株式会社エーアスクール代表取締役の中川裕樹です。
私は大学で情報系の分野を学んだ後、プログラマー、システムエンジニアとして約18年間、システム開発に携わってきました。
その中で次第に、
「自分の教室を持ちたい」
「子どもたちに、プログラミングの楽しさを伝えたい」
という思いが強くなり、2017年4月、京都府長岡京市にパソコン・プログラミング教室を開校しました。
開校当初に小学生だった生徒たちも、今では中学生や高校生になりました。現在は、小学生から高校生まで、幅広い年代の子どもたちが教室でプログラミングを学んでいます。
子どもたちの「もっとつくりたい」が始まりでした
教室を始めた頃は、Scratchなどのビジュアルプログラミングや、ロボット、ゲーム制作の教材を中心にレッスンを行っていました。
しかし、生徒たちが成長するにつれて、少しずつこんな声が増えてきました。
「もっと本格的なゲームをつくってみたい」
「3Dのゲームにも挑戦してみたい」
「実際のプログラミング言語を書いてみたい」
そこで2018年から、ゲーム開発エンジン「Unity」を使ったレッスンを始めました。
Unityでは、2Dや3Dのゲームを制作しながら、C#による本格的なプログラミングを学ぶことができます。ゲームが好きな子どもたちにとって、自分のアイデアを形にできる、非常に魅力的な学習環境です。
大人向けの教材では、子どもたちには難しかった
当初は、市販されている大人向けのUnity教材を使っていました。
しかし、専門用語が多く、説明の進み方も速いため、中学生や高校生が一人で理解するには難しい部分が少なくありませんでした。
そのため、講師が隣で一つひとつ補足しながら、子どもたちの理解度に合わせてレッスンを進める必要がありました。
また、UnityやC#を深く教えるには、講師側にも一定以上のプログラミングスキルが求められます。
結果として、私や一部の経験豊富な講師に指導の負担が集中し、学びたい生徒が増えても、十分に対応できないという課題が生まれました。
「子どもが自分で学び進められる教材」をつくる
この課題を解決するために考えたのが、子どもたちが動画を見ながら、自分のペースで学び進められる教材です。
操作を一つずつ丁寧に説明し、プログラムの意味や考え方も、できるだけ分かりやすく伝える。
分からないところは何度でも見直せる。
自分で考える時間を持ちながら、困ったときには講師へ質問できる。
そんな学び方を目指し、教室で実際に生徒へ教えながら、教材の制作と改善を重ねてきました。
これが、中高生向けUnityプログラミング教材「ユニプロ」の始まりです。
現場の声から、教材を育て続けています
ユニプロは、机上の企画だけでつくられた教材ではありません。
直営教室で実際に子どもたちが学び、
「どこでつまずくのか」
「どの説明なら理解しやすいのか」
「どんなゲームなら夢中になれるのか」
といった反応を確かめながら、何度も改善してきました。
現在は動画だけでなく、より深く学ぶためのテキストや設計書、課題、指導者向けのサポートなども整えています。
教室の生徒や保護者、全国の導入教室から寄せられる声をもとに、今も教材を育て続けています。
教材が、講師と子どもの時間を変える
教材を活用することで、講師がすべての操作を一から説明し続ける必要がなくなりました。
その分、子どものアイデアを聞いたり、つまずきに寄り添ったり、さらに一歩進んだ挑戦をサポートしたりする時間を増やすことができます。
また、教室運営側にも、教材の改善、保護者への報告、イベントやコンテストの企画、集客などに取り組む余裕が生まれました。
教材によって講師を必要なくするのではなく、
教材に任せられる部分は任せ、人にしかできない関わりを増やす。
それが、私たちの目指している学びの形です。
プログラミング教育の、次の可能性を一緒につくりたい
これからのAI社会では、単にプログラムを書けることだけではなく、
自分で考えること。
アイデアを形にすること。
課題を見つけ、試行錯誤しながら解決すること。
こうした力が、ますます大切になると考えています。
私たちは、教室運営と教材開発の両方を通じて、子どもたちにたくさんの「できた!」を届けていきます。
教室の現場で子どもたちと向き合いたい方。
教育や教材づくりに関わりたい方。
将来、自分の教室や教育事業を立ち上げたい方。
ぜひ、私たちと一緒に、これからのプログラミング教育をつくっていきませんか。