体験を赤裸々にお話しすることで、聴講者の方々にとって少しでも参考になり、一歩踏み出す勇気を持っていただければと思っています。
インタビュアー:
そのような講演活動を通じて、多くの方々に影響を与えていらっしゃるのですね。
では、事業を行う上で大切にされている理念や想いについてもお聞かせいただけますか?
高橋真希さん:
私が事業を行う上で最も大切にしている理念は、「自分の可能性を信じてチャレンジする」ということです。これは、私自身の人生経験から深く根付いた信念と言えます。シングルマザーの家庭で育ち、母が懸命に生きる姿を見てきたことが、この考え方の原点にあります。どんな状況であっても、人は自らの意志で道を選び、その選択を努力によって結果に繋げることができると信じています。
この理念は、私の事業のあらゆる側面に影響を与えています。飲食店経営においては、既存の枠にとらわれず、ハワイアンカフェと薬膳カレーというユニークな組み合わせに挑戦しました。また、小売店においては、大量消費の潮流に逆らい、本当に良いと思えるエシカルな商品を選び抜いています。これらの挑戦の背景には、「きっとできる」「新しい価値を生み出せる」という強い信念があります。
もちろん、事業運営は決して平坦な道のりではありません。予期せぬ困難に直面することもあります。しかし、そんな時でも「自分の可能性を信じる」という軸があれば、諦めずに解決策を探し、前向きに進むことができます。また、「チャレンジする」こと自体に価値があると考えています。たとえ結果がすぐに伴わなくても、その過程で得られる経験や学びは、自身の成長に繋がるかけがえのない財産となるからです。
さらに、この理念は、共に働く仲間たちにも共有したいと考えています。それぞれの個性や能力を信じ、新しいアイデアや挑戦を歓迎する風土を育むことで、組織全体の成長を促したいと思っています。お客様に対しても、「自分の可能性を信じて、より豊かな生活を送ってほしい」という願いを込めて、商品やサービスを提供しています。私の事業活動を通して、少しでも多くの人が自身の可能性に気づき、積極的に行動するきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。
インタビュアー:
その信念が、事業に対する姿勢や取り組みにも大きく影響しているのですね。
高橋真希さん:
はい、その通りです。「自分の可能性を信じてチャレンジする」という信念は、私の事業に対する姿勢や取り組みの根幹を成しています。常に新しいことに挑戦することを恐れず、固定観念にとらわれない柔軟な発想を持つように心がけています。
また、困難に直面した際にも、諦めずに解決策を探し続ける粘り強さの源泉となっています。従業員に対しても、それぞれの可能性を信じ、積極的に新しいことに挑戦できるような環境づくりを意識しています。お客様に対しては、商品やサービスを通じて、少しでも前向きな気持ちになっていただけるように努めています。
インタビュアー:
先ほど講演会で起業に至るまでの経緯やきっかけをお話されていると仰っていましたが、改めてお聞かせいただけますか?
高橋真希さん:
私の起業のルーツには、やはりシングルマザーである母の存在が大きく影響しています。幼い頃から、母が一人で懸命に働き、私たちを育ててくれる姿を間近で見てきました。その姿は、私にとって何よりも力強く、自立した女性として生きることへの憧れを抱くきっかけとなりました。
結婚願望はないわけではありませんでしたが、「いつか自分の力で何かを成し遂げたい」「経済的にも精神的にも自立した女性になりたい」という思いは常に心の奥底にありました。会社員として働く中で、様々な経験を積むことができましたが、一方で「もっと自分の裁量で、本当にやりたいことを追求したい」という気持ちが募っていきました。
直接的なきっかけとなったのは、体調を崩した時期があったことです。自分の身体と向き合う中で、食の大切さを改めて痛感し、「身体に優しい食事を提供する場所を作りたい」という強い思いが湧き上がりました。また、日々の生活で使うものも、環境に配慮した、本当に良いものを選びたいという思いも強くなり、エシカルな商品を扱うお店を始める構想も同時期に抱くようになりました。
もちろん、起業には不安もありました。安定した会社員という立場を捨てることへの迷いや、資金調達、経営の知識不足など、多くの壁が目の前に立ちはだかりました。しかし、「母のように強く生きたい」「自分の理想とするお店を実現したい」という強い思いが、それらの不安を乗り越える原動力となりました。周囲の友人や家族の応援も大きな支えとなり、一歩踏み出す勇気を与えてくれました。
最初は小さな規模からのスタートでしたが、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつお店を育てていくことができました。神田カレーグランプリでの優勝は、一つの大きな自信となり、これまでやってきたことは間違いではなかったと確信することができました。振り返ると、母の生き方から学び自分の人生をどうしていきたいのかを明確にしたこと、「自分の理想を実現したい」という強い思いが、今の私の事業の原点であり、起業への大きな推進力になったと言えます。
次の記事に続きます。