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【社員インタビュー vol.6】外国人であることを100%活かす。それができる会社で、人生賭けて働いています。|セールス部 張洪赫

第6回目のインタビューでは、中国出身の張に話を伺います。外国人事業を営んでいるYOLO JAPANに外国人として働いている張だからこそ、お客様の立場とYOLO JAPANの立場の両方からの話が聞けました。

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所属部署とお仕事内容を教えてください。

はい、僕が所属しているのはセールス部ですね。東日本エリアのマネージャーとして、人材不足に困っている様々なお客様のサポートを行っております。具体的には、外国人アルバイトの紹介をしていますね。実際に客先へ赴くことが僕の仕事で、大手向けの営業をメインでやっています。あとは代理店と一緒に組んで、色んな業界のお客様にアプローチしています。

広く言ってセールス業務ということですね。そもそもの話なのですが、なぜ中国から出て日本で働こうと思ったんですか?

僕はもう日本に来て10年目になるのですが、振り返ってみると自然の流れで日本で働くことになったという感じですね。これは僕の家の話になるのですが、僕は公務員の家庭に生まれ育ったんですよ。そこでたくさん勉強させてもらって、中国の吉林省の司法試験にも合格しました。でも、僕としては公務員にはなりたくなかったんですよね(笑)。公務員になって働くんじゃなくて、ずっと海外に行きたいと思っていたんです。僕は中国語以外に韓国語も話せるので、「じゃあ韓国行けば?」と言われたのですが、もう韓国語は母国語のように話せたので物足りなくて。その代わりじゃないですけど、日本語は分からなかったので逆に挑戦したいと思ったのが、日本に来たきっかけなんですよね。短く言っちゃえば、公務員になりたくないから日本に来たって感じです(笑)。

すごいですね…。今は日本人と遜色ないくらいに流暢な日本語を話されていますが、その時は全く話せなかったということですか?

今はもう10年いますからね…それこそ日本語も母国語のように話せるのですが、あの時は日本に来て初めて語学学校で「あいうえお」を学び始めたので。1年間日本語学校で語学を学んで、更に2年間専門学校に通ってから法政大学に入りました。大学では人材育成をテーマとして、外国人の社員、特に新卒がどういう風に日本企業に定着できるのか、ということを学びました。

もしかしてそこで学んだことが、YOLO JAPANを選んだ理由に関わっていたりします?

いえ、どちらかというと本当に「縁」です。

実はYOLO JAPANには去年の11月に入社したのですが、それまでは別の会社に在籍していたんですよ。前職は、新卒紹介の実績で結構有名な会社で、様々な業界に精通していたり、知識があるアドバイザーと呼ばれる方を顧問として、その知識を必要としている会社に紹介する仕事をしていました。

そこで何が「縁」かと言いますと、僕のクライアントから加地社長を紹介されたことなんです。「YOLO JAPANという会社を広めていく上で、いろんな業界の人脈がほしい。顧問を紹介して下さい」とのことで、僕が社長の担当になって営業に向かうという偶然が起こったんですよ。それが去年の6月くらいだったかな。

で、営業に行くと「いや、もう顧問じゃなくてあなたの履歴書を下さい。今僕たちは外国人事業をやっているので、あなたみたいな外国人と働けば、もっと面白くなる」ってスカウトを受けたんですよね。その時は冗談かなと思って受け流しちゃって、全然連絡も取らなかったんです。

そうすると、半年後に社長から突然連絡が来て、一回ご飯に行きましょうという話になって。それで、2日連続でずっと社長と飲みに行っていて(笑)。飲みつつ話すうちに、社長の外国人に対する想いがすごくアツいことを知って。…僕も日本では外国人なので、日本に来てから今までずっと外国人として過ごしてきたんですけど、加地社長みたいに、外国人よりも外国人のことを想っている日本人に初めて出会ったんです。

その時に、この会社は面白そうだなって思って。もう、ただただ社長を信じて「じゃあやりましょう!」と思い切りがついたんです。なので、僕は社長と飲みに行った次の日にですね、まだ内定も貰わない内に前の会社に退職届を出しに行きました。それで社長に「もう退職届出しちゃったんで、YOLO JAPANに行くしかないです」と話して、早速引継ぎとか終わらせて11月に入社しました。

だからYOLO JAPANを選んだと理由としては、事業内容が面白くて、かつ必ず伸びる業界にいるっていうこともあったんですけど、あとはもう完全に社長です。社長のアツい想いを聞いて、一緒にやりたいと思ったので僕は今ここにいます。


YOLO JAPANメンバーで集合写真

インタビューしているとより分かるのですが、やはり皆さん社長の想いや言葉にノックアウトされてますね。具体的にはどんな話をしたんですか?

