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個の強みを活かし、弱みを相互補完することがプロジェクトを成功させるカギ

1.入社理由について

ADXに入社した理由を教えてください。

桑原:前職でもシステム構想などを含めたご提案をお客様にしていたので、そこでの経験を活かしたキャリアパスを考えてADXに入社しました。コンサルティングに関わる業務が性に合っていたこともあり、自分自身でも仕事の楽しみとなっていたので、そうして適正を考えて今の仕事でさらに自分のスキルを伸ばす良い機会になるのではないかと思いました。
前の仕事でも社外にてお客様と直接的に相対することはありましたが、リモートでの業務も多かったので、働き方もそれほど大きく変わらずにフィット出来るかなと。

2.現在の業務について

現在の業務内容を教えてください。

桑原:同時並行して多数のプロジェクトをマネジメントしています。
現在は某電力系のお客様の既存の業務をSalesforceに置き換える支援や某金融系のお客様のシステム更改および安定稼働のためのプロジェクトを陰から支える役目をしています。複数のプロジェクトを横串でみている感じですね。

プロジェクトには何人ほど参加していますか?

桑原:パートナーを含めると全体で50名程度です。
各プロジェクトでは最小3名~多くて10名以上となり、各案件のリソース管理や進捗管理、進めていくうえでの様々な課題にも対応していきます。もちろん技術的な相談や方針策定もありますが、メンバーとコミュニケーションを取りながらプロジェクトそのものの動かし方とかのメンターというか社内教育のようなものを一緒にやっていますね。

3.マネジメントで心がけていること

マネジメントする上で心掛けていることは何でしょうか?

桑原:最初はヒアリングと関係作りからと常々思っています。もちろん業務に直接的に関係ある技術のレベルや、間接的な知識や経験を把握することも大切な情報収集のひとつです。しかしながらCRM事業部ではいろいろなバックボーンの方が入社されているので、みなさんそれぞれの考え方やそれに至る個々人の思考の道筋をひとつひとつひも解いて、私なりに嚙み砕いて理解することが重要だと考えています。
実際に同じプロジェクトのメンバーとして仕事をするときに、この背景と個性を理解しておかないと、一方的な指示や押しつけになってしまって効率的に業務を進めることが出来ません。メンバーそれぞれの特性を理解することが、チーム全体の強みを強化し、より効率的な仕事をしていくための大きな要因になります。

CRM事業部としての取り組みはありますか?

桑原:CRM事業部での先行した取り組みとして、自社で活用しているSalesforce内のナレッジという部分で、各Salesforceのソリューションに関する知識情報や知恵情報の構築を進めています。こうした「見える化」にて新しく入ってきた方はもちろんのこと、既存のメンバーであっても相互補完的に知識共有を図り、みんなで助け合いながら仕事が出来るような仕組みづくりを進めています。

4.一日のスケジュールについて

1日のスケジュールについて教えてください。

桑原:基本的にはお客様を含めたミーティングが1日の半分くらいを占めています。その中でお客様とコミュニケーションを取りながら、プロジェクトを進捗させるための施策をどんどん進めていく感じですね。他にも適時各メンバーへのフォローやパートナーさんも入れて認識合わせをしたり、さまざまに持ち上がった課題の解決に向けて頭をひねったりしています。

5.今までのキャリアパスについて

桑原さんのキャリアパスの歩みはどこからでしょうか?

桑原:前職での会社の取り組みでSaaSを使っていこうとなったのが2011年くらいなので、10年以上前から今のような仕事に従事しています。当時はあくまで社内ベンチャーみたいな形で始めたビジネスだったので、いろいろと試行錯誤をしながらお客様に提案したり社内やメンバーで仕事を進めたり知見や技術力を高めていきました。
業界的にもセキュリティというところが非常にハードルの高いところだったので、どのようにお客様と交渉していくかを含めて失敗することもありましたが、そうして具体的に浮かび上がってきた課題を実際にモノにしていくところは楽しかったです。まさにモノづくりを最先端でやっている実感や充実感がありました。

ご自身の仕事で大切にしていることは何ですか?

桑原:どのような時でも「絶対にプロフェッショナルであること」を心構えとしています。
高いレベルで要求を言ってくるお客様に対しても、あれこれ交渉をしながら、本音や裏では「これ、実際に検証してみないとわからないな。出来るかな?」みたいなところもあるにはありますが、そこはもう強い気持ちでお客様に対して具体化していくというところを目標にやっているというところがあります。
やっぱりモノづくりはお客さんの感情に直結する部分、出来上がりの具合によって直結する部分もあるので、ただ良いもの作れば勝手に分かって貰えるだろうとして傲慢で逃げるような考えは持たないようにしています。相手に分かる言葉で話していかないとお客様の理解というのは絶対に得られないので、目線としては常にお客様。技術としてはプロフェッショナルでも目線としてはお客様というところは一番大事にしているところです。なるべく横文字も使わずにお客様に分かる言葉で全て話をしてきた経験やコミュニケーション技術やプレゼンテーションノウハウも今の業務で大きく役立っています。

6.CRM事業部の売上が順調に伸びている理由

CRM事業部の売上がプライムビジネスで順調に伸びている理由はなんでしょうか?

