100本のスプーン
100本のスプーンはコドモがオトナに憧れて、オトナがコドモゴコロを思い出す。そんな思いを叶えられるファミリーレストランです。東京・二子玉川と清澄白河(東京都現代美術館)、神奈川・あざみ野の3店舗展開しております。
https://100spoons.com/
エンジニア・デザイナーとして「テクノロジーや技術でお客様に貢献したい」「社会やビジネスに貢献したい」と考えている方にとって、私たちアクトビの働き方はその答えになるかもしれません。
私たちは「“ただつくる”だけではなく“共創する”」をポリシーに、クライアントのビジネスパートナーとして本質的な課題解決に挑む目的駆動型のテクノロジー専門家集団です。
この記事では、アクトビの2つのプロジェクト事例をご紹介します。エンジニアやデザイナーが持っている本当の介在価値とは?そのヒントがここにあります。
はじめに
【事例1】スープストックトーキョー様──ブランドの世界観をシステムで体現
【ブランドの世界観をシステムで表現するという課題からスタート】
【言葉の奥にある“らしさ”まで汲み取り、共創していく】
【伴走を支える、徹底したユーザー視点と事業視点】
【信頼が生んだ「困った時の相談相手」というポジション】
【プロジェクトメンバーの声】
【ご支援実績インタビューはこちら】
【事例2】トゥモローゲート株式会社様──徹底的に自分ごと化、共に創る新規事業開発
【β版を正式版としてリリースするため始まったプロジェクト】
【これまでの背景を理解し、進むべき道を明確にする】
【「デザイン先行」と「建設的な対話」で認識のズレを防ぐ】
【伴走型の支援が、信頼関係をより強固に】
【プロジェクトメンバーの声】
【ご支援実績インタビューはこちら】
あなたの技術で、ビジネスの未来を動かしませんか?
私たちは「決められた設計書通りものを作る」という開発会社ではありません。
クライアントが本当に解決したい課題は何か。本質を問い、事業を自分ごととして捉え、アイデアをゼロから企画・定義していく。この姿勢こそが、デジタル領域における唯一無二のビジネスパートナーとして、クライアントの期待を超える価値提供に繋がっています。
そのため、プロジェクトの多くは「こういうことをやりたいんだけど、どうすればいい?」という抽象度の高い相談から始まります。ゴールから逆算し、「何を作るべきか」をエンジニア・デザイナーが直接お客様と対話する。企業側の視点とテクノロジー側の視点、双方から目的への理解を深め、最適な手段を提案します。
「つくって終わり」ではなく、クライアントの目的達成や課題解決を真の目的とし、伴走し続ける姿勢こそが、アクトビがパートナーとして選ばれ続ける理由です。
では、この開発スタンスが実際のプロジェクトではどう発揮されるのか?
2つの事例で見ていきましょう。
食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を運営する株式会社スープストックトーキョー。“世の中の体温をあげる”を企業理念に、数々のユニークな施策を行っています。サイトやアプリの開発はもちろんのこと、施作のひとつひとつにもしっかりとした世界観を作られており、デジタル領域でのチャレンジも数多くされています。アクトビでは、ブランドサイト開発だけにとどまらず、キャンペーン時などは期間限定サイトの制作などもお手伝いさせていただいたり、長期的にデジタル領域のパートナーとしてご支援をさせていただいています。
最初のご依頼は、創業当初のブランドサイトリニューアルをされたいというものでした。当時、スープストックトーキョー様は別の開発会社様とプロジェクトを進めていましたが、「ブランドが大事にする価値や世界観を、システム上でどうすれば表現できるのか」という、難易度の高い課題に直面。この課題を共に解決し、理想の形を実現するための新たなパートナーとして、アクトビに相談が寄せられました。
このプロジェクトの成功には、クライアントとなるべく同じ景色を見れるよう、最大限努めることが不可欠でした。まずは、スープストックトーキョー様が語る言葉の奥にある価値観や、言語化されていない“らしさ”まで深く汲み取り、理解することから始めました。ブランドの世界観や価値観には、ロジックだけでは説明しきれない感覚的な要素も多く含まれるため、初めにワークショップなどで対話を重ねることで認識のズレをなくしていきます。
ブランドへの深い理解を基に、具体的な開発プロセスでは、特に以下の点を徹底しました。
─1. 徹底したユーザー目線
開発者自身も一人のユーザーとして、実際に店舗に足を運びサービスを体験。店舗でシステムがどのような場面で、どんな目的で使われているのか、レジには普段どれくらい列ができるのかなどあらゆるケースを想定・観察し、開発やUI/UX設計に落とし込めるように努めました。
また、スープストックトーキョー様が毎年開催されている『Curry Stock Tokyo』などのイベントなどには、必ずプロジェクトチームで足を運び、お客様が何に心惹かれ、どう行動するのかを肌で感じ取るなど、運用者側の目線だけでなくユーザーの視点からも、最適なシステムを目指しました。
─2. クライアントの組織成長への配慮
私たちはただシステムを作るだけでなく、作った後の「運用」がクライアント社内でスムーズに回るかも重要だと考えています。今後クライアントの組織が拡大し、業務の分業化が進む可能性がある状況なども想定し、“拡張性を考慮した開発”を行うのはもちろん、別の新しいシステムを導入することで不具合が生じないか、業務フロー全体が円滑に回るかなども常に考慮しながら開発を進めました。そのために、ミーティング等で組織構造の変化を察知し、確認先が増えることなどを予測して開発スケジュールを調整するといった配慮も心がけています。
