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「世の中から卒業をなくす」エンジニアの日常

みなさん、こんにちは。

株式会社スクー・取締役CTOの伊東です。

さて先日、Schooのサービス開発チーム & デザインチームの計8人で、千葉県香取郡に一泊二日で、開発合宿に行ってきました。

タイトルには「日常」と銘打ってますが、早速、「非日常」の合宿についてのレポートです。

今回はスクーの開発合宿について僕の目線から記したいと思います。

◼︎ 開発合宿の準備

合宿は準備がとても大事です。

場所、食事、開発テーマなどなど幹事は、みんなの意見を取りまとめるのに苦労しますよね。去年に続いて今年で2回目となるスクーの開発合宿。今回は、エンジニア、デザイナーの中から1人ずつ幹事を決め、準備を進めてもらいました。

◼︎合宿先の選定

場所についてはメンバーの「昨年と違うところに行きたい」という多数の意見を採用し、昨年にお世話になった「マホロバマインズ 三浦海岸」さんは、残念ながら候補から外すところから合宿先の選定が始まりました。

合宿先の選定には、他社が過去に実施した開発合宿レポートなどを参考にいくつか候補として挙げていきます。今回候補として上がったのは、以下7つの合宿所です。

- 株式会社LIG LAMP合宿プラン
- 千葉白浜フローラルホール
- 浜金谷「まるも」
- 戸倉しろやまテラス
- ITS関東ITソフトウェア健康保険組合 保養施設
- おんやど恵のモニタープラン
- 千葉 土善旅館

どこも魅力的で悩みます……。

とはいえ、予算があっての話ではあるので、合宿先もある程度限定されてしまいます。さらに、今回は「旅行」ではなく、あくまでも「開発」が目的なので、Wi-Fiや電源などPC周りの環境が充実していること、時間に制限なく開発できることを、最優先事項として選定しました。結果、2週間ほど色々と吟味、検討し、上記候補の中から『土善旅館』さんで、開発合宿を行うことが決定しました。

『土善旅館』さんに、決めた理由として全館でWi-Fiが使用でき、モニターやHUB、プレゼンテーションに必要なプロジェクターやスクリーン、電源タップなど必要と思われる機器が全て用意されているところが決め手となりました。(※実際に費用の見積を取ってみたら思っていたより「安い!」というのも決めての1つではありました。)

◼︎テーマ選定

合宿先の選定と平行してテーマの検討も進めます。これについてもいくつかの候補が挙がりました。
候補としてあがったのはこちらの、6テーマです。

- 開発組織についての何か
- 技術的負債の返却しちゃう?
- Schooをちょっとよくする開発
- いままでさわったことのない技術・ツールで何か作っちゃおうぜ!
- バージョンアップ祭りだ! わっしょい!!
- KPI改善大作戦パート1

とはいえ、期間が1泊ということもあり、あまり大きなことはできません。また、範囲をあまり限定しても“開発する楽しみ”が欠け、進捗も良くはないでしょう。なにより、「普段とは違う環境で集中して、開発で成果を出したい」という思いもあります。会社として、サービスとして、開発メンバーとして思うことは様々ですが、結果、組織としての考えを踏まえて検討しました。

そして今回のテーマは「Schooをちょっとよくする開発」としました。

◼︎各自の案出し

テーマが決まったら次は各自の案出しです。

まず、開発を行う際、「1人でも良いし、複数人で同じものに取り組んでもよい」ということ、「当日に開発内容を宣言し開始すること」の2つをルールとしました。
次に、案を取りまとめるためにSpreadSheetを立ち上げて、各自が思い思いにテーマに則した案をあげていきます。かなりの数の案が当日までに挙がっていました。

◼︎開発合宿-当日編-

▶ 1日目:6/16(金)

・09:35@東京駅八重洲口バスターミナル集合

いつもの出社時間の10時より早い時間で、いつもとは違う場所での集合。
心配はしていたものの1名の電車遅延を除き、メンバー全員が集まりました。

◼︎普段よりちょっと早い時間に、やや眠そうなメンバーのみなさん

・09:50 東京駅発(バス)

