エンジニア一人ひとりが主役になれる「最高のチーム」を創るために。
株式会社Nagisaは現在、10万人以上のユーザー基盤を持つエンタメ業界向けのファンクラブSaaS『FAM』を中心に、B2B2CのSaaSビジネスを展開しています。このプロダクトを支え、磨き上げているのは、CTO寺沢が理想に掲げる「スラムダンク」のような個性が噛み合うチームです。
インターンから参画し、激動の15年を駆け抜けてきた寺沢。彼が何よりも大切にしているのは、自身が採用したメンバー一人ひとりの成長と、エンジニアがプロダクト開発を心から「楽しい」と思える環境づくりでした。技術の先に、常に「良いプロダクトを作りたい」という純粋な想いを置き続ける、Nagisaの開発組織の核心に迫ります。
株式会社Nagisa CTO 寺沢和則
「偶然の縁」が繋いだNagisaとの15年。エンジニアとしての原点
──まずは、寺沢さんがNagisaにジョインした経緯から教えてください。
当時、僕が働いていたアルバイト先のお客さんがNagisaのメンバーで、「プログラミングができるやつを探している」とその方に誘われて、インターンとしてNagisaにジョインしました。
大学卒業後は別の会社やフリーランス、大学の研究員など、複数の仕事を掛け持ちしていましたが、当時働いていた会社から「来月から給料を半分にするけど、これまで通り働いてくれ」と言われて、その足で代表の横山に「明日から雇ってください」と直談判して正社員として入社しました。それ以来、Nagisaが生み出してきたほぼ全てのアプリ開発に携わってきました。
1週間でリリースしたアプリが社会現象に。「カメカメラ」が教えてくれたこと
──Nagisaといえば、数多くのヒットアプリを輩出してきましたよね。特に印象に残っているプロジェクトはありますか?
やはり「かめカメラ」ですね。当時、女子高生の間で流行っていたエフェクト付きの写真などを簡単に加工できるアプリです。企画からリリースまで、わずか1週間というスピードで作り上げました。
これがそれなりにヒットし、App Storeのランキングでも見かけるようになりました。この経験を通じて、「ユーザーが求めているもの」を最速で形にするスピード感と、自分たちが作ったものが世の中を動かす手応えを肌で感じることができました。
その後もサンリオさんとのコラボアプリ、マンガアプリ『マンガZERO』など、ジャンルを問わず「2〜3週間で1本出す」というスピード感で数十本以上のアプリを世に送り出してきました。
挫折と葛藤。それでもNagisaで開発を続ける2つの理由
──アプリ開発事業からエンタメ事業への変化、組織の変化も多かったと思いますが、なぜ15年も続けてこられたのでしょうか?
実は一度、本気で辞めようと思った時期がありました。子供が生まれた頃です。育児のため、これまでのようにコミットできなくなった。結果、仕事が回らなくなり、リーダーの座を一度降ろされたんです。
──そこから、なぜ踏みとどまったのですか?
理由は二つあります。一つは、「自分の責任で採用したメンバーが一人前になるまでは居続けよう」という想い。Nagisaに入社してくれた彼らが、明日会社が潰れたとしても明後日には働き先が見つかるレベルのエンジニアになるまで、責任を持ちたかったんです。
もう一つは、単純に「飽きていない」こと。会社が5人の時と100人の時、メンバーという立場とCTOという立場では振るべきバットの大きさが全く違う。例えば50人いた組織が10人になるようなフェーズも含め、常に変化があるから、飽き性の自分でも続けてこられました。
「スラムダンク」のような適材適所のチームを作りたい
──紆余曲折を経て、現在はCTOとして開発組織を率いていますが、どのような組織を目指しているのでしょうか。
「とりあえずNagisaに任せよう」「一旦開発チームに投げてみよう」と、社内外から信頼を得て、大事なタレントやアーティストの方々を任せていただけるような組織を目指しています。
そのためには、全員が平均的に何でもできる必要はありません。むしろ、「この分野なら〇〇さんが一番」「UIのこだわりなら彼に任せれば間違いない」といった、特定の強みを持った個性が集まっている状態。それぞれが自分の武器を最大限に活かし、お互いをリスペクトしながら一つのゴールに向かう。そんな「スラムダンク」のような適材適所の組織でありたいと考えています。
──エンジニアの「自走」という言葉も大切にされていますよね。
そうですね。最終的なゴールは「メンバー全員が楽しいと思える組織」にすることです。 Nagisaのエンジニアにとっての楽しさとは、単に仕様書通りに作ることではなく、自ら考えて形にすることです。だからこそ、不要な承認フローやルールは極力排除し、各エンジニアがオーナーシップを持って判断できる環境を目指しています。「自走できる組織」こそが、結果として最も高いパフォーマンスを発揮すると信じているからです。
こういった組織を作るために、「できる人が来る」ことはもちろんですが、「Nagisaに来たから優秀なエンジニアになれた」と言われるような、成長できる仕組みやノウハウも積極的に作りたいと考えています。
Nagisaが定義するエンジニアの技術力
10万人の熱狂的なユーザー基盤がある『FAM』という贅沢なプラットフォーム
──現在の主力事業である『FAM』の開発において、エンジニアが得られる面白さは何でしょうか?