当初のブランドサイトリニューアルを成功に導いたことから、有難いことにご信頼をいただき、現在支援領域はブランドサイトに留まらず、コーポレートサイト、施策ごとのサイト、法人向けサイトの立ち上げまでに拡大。今では、何か課題が上がった際にご相談をいただける「困った時の相談相手」のようなポジションになれているのではないかと思います。
このように「ただ作るではなく、共創する」という姿勢は、テクノロジーの専門家としてだけでなく、パートナーとして頼っていただけるようになる。これこそが、アクトビが目指す伴走支援です。
アクトビが支援したその他の取り組み
◾️カレーをテーマにしたイベント「Curry Stock Tokyo」
◾️スープストックトーキョー様のファミリーレストランブランド「100本のスプーン」
エンジニアである僕たちは今まで “言われたものを正しく作る” という「手段」に囚われがちでした。しかしこのプロジェクトでは『そもそもどうあるべきか』という提案から関わり、共に考えながら創っていくことができました。要件や仕様などが決まっていない状態から “共創する” という経験は、僕たちにとって他のどんな案件にも活きる、大きな財産になっています。
次に紹介するのは、企業のブランディングを手がけるトゥモローゲート株式会社様との新規事業「B-SCORE」プロジェクト。このサービスを事業としてどう成功させるかから逆算し、共に課題を定義することで、開発会社としてだけでなく、プロジェクトパートナーとしての伴走をさせていただきました。
▼企業ブランド診断サーベイ「B-SCORE」の詳細はこちら
このプロジェクトは、β版を正式版としてリリースするためにスタートしました。新規事業という不確実性の高いプロジェクトを進める中で、トゥモローゲート様は、単に開発を委託する関係性以上に、事業の成功というゴールを共有し、よりスピード感を持って伴走できるようなパートナーシップを求め、アクトビにご相談をいただきました。
私たちに求められたのは、単なる開発ばかりではありません。まず直面した課題は、β版での仕様はもちろん、ここに至るまでの道のりや事業の背景、目標を共通認識化しなければならないということ。まずは「何がどうあるべきなのか」という定義からクライアントとすり合わせる必要がありました。
初めに、サービスに懸ける想いやビジョンを共有するためのワークショップを実施。ポストイットを使い、現状の評価、課題、ターゲット、サービスの優位性などを共に洗い出し、言語化することで、進むべき道を明確にしていきました。
プロジェクトの土台が固まった後の開発プロセスでは、特に以下の点を重視しました。
─1. デザイン先行での制作進行
UI(ユーザーインターフェース)も課題の1つだったため、抽象的な議論ではなく、具体的なデザイン案を先行して作成。それを見ていただいてからフィードバックをいただく事で、認識のズレを防ぎながら議論を促進しました。この段階で「視線移動を考慮したレイアウト」といったデザインの基本方針を定義し、後の開発の軸としました。
─2. 技術的な対話と提案
デザイン以外の仕様面でも、常に「なぜそうするのか」という理由を添えて提案することを徹底しました。当初、サーベイの回答対象者を設定する際は「除外する人を選ぶ」仕様になっていました。しかし、「除外」という言葉は、サーベイという前向きな取り組みのイメージを損なう可能性があると考え、「除外」ではなく「対象者のみを選択する」形に設計を見直すことを提案しました。UIの表層改善にとどまらず、実際にユーザーが感じる体験全体を踏まえた提案をしました。また、「メールアドレスを持たない従業員も使えるようにしたい」などの難易度の高い要望に対しても、考えうる選択肢とリスクを提示し、クライアントが納得できる最適な仕様を共に考え抜きました。
「どうあるべきか?」という答えのない問いに、テクノロジーの専門家として仮説を立て、ロジックで道筋を示し、プロジェクトをリードしていく。この“伴走者”としての姿勢はクライアントに高く評価していただくことができました。今ではより抽象的な課題からご相談いただけるような信頼関係を築いています。
この案件を通して、クライアントのサービスにかける想いや事業への理解、その熱意を自分ごととして捉えることがいかに重要かを痛感しました。以前は機能ベースでデザインを考えていたことに気付き、今では必ず『このサービスは誰に、どう使われ、どんな価値を感じてほしいのか』『より多くの人がストレスなくサービスを体験し、また使いたいと思ってもらうにはどうあるべきか』という原点に立ち返るようになりました。この視点の変化は、デザイナーとして大きな糧になりました。
2つの事例に共通するのは、クライアントの事業成功を自分ごととして捉える「当事者意識」と、表面的な要望の奥にある課題を見抜く「本質追求」の姿勢です。
アクトビでは、エンジニア・デザイナーはクライアントにとって “開発ができる人”ではなく、“事業を成功に導くパートナー”であるべきだと考えています。これは、ハードスキルが高いだけでは到達できない領域であり、「エンジニア・デザイナー」一人ひとりが持つ、ビジネスへの貢献意欲と専門家としての姿勢の表れに他なりません。
もしこの記事でアクトビのスタンスに共感し、技術やデザインでビジネスそのものを動かしていく面白さを味わいたいと感じていただけたなら、ぜひ一度カジュアルにお話ししませんか?
みなさまからのエントリーを、心よりお待ちしております。