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Schooでエンジニアをしながらピアノ伴奏アプリをリリースした話

Schooエンジニアが個人アプリをリリース

2017年12月に「drops」というブラウザでピアノを伴奏できるアプリがリリースされました。
これを制作したのはSchooのエンジニアの田沢直人。
「放置していたら半年が経ってしまった」と語る田沢に個人のサイドプロジェクトとして 「drops」がどのように作られたのか、リリースされてから2ヶ月経ってどういった反応が来ているのかを聞いてみました。

※このインタビューは「写ルンです」を使ってみたかった人事が撮影した写真が含まれています。

仕事していると見せかけてピアノを弾くというジョーク

・アプリを作ったきっかけ

JavaScriptでデスクトップアプリケーションが制作できるElectronと、Vue.jsを用いてアプリを作りたいと考えていました。
そこで思いついたのが「仕事していると見せかけて、実はピアノを弾いている」というジョークです。
キーボードを使ってピアノを弾くという発想から「ピアノに触ったことのない人が、遊んでいるだけで本当に弾けるようになるアプリ」を目指しました。

ピアノという楽器を覚えるのではなく、ピアノの弾き方を身につけるアプリ

(dropsローンチ時に音楽スタジオにてdropsを使って演奏した動画を撮影した)

・なぜdropsを使うと初心者でもピアノの演奏ができるのか?

楽器アプリをつくるにあたり「本物の楽器っぽさ」を追求していくとキリがありません。
作りたかったのは、遊んでいるうちにピアノが弾けるようになっているもの。
「PCでピアノアプリをつくる」というと、各key毎に音階を配置したものを想像しますが、それだと結局「楽器」を覚えることと変わりません。
大切なのは「ピアノの弾き方」を覚えること。そのためにピアノ演奏時の手に使い方に注目し、コードで演奏できるように一つkeyに和音を入れています。
コードはCなど装飾のないコードを採用し、「楽器としては間違っていない」音がなるギリギリの調整をしています。

写実的再現ではなく、本質を抽出したUIをつくりたい

・アプリをつくるときに考えたこと

僕がピアノを覚えたのは22歳のころでした。
大人になってから独学で演奏を覚えたので、体系的にピアノを学んできたわけではなく、最低限必要なものを覚えショートカットをしながら体得していきました。
dropsではその「感覚」を再現しています。
ピアノという楽器の再現ではなく、「演奏」を抽象化し、本質を抽出したUIを目指しました。

インドとヨーロッパで人気?


(「写ルンです」で撮影するとすごくオフィスが昭和っぽくなりますが、2018年です)

・リリースから2ヶ月経っての反響

リリース後、テクプロダクトニュースサイト「Product Hunt」にdropsが掲載されました。
そのおかげで日本よりも英語圏での利用の方が多く、Product Huntのコメント欄には「awesome!」などの書き込みがありました。
地域別で見ると、どういうわけかは分かりませんが、インドとヨーロッパ圏からのアクセスが多かったです。

・はじめから海外へ向けを考えていたのか

特に海外を意識して作りはじめたわけではありません。
使い方を言葉で説明しないで分かるUIにしたいと思いつくっていきました。
どうしても説明が必要な部分は最低限の英語で記載しました。

Schooでエンジニアとして働くこと


(デイリースクラムの様子。リモートのメンバーとはハングアウトでやりとりをしています)

・Schooに居る理由

僕は20代の後半になってから独学で、さまざまなサイトを見ながらプログラミングを覚えました。
その体験を踏まえて、Schooの「インターネット学習で人類を変革する」というVISIONに可能性を感じています。

・Schooの開発について

Schooでは良い意味で仕事の範囲に制限がありません。
エンジニアが企画から参加し、プロダクトについてどんどんアイデアを出して実装して良いという環境で、一人ひとりが想像力を活かした開発を行っています。
そうした環境から自分でプロダクトを考えるのが好きな人が多くいます。

一生サービスをつくっていたい


・これから

一生サービスをつくっていたいです。
会社、個人問わずサービスをつくり続けて、世の中に新しい視点や価値観を提示し続けていきたいです。

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