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【BTM 社員インタビュー_遠藤正義】 ~東京インフラサービス局責任者が目指す、メンバーが成長できる組織作りとは~

こんにちは、人事本部の古川です。
今回は株式会社BTM社員インタビュー第⑤弾!
インフラエンジニア/プロジェクトマネージャーとして活躍されている遠藤正義さんにお話を伺いました!
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◆遠藤正義さん
     役職:東京インフラサービス局 局長
     社歴:入社6年目
     出身:三重県四日市市出身
休日の過ごし方:奥さんと日帰り旅行
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<古川>
本日はよろしくお願いします!
早速ですがこれまでのご経歴を聞かせていただけますか?
遠藤さんは現在東京インフラサービス局 局長として活躍されています。
今後インフラエンジニアとして入社される方の中には自分の上長はどんな人なのか、
またどのような経験をされてきた人なのか、気になる方も多いと思います。

<遠藤>
よろしくお願いします。

<古川>
では先ずBTM以前のご経歴をお聞かせください!

<遠藤>
分かりました。
社会人になってBTMは2社目になります。
1社目はかなり規模の小さな会社だったので
インフラエンジニア兼WEBエンジニアとしてキャリアをスタートしました。

<古川>
開発にも携わっていたんですね!
学生の頃からエンジニアを目指していたんですか?

<遠藤>
いえ、全然違います(笑)
理由というかキッカケは有りますが
若気の至りといった感じでお話するのが恥ずかしいです(笑)

<古川>
それは絶対に聞かせていただきます!(笑)
どのようなキッカケでしたか?

<遠藤>
大学は情報系の学校に通っていました。
でも別にその業界に興味があった訳ではなく、
単純に理系で数学や物理が好きだから進んだという程度でした。

学生時代はイベントが好きでその関係のアルバイトもよくやっていたのですが
その内に関係者の人やイベント会社の代表の人ともけっこう仲良くなって
色々と誘ってもらったり、話を聞かせてもらったり楽しかったのですが、
そうしている間に漠然とイベント業界での先が見えてしまった気がしたんです。

<古川>
先が見えたとはどういう意味ですか?

<遠藤>
上手く言えないですが、多くの上役の方と交流させてもらったので
自分はこの業界に入ったら多くの経験をしながら
最終的にはこの人達みたいな役職や仕事に就くんだなと今後のキャリアの限界を見た気がしたんです。

<古川>
なるほど。
たしかに代表の方と接するということは
ある意味その会社でのキャリアの最終到達地点を見せてもらうということになるのかもしれませんね。

<遠藤>
理解していただいて有難うございます(笑)
なのでその時はもっと先が見えない、大きな可能性を秘めてる環境で自分を試してみたいと考えました。
そして若気の至りの話になるわけですが、
当時世界一のお金持ちは誰かなと考えたらビル・ゲイツでした。
なので「よし、IT業界に進もう!」という流れになりました(笑)

<古川>
面白い!上が見えたら面白くないという感じですね!
でもそのチャレンジ精神と行動力はすごいと思います。
そしてそこから1社目に入社する訳ですね。

<遠藤>
そうです。
タイミング良く、大学の先輩から紹介していただいた会社で
インターンの募集があり業務内容も挑戦してみたいことだったので決めました。

<古川>
インターンからのスタートだったんですね。
未経験として飛び込んだ1社目はどうでしたか?

<遠藤>
最初のインターン時代はエンジニアと全く関係の無い、
オーストラリアのビザの発給業務をしていました(笑)

<古川>
意外です(笑)
ITメインの会社ではなかったんですか?

<遠藤>
もともとは大手航空会社の子会社で役員をやられていた方々が起こした会社だったので
航空関連の繋がりで発給業務もやっていたんです。
その他にも気象庁のホームページ運用・改修なども対応していました。

<古川>
インターン終了後はどのような業務に就かれたのでしょうか?

<遠藤>
インフラエンジニア兼プログラマーとしてキャリアをスタートしました。
自分としてはIT業界にチャレンジできるならどんな事からでもやってみようと思っていましたし、
会社もインフラから開発まで何でも請け負うスタンスだったのでそこは良かったです。

<古川>
勝手な想像で一般的にはWEBエンジニアの方だけに興味を持ちやすいのかなと思いましたが
スタートからインフラ側の経験もされていたんですね。
何でもやります!くらいのスタンスじゃないとゼロからのスタートは難しいとうことでしょうか。

<遠藤>
時代も関係あったかもしれませんが、やっぱり今でもそういう気持ちは大事だと思っています。
当時の上司もプログラミングからインフラ構築まで一人でできる人でした。

<古川>
そうするとあまり研修の体制も整っていない環境でしたか?