桑原: メンバー全員の連携がうまく機能した結果だと考えています。
私自身はこれまで特定業務のお客様を相手にした1年くらいかかるプロジェクトに参加していて、今のような様々な業種のお客様の3カ月で終わる短めのプロジェクトの経験はそれほどありませんでした。先ほど述べたとおり、CRM事業部はそれぞれのメンバーがそれぞれのバックボーンがあり、いろいろな強みを持っているので、私が不足している分野は他のメンバーが、逆に私が秀でている分野は私がフォローしたり前面に出たりして相互補完しつつ協力してやっていく。プロジェクトをみていくマネージャーも複数名いるので、進捗管理やフォローについても、マネージャー間で協力と連携を図りながらすすめていく。この協力関係の歯車が、CRM事業部全体で今カチっと上手にはまって回り出しているのだと思います。
くり返しになりますが、ADXのそれぞれの光る個性を活かした企業風土というか、自由な気風が事業部全体の成功へと導いたものだと考えています。あらためてメンバーには感謝しかありません。

7.CRM事業部が目指す次のフェーズ

CRM事業部として次に何を目指しているのでしょうか。

桑原:さきほどお話ししたとおり、CRM事業部のメンバー全員でお互いに支え合いながら前に歩みを進めてきました。もちろんこれからもお互いに助け合いながら成長をしていきますが、CRM事業部がスタートしてからおよそ2年を経過して、メンバーそれぞれが経験と研鑽を積むことが出来たので、それぞれの特性を最大限に生かした割り振りを考えていきたいと思っています。

どのような効果を狙っていますか?

桑原:その人の資質やスキルを鑑みながら、CRM事業部内で適材適所に対応して効率化を図る、そうしたフレキシブルな部内運営が出来るように組織のあり方についても適時修正と改善を行っていきます。そうした柔軟性ある動きが確保できれば、結果的にメンバーの新しい特性や得意な分野の発見に繋がり、CRM事業部そのものがエンパワーメントを果たせるものと考えています。

8.CRM事業部に今、欲しい人材

CRM事業部が求める人物像について教えてください。

桑原:コンサルタントというと、何かすごく難しいことや大業を為す仕事だと誤解されている方がいらっしゃいますが、この仕事はまずはお客様と対話しながらするモノづくりであることを理解している方に来ていただきたいです。相手が良くわからない専門用語やカタカナ言葉を多用して、なんとなく流行に乗ったような雰囲気で仕事をしようするのは誤りです。

顧客目線でのコミュニケーションが大切なのですね。

桑原:ひとつひとつお客様とのコミュニケーションを大切に積み重ねて、相手の要望を見定め、それを実現する方策を考え、具体的に何を作っていけばいいのか思案し提案する。たとえリモートワークであってもディスプレイの向こうにいるのはお客様やメンバー問わず生きた人間ですので、そうした相手の感情を含めて総合的で多角的なマネジメントを駆使してプロジェクトを成功させる手腕が求められます。これまで培ってきた「対お客様」の経験やスキルが重要となるので、お客さんとコミュニケーションしてきたよという方であれば、それほど心配しなくてもいけるのではないかなとは思っています。

個人のスキルとしてはどのようなものを求めますか?

桑原:技術やスキルの面から言えば、正直マニアックな話になっちゃいますが、もう自分の世界で突き抜けていけるオタクの人が私は好きです。仕事を一緒にしていても、オタクな方は深みをどんどん増していく面白みがあって、ちょっとした仲間意識をもちますね。是非、一緒に仕事をしながら共に腕を磨いていけたら嬉しいです。

9.完全フルリモート環境で起きた変化

完全フルリモートでの生活環境はいかがでしょうか?

桑原:家族との時間が増えました。
特に下の子はまだ10歳なので、仕事が忙しかったり出先の仕事が遠かったりすると、帰ってくると大体寝ているなんてことがよくありました。今はフルリモートなので、ちょっと休憩がてらに家の前の日光浴をしたり外の空気を吸って気分転換していると、学校帰りの子供が帰ってくる姿が見えて、お互いに笑顔で「おかえり」なんて挨拶しながら一緒に家に帰ることが出来るようになりました。アウトドアや料理することも好きなので、夏休みの間は子供たちのためにカルボナーラをいちから作って一緒に食べることも出来ました。

家族との新たな一面が見ることができましたね。

桑原:家で仕事をしていると、当然妻が家事をしているところをたくさん見かける訳ですが、いろいろな発見や驚きがあったことも完全フルリモート環境だったからこそだと思います。仕事で外に出ているときには物理的に見えない部分が多くて、そうした自分が分かっていないことは中々知りえるチャンスもなかったので「奥さん、こういうことをやってくれているのだな」というところを感じるきっかけにもなって、「あ、こんなにしてくれているならちょっとくらい手伝おうかな」と家庭内の意識改革も進んでいます(笑)

10.ワーケーションの利用について

ワーケーションを活用したいと思いますか?

桑原:家族みんなで日本全国47都道府県を全て制覇していきたいと思っています(笑)
沖縄とか北海道とか、そうした人気のところに私も行ってみたいと考えていたのですが、前職にて旅行好きな後輩から「47都道府県、制覇目前です!」なんて話を聞いて、羨ましながらも自分には無理だなあと思っていたのですが、このワーケーション制度を使えば自分にも出来るじゃないか!なんて思い至りました。地元愛が強い妻と子供たちを説得しながら、あと40都道府県を家族一緒にワーケーションで巡ってみたいと思っています(笑)

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