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林宰人という男

このストーリーに目を止めてくださりありがとうございます。ほんの少しの間、林の宣言にお付き合いいただけたらうれしく思います。

私は現在、VTuber業界を目指し就職活動を8ヶ月続けてきました。内定はありません。

なかなか、企業様から返信をいただけなかったり、自身の経験やスキルを何度も見返したり、内定が出ている周囲の学生と比べてしまったりなどを繰り返していると、私はこの世界に存在を認めてもらえてないような感覚に陥りました。

自分らしさ、22年間という時間、夢、その全てが否定されている感覚。

あるとき、最寄りの駅のホームで

このまま、黄色い線の外側へ後ろ向きに倒れ込んだら。

線路が私をひっぱている。それに体を任せてしまえば。

「楽になれるか」

任せられませんでした。

今後、あるかもしれない未来。叶えられるかもしれない夢。そんな可能性。なによりも、それらを諦めたときの後悔がそんな選択に命を任せられませんでした。許してくれませんでした。

そのとき心に熱量を感じました。

「やりたいことをやらずに後悔する。そんな選択をこれから先の子供たちにもさせるのか。」

「やりたいことをやれる世界をお前が作れ。」

夢が志に変わる瞬間だったのかもしれません。

叶えたいから叶えないといけないに変わりました。

だから、やめれません。使命だと思うから。

また、ひっぱられるかもしれません。今度はしっかりと踏ん張ります。満員電車でもかまいません。

ここまで読んでくださりありがとうございます。

引き続きよろしくお願い致します。