<遠藤>
そうですね、整備された研修は全くなく、
身の回りのこと含めて全て自分でやるというスタンスだったので
LANケーブル、名刺印刷、メールアドレス設定など全部やりました。

入社当初に任された具体的な仕事としては
会社として気象庁の仕事をしていたので台風予報円の改修や
企業データベースのインフラ構築などを担当しました。

<古川>
業務においてもやはり自分でやるスタンスでしたか?

<遠藤>
はい、本当に自力で対応していきました。
役に立ったのか分かりませんが、
Linuxの本を10冊くらい購入してひたすら勉強しました。
精神的にもだいぶ鍛えてもらいましたね。

ここじゃ話せないですが、知らないまま作業を進めてしまい
とんでもないエラーを起こしたこともあります(笑)

<古川>
がむしゃらに経験を積んでいったという感じでしょうか。
正直辞めたいという気持ちにならなかったですか?

<遠藤>
当然ありました。
それに大きなミスを犯した時は辞めないといけないかなとも考えました。
でも始めたことをネガティブな理由で諦めたくなかったんです。

<古川>
素晴らしいです。
最終的にはどれくらいの期間勤めていたんでしょうか?

<遠藤>
だいたい10年間くらいでしょうか。
でも社員数も少ないですし、マネジメントを経験できる環境ではなく、
ひたすらインフラエンジニアとして日々対応していました。
その頃はほぼインフラがメインで、プログラミングはたまに改修作業が入ってくる程度でしたね。

<古川>
厳しい環境の中でも愚直に経験を積まれていたんですね。
現在のBTMに繋がるキッカケになるようなことはありましたか?

<遠藤>
そうですね、
ある案件でシンガポール出身のプロジェクトマネージャー(PM)の方と関わったことがありました。
その案件はスケジュールがかなり遅延をしていてとても悪い状況でした。
でもそのシンガポール人のPMは残業ナシの1日8時間業務でスケジュールを組みなおして
クライアントに提出をしたんです。

当然今と時代も違うのでクライアントとしては既に遅延しているのだから
1日10時間でも12時間でも働いて間に合わせて欲しい!くらいの勢いでした。

しかしPMは、それはプロジェクトマネージメントではない、とクライアントに対して意見をしたんです。
1日8時間の計算でスケジュールを組んで、残業は本当に最後の手段にするべきだと。

<古川>
それはかっこいい!
遠藤さんはそれに衝撃を受けたんですね。

<遠藤>
そうなんです。
これが今思い返すと転職の動機にもなっています。

プロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダーがお客様の言いなりになるのではなく、
しっかり間に立ってエンジニアを守らなければいけないんだと強く意識させられました。
これは現在BTMで同じ役職になった今でも一番大事にしている考え方です。

<古川>
その他に転職の直接的な理由があったんですか?

<遠藤>
ここまでの話にも通じますが、
前職で最後に関わった案件でPMが半年で6人くらい代わったことがあったんです。
そうするとそのしわ寄せが全部自分に来る形になるので
さすがに体力的にも精神的にも限界を感じ転職を決意しました。
やっぱりPMの存在はとても重要なんだと痛感しました。

<古川>
そうだったんですね。
そこからBTMとはどのように出会ったんですか?

<遠藤>
とある紹介会社が主催していた転職フェアでした。
そこにBTMも出展していて田口さん(弊社代表取締役社長)が参加されていました。

<古川>
運命の出会いですね!

<遠藤>
今考えるとそうなりますね(笑)
最初はとりあえず話を聞いてみようくらいでしたが

<古川>
どんなお話をされたのですか?

<遠藤>
当時はSES事業メインでしたが
それでもエンジニアファーストという考えをとても大事にされていて
参画する案件も無理強いしない安心感のある企業だと感じたことを覚えています。
また当時からフリーランス向けの自社サービスも持っていたので
着眼点も面白いなと好印象でした。

<古川>
なるほど。
そしてそのまま応募されたんですね。
そこから入社まではスムーズでしたか?

<遠藤>
たぶん(笑)
その時の転職活動ではBTM含めて2社だけ受けていて
結果BTMに決めました。
理由は様々ありますが今考えてもBTMで良かったなと感じます。
もう1社の方は前職と似た雰囲気があったので。

<古川>
では遠藤さんの中ではほぼほぼ気持ちは固まっていたんですね。

<遠藤>
はい。
BTMにはインフラエンジニアとして入社しましたが
面接の中でインフラエンジニアとしてだけでなく
WEB領域の経験もできるという話も聞いていたので
前職の経験をフルに活かせるとも感じられました。

<古川>
入社されてから現在に至るまでにはどのような流れがあったのでしょうか?