移動には電車とバスが候補として上がりましたが、移動時間の少ないバス移動を今回は選択しています。

◼︎こういうみんなでのバス移動も合宿の醍醐味の一つですよね

・11:40 宿最寄りバス停着

全行程で2時間ほどの移動ですが、到着が近付くにつれて、バスから見える風景も都心とは違い、緑濃くなってきました。

◼︎バスから見える田園風景。緑がとても気持ち良いです

◼︎『諏訪大神』の前でパシャリ


無事に到着しました。バスを降りて目の前は土俵もある『諏訪大神』。
すでにちょっと疲れて見えますが、移動中に睡眠に耽っていただけです。

◼︎寝起き眼で歩く面々。歩きながら目を醒ましました

・11:50 昼食(※青柳亭

昼食はバス停近くの『青柳亭』さん。
メニューも非常に多く、みんなで「しじみ丼」や「蕎麦」などを美味しくいただきました。

◼︎僕が食べたのは「しじみ丼・もりそばセット」でした。絶品でした。

・13:30 宿到着
本日お世話になる『土善旅館』さんに到着しました。

◼︎ウッディな渋い看板がお目見え。「スクー様御一行」をお出迎えしてくれました

食堂前のロビーにある書棚には、書籍ラインナップとしては、かなりの偏りを感じましたが、エンジニアやデザイナーっぽさを感じさせる書籍もありました。
諸々の説明を旅館のスタッフから聞きつつ、開発のメイン会場へと移動します。

◼︎和風をベースとした、非常に居心地のよい空間

会場は、かなり広く、片側の壁はホワイトボードとして書き込むことができるようになっていたり、PCモニターや電源タップやケーブル類はすでに準備されていました。(※人をダメにする噂のクッションも完備されていました。)

◼︎人をダメにするソファに早速ダメにされる小原くん(※普段は法人開発などに従事)

・14:00 作業開始

まず最初に、今回の合宿期間中で「何を開発するか?」を各々が宣言していきます。結果として今回の開発合宿は全員がそれぞれ違うものを開発することになりました。宣言以降は食事のタイミングを除き、各自自由に翌日の発表時間まで淡々と開発し続けます。

◼︎夕食まで、思い思いのスタイルで開発を行いました

・19:00 夕食

夕飯は品数も多く、優しいお味で、大変美味しゅうございました。

◼︎海の幸を中心とした絶品の夕食が待っていました。手前のご飯の大盛り具合はすごかったです

・19:30 開発&自由時間

開発合宿の夜は長いので、食事後に全員で近くのスーパー(※歩いて10分少々)まで買い物に行きました。戻ってきたら、各自モクモクとPCに向かって作業開始です。
お風呂も各自好きな時間に入浴をしていました。早い人で、2時頃には就寝している人も居ましたが、翌日まで部屋に戻らないメンバーも居ました。

◼︎夜の買い出しの様子。夜風がまだ肌寒かったです

▶ 2日目:6/17(土)

・08:00 朝食

眠い目を擦りながら……、全員揃っての朝食です。
夕飯と同様に品数が多く、大変美味しゅうございました。(※2回目)

◼︎和洋折衷、朝からガッツリ食べました

・09:00 自由時間&開発

発表まで残り1時間少々。
最後の追い込みです。既に出来上がった人は、発表用の資料を作成したりもしています。

◼︎すでに作り終えて余裕をかます田沢くん(※普段は主に、プレミアム会員事業の開発を担当)

・10:30 発表時間

いよいよ発表です。
すぐにでもサービスに組み込めそうなもの、これからの開発効率が良くなりそうなもの、現在のUIのリデザインなど様々な成果発表がされていきます。今回は開発内容が各自バラバラだったので、バリエーションに富んでいて非常に楽しい発表でした。

◼︎デザイナーの石渡さんの発表(※普段は主にSchooのデザイン全般を手がけるエース)

◼︎田沢くんの発表の様子(※余裕を持って仕上げただけあって、発表にも余裕を感じます)

全員の発表が終わったら、最後は1人2票を持ち票として、最優秀賞を決めるべく投票です。
ルールとして「自分の開発したもの以外で良かったもの」に投票することとしました。なんと今回はTOP得票数が2つ……。なんと票が割れてしまいました。

◼︎全員が注目の中、投票の結果発表

ちなみに選定されても賞品や賞金などはありません。あるのは名誉だけです(笑)。発表が終わり、各々感想を述べながら余韻に浸りつつ、片付けです。

・12:30 解散時間

終わってしまうと、あっという間の1泊2日でした。

◼︎ まとめ

宿の設備はとても充実していたし、一泊という短期間ではありましたが、成果としては非常に高いレベルのアウトプットが出てきた印象で、みんなが集中して思いを形にした最高の合宿でした。※これ来年も同じこと言いそうですが(笑)。

また各々が普段以上に相互に話をする時間もあり、強い組織形成に向けて良い効果を出せたとも思います。ぜひ来年も開発合宿に行きたいと思います。

そしてスクーでは、こんなに楽しい開発合宿に一緒に参加したいと思ってくれるエンジニアを募集しています。

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