こんにちは。キャリア支援事業を行う会社、株式会社アキュートの執行役員をしております部田光一です。格差が進む世の中と言われていますが、ご自身は格差社会のどの位置にいると認識しておりますでしょうか？

「アッパーではないけどミドル層以上かな。」

「年収1000万は見えないけど、平均年収以上だし私はましな方なはず。」

「収入は決して良くないが、もっと下がいる」

「まあ、ほぼ底辺だろう。このままじゃダメなのもわかっているがどうしようもない」

それぞれ感じるところはあると思いますが、所得を格差の基準とするなら格差を解消するには、自身で利益を作るか、報酬を上げるかのどちらかになってきますね。

投資や副業、ギグワーカーなどの自身で益を得る手段に対しての柔軟性は増してきていますが、多くの人のベースとなる考え方は俄然報酬額を上げる事を優先した方が良いでしょう。

キャリア形成は一定のところまでは難しくない

そもそも投資や副業などの個人としての再現性のある利益体質を作ることは、それなりの知識と行動が必要です。

それらで現報酬に大きなインパクトを与えるのと、そもそも報酬を上げるのでは、後者の方が確実だからです。

時給1100円で働く人が時給1200円になることはイメージが湧きやすいと思いますが、なかなかそれを実現しようと思っても簡単ではないと思います。

時給仕事の多くは仕事の内容や責任が変化しにくいからです。

いわゆる労働集約型の働き方の典型の【この作業一時間分の労働対価】という報酬形式です。

同じ職場の人たちは管理者等を除いてほぼ同じ水準の報酬額になっているところがおおいでしょう。

この場合管理者に上がるか、他企業の少し責任かやることが重くなる職業に転職をすることです。

報酬や時給の話をしていますが、必ずしも収入が上がることがキャリアアップではないのですが、一つの指標としてはわかりやすい基準です。

では、時給1100円人材がどのようにキャリアと報酬を上げていくのか。

仮にアルバイトとして働いている場合、同業のアルバイトに職を変えても大きな変化はないでしょう。

かと言って自身が働いているところで社員化を受け入れてもらえるかは会社の状況によりけりです。

最も確実なのが、転職サイトなどで自身の業務内容を上げる形になる求人に応募することです。

少なくとも提示の待遇で人材を必要としているので、それが自身の立場を上げるものなら採用されればキャリアは確実に上がります。

大きく自身のレベルと相違がある求人でなければ、現職で都度然るべく職務を全うし就活を重ねればある程度のキャリアアップは叶えられるものです。

適したサービスを利用すればさらに叶えやすい環境になっている

とは言え具体的にどうなれば業務や職責が上がっているのかイメージが湧かない。そもそも就活自体のやり方がわからないという人も居ろうかと思います。

現在では厚生労働省のキャリア支援事業や民間企業でもそういった方向けの支援サービスが増えているのが現状です。

そういった便利なサービスを活用すればより容易になります。

私共がキャリア支援をしている対象は、タイトルにあるように「無職」「フリーター」になりますが、特に大学を卒業していない中卒、高卒、専門卒の方々、そして一度就職の経験があっても3年以内に退職をして以後のキャリアが続かなかった方です。

彼らはキャリア形成の仕方や仕事の膨らませ方を知らなかったり、その能力が伴わなかっただけなので、年齢のアドバンテージがある内に、しっかり適した学びや就業経験を行う事で十分に20代後半以降のキャリア形成を成功させることが可能なのです。

私たちがその層にアプローチをし支援を行なう事で、少しばかり格差から抜け出し充実した人生を送ってくれればやった甲斐があるというものです。

ダメとは言わないが、youtuberや投資で一発当たればといった安易な発想ではなく、まずは自力をつけ、着実に前進できるところに身を置いてほしいと思います。

そしてそういったプラットフォームをしっかり構築していく事を、ミッションとして取り組んでいきたいと思います。