FAMにはすでに10万人以上のユーザー基盤があります。これだけの規模のプラットフォーム上で、新しい機能をリリースできるのはエンジニアにとって最大の贅沢です。
自分が書いたコードがリリースした瞬間に、熱量の高い数千〜数万人の手に渡り、ダイレクトに反応が返ってくる。また、既存のユーザーDBの上にECや決済などの新規機能を立ち上げる仕組みのため、エンジニアは「プロダクトの本質的な価値」を作ることに集中できます。
──SaaSとしての開発難易度も上がっているのでは?
おっしゃる通りです。現在はB2B2Cのモデルを展開しており、クライアントごとの個別要望に応えつつ、システム全体の汎用性や拡張性を保つという、高度な設計能力が求められます。 「みんながハッピーになれる最適解」をDB設計やシステム構造から考えていくプロセスは、非常にチャレンジングで面白いフェーズですね。
──組織においても拡大フェーズですが、今の規模感だからこその面白さはありますか?
開発スタイルはスタートアップ的で、必要最小限のコミュニケーションでスピーディーにリリースをしていくものの、1つのリリースが影響する対象が多いという歪さが面白さでもあると考えています。
また、全員の顔が見えるので、場合によっては要件のヒアリングや他のメンバーへの指示から任せることもあります。ディレクターや営業から生の利用者の話を聞きながら改善や機能開発を進めることができるのも面白い点ですね。1機能をヒアリングから全て任せているメンバーもいます。
直視すべき「開発組織の課題」
── 一方で、まだまだ発展途上のプロダクトや組織ですが、現在の組織としての課題は何だと考えていますか?
正直に言えば、「技術的負債」と「手数不足」です。
ノウハウがないまま飛び込んだファンクラブSaaS領域だからこそ、今の自分たちから見て「もっとこうすべきだった」という負債はたくさんあります。
また、必要な業務が増えており、手が足りていないという点も課題です。
ありがたいことに、利用いただくタレント、アーティストの方々が増え、サイトの見た目の多様性の担保や機能に関する高い要望をいただいています。また、タレント、アーティスト、そのファンの方々など利用いただく方も多岐に渡ります。複雑なドメインを理解し、これらの要求に応えられるだけの力と人数が必要だと感じています。
技術の先に「良いプロダクト」を見据える人と働きたい
──最後に、どんなエンジニアと一緒に働きたいですか?
「良いプロダクトを作りたい人」。
これに尽きます。 技術はあくまで手段です。プロダクトが盛り上がらないと、エンジニアも楽しくない。だからこそ、UXやビジネスに興味を持ち、「良いプロダクトのためにコードを書く」というスタンスの人と働きたいと思っています。
良いプロダクトを作るために、フロントエンドに強みを持ちながらバックエンドも触れるといったような、横断できるエンジニア、それに挑戦したいエンジニアが増えるのも嬉しいですね。
あとは、「みんなで楽しく仕事ができる人」。
Nagisaをエンジニアとして最高のパフォーマンスを発揮し、成長を実感できる場所にしたい。技術も、ビジネスも、そして開発そのものの楽しさも。そのすべてを欲張りに追求したいエンジニアの方をお待ちしています。
すでに社内からも、技術力や開発スピード、対応力において高い評判を得ている開発チーム。15年間数々の打席に立ち続け、現場を知り尽くした寺沢のプロダクトへの愛とチームへの深い信頼があってこそだと改めて実感するインタビューでした!
株式会社Nagisaでは現在、エンジニアを積極採用中です! 少しでも興味を持ってくださった方は、まずはカジュアルにお話ししませんか?
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