<遠藤>
最初はSESからでした。
ちなみに今でも関わりのある企業の案件でした。

<古川>
入社当初から転職のきっかけになった方の様なPMを目指されていましたか?

<遠藤>
そこはまだ漠然としていましたね。
先ずはエンジニアとしてちゃんと経験できる環境でスキルを高めていこうと考えていました。
前職では満足に学んだり、自己研鑽することもできなかったので
広く浅くではなく自分の武器となる知識を身に付けようとしていました。
それがAWSであったり、クラウドの技術です。

<古川>
BTMでの転機になった案件はありましたか?

<遠藤>
そうですね、ある案件の現場に入った時にゆくゆくは増員して
チーム化していきましょうという流れがあったんです。

その時にたまたまクライアントから
「こんなエンジニアいないですか?」という依頼を頂いて
その情報をBTMの営業に繋いでエンジニアを提案するということが何度かあったんです。
それがけっこう楽しかったという記憶はあります。

結果的に自分が関わったことで人が増えて案件もスムーズになったんです。
プロジェクト全体の形を作ることができたというちょっとした満足感がありましたね。
加えて自分が紹介してその案件に加わった経験の浅いエンジニアが
時間を経るごとに成長してどんどん中心メンバーになっていく過程を見れたことも刺激的でした。

これが転機となってグループ長へ推薦してもらうことができました。
そこから具体的に自分の中からエンジニア以外のキャリアというものが見え始めました。

<古川>
まさに転機という感じのお話ですね!
人の為にしたことが評価されてマネジメントへのキャリアが開かれる、とても素敵なお話です!

<遠藤>
ちゃんと見ていてくれた上司とチャンスを与えてくれたBTMがあったからこそですね。

<古川>
これまでインタビューさせていただいた方々もそうでしたが
BTMは入社前に抱いたイメージと入社後に実感することのギャップが無いですよね。
敢えて言うなら本当に挑戦させてくれた!という良いギャップが強い(笑)

<遠藤>
それには同感です!
可能性を広げてくれるということを身をもって体験しましたから。

<古川>
その後グループ長の経験を経て現在に至る訳ですが
現在の業務内容について聞かせてください。

<遠藤>
先ずは受託案件のプロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーを殆ど兼務しています。
また東京インフラエンジニアチームのマネージメントも担っています。

<古川>
では現在の立場になられた遠藤さんが大事にされていることはなんでしょうか?

<遠藤>
メンバーがしっかり成長できる組織作りを常に意識しています。

当然メンバーに対して過保護に接することはしませんが
前職もそうでしたが同世代のエンジニアが経験してきた時間は
個人差やスキル、プライベートは関係なく圧倒的な業務量を与えられて
もがきながら前に進んでいくという感じでした。
自分もそれを経験してきたので否定はしませんが、その環境下で潰れていく人もたくさんいました。

なので自分は1人1人にフォーカスしてメンバーそれぞれのペースで挑戦し成長できる組織作りをしたいんです。

加えて自分は受ける案件の方向性にも気を付けています。
エンジニアとして必要な知識や技術はたくさんありますが、個々の目指すキャリアにとって必要なものは様々です。
今後どんなキャリアに進みたいか決まっていないメンバーだっています。

どんなキャリアを目指してもその先に必要な経験をBTMで得ることができるように
可能な限り選択肢は絞らずに幅広く受託してメンバーの成長の可能性を広げてあげたいと考えています。

<古川>
素敵だと思います!
では最後になりますが遠藤さんの思う、
「こんな方は絶対にBTMに応募した方が良い!」というエンジニアはどんな方ですか?

<遠藤>
そうですね、こんな方と先ずは気軽にお話してみたいなと思います!

①成長意欲が強い人(自分で成長したい人)
②成長したいが現職の環境や外的要因でそれが叶わないと悩んでいる人

今置かれている環境が不遇であったとしても成長したいという気持ちさえあれば
アプローチ方法を変えるだけで意外とどんな障壁もクリアになるものです。
そんなアドバイス含めて是非お話してみたいですね。

もちろん経験者の方も大歓迎です!
一緒に組織作りをしたいと思っていますのでそちらもご応募お待ちしています!!(笑)


ー有難うございました!

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