どちらかというと、僕が話すというよりも社長からすごくたくさんのヒアリングを受けたんですよ。「張さんは日本に来て何をやっていたんですか?」や、「今後外国人が日本で活躍する社会についてどういう風に思いますか?」という質問をされましたね。

他にも、社長の言った言葉の中で印象的だったのは「日本に住んでいる全ての外国人のパパになりたい」って言われたんですよ。ちゃんとビジョンを持って、ここまで言える人ってなかなかいないです。こんなにアツくて、外国人のことを思ってくれるパパがいたら、僕も外国人の立場としてすごい嬉しいなと思いました。

というのも、正直お恥ずかしいのですが僕は日本に住んでからの10年間となるけれど、特に外国人のために何かしようって思ってなかったんですよ。もう、自分のことに必死だったので。だからこそ、社長に対しては外国人のことをここまで思ってくれる日本人もいるんだっていうのが強く心に残っていて。

新卒で入った会社を辞めて飛び込むのは大分リスクだとは分かっていたんですけど、それでも、社長のアツい想いにやられちゃいましたね。僕も賭けようって。今後会社がどうなるかは分かりませんが、一回賭けてみる価値があると本気で思ったんです。

それでYOLO JAPANに入ってきてくれたんですね。実際入社してみて、YOLO JAPANという会社についてどう感じていますか?

やっぱりベンチャーならではの面白さというのはありますね。それに加えて、僕は外国人なので顧客の目線からも、会社の目線からも物事を見ることができます。だから、「外国人のために何かやりましょう」という提案や施策を考えるときに、「これは本当に外国人が喜んでくれるのかな?」という視点に立ち戻ることができますね。内側からも外側からも貢献できるというのは、やはりやりがいです。

顧客の目線からも考えられるというのは非常にアドバンテージになりますよね。例えば、YOLO JAPANで提供している求人サービスなんかでも活かせそうです。

働くことに関しては、僕の経験からももっと良くしていきたいと思うところですね。本当に、日本に来た外国人にとって、日本で初めて働くっていうのはめちゃくちゃ大変なんですよ。

僕が日本に来て最初にアルバイトをしようと思ったときも、日本語が話せないから韓国料理のお店でお皿洗いから始めましたし。ただそうしちゃうと、韓国人とか中国人とか、自分がもともと属しているコミュニティに入っちゃってなかなか出られなるんです。そうなると、日本語は話せないままだし日本人のコミュニティにも入れなくなる。

これじゃだめだと思って、5年半、外国人が一人もいない寿司屋さんでアルバイトしたんですよ。それがもう本当に怖くて。板前さんって怒るとき、包丁持ちながら江戸弁で怒るんですよ。めっちゃめちゃ怖いんですよこれ(笑)。1回目は教えてくれるんですけど、3回目になるとすごく怒る。

その環境の中で、でも話さなきゃいけないとか、このネタの名前覚えなきゃいけないとか、自分を追い込みをかけていったんです。そうこうしていたら、「あれ?他の同級生より日本語話せるじゃん」となって。僕の場合は言語の壁はこうやって乗り越えましたね。

ただ、多くの場合は友達でも家族でも、誰かからの「縁」で助けてもらわないと厳しい場合も多いです。それは、アルバイトを探すことでも同じで。情報がないから日本語学校の事務の先生に聞くしかなくて。だから低い時給で働くことも多くて、もっともっと良い給料の仕事はあるけど、情報として知らないから就けない…という状況に陥ったりするんです。それでずっとそこで1年とか2年とか働く。そんなのはもったいないから、僕らの方で手助けしていけたらと思うところですね。

苦労されたんですね…実際に外国人として日本で働くことの大変さを知っているからこそ出るアイディアもわきそうですね。では、日本人と働く上で心がけていることなどはありますか?

日本人、というか…僕も日本に来て長いので、だんだん感覚が日本人になってきてるんですよね。外国人だから自由に遠慮なく話した方が良いかもしれないんですけど、最近遠慮しちゃうんです。それで良いときもあるんですけど、あんまり良くないときもあって。

ただ、常に意識していることと言いますか、単純に僕の考え方なんですけど、会社のメンバーは家族だと思っています。だから喧嘩してもいいし、僕がカバーできる部分は全部カバーしたいと思っています。

あと、僕はすごく負けず嫌いなんですよ。競争が好きとも言えるんですけど。だから、例えば僕の部門ならセールスなので、受注数などでもっともっと皆さんと競争して、お互いに相乗効果で高みにあがっていきたいと思っています。

…僕がそう思えるのは、皆さんが真剣に自分の仕事と向き合ってるからというのもありますね。ただ、その反面仕事の話が多くなってしまいがちなので、もっと雑談したいなって常日頃から思っていますね(笑)。


会議室でチームメンバーと戦略を練っている様子

インタビューしながらですが、結構お話好きな感じがひしひしと伝わってきますね(笑)。

やっぱり、新しく来てくださった方ともたくさん話せたらいいですよね。

僕自身が外向きで話し好きというのがあるので、新しく入られる方もそうだったらすごく嬉しいですね。性格が明るくて、話し好きみたいな…やっぱり社内の雰囲気作りからも、良い影響を与えられたら良いと思っています。

今YOLO JAPANでやっている事業が、必ず成長する分野っていうのは間違いないです。僕にはこの会社を皆さんと一緒に上場まで持っていって、大きくする自信があります。だから、そこに乗りたい人はぜひ来てほしいです。

お仕事以外に、週末のプライベートではどんな風に過ごしているんですか?

週末はサッカーを毎週やっていますね、馴染みの中国人チームがあるので。ちなみにポジションはセンターバックです、サッカーが上手いわけではないのですが体がでかいので(笑)。あ、でも先週はサッカーやってないんですよ。

あと、去年結婚したばかりなので、週末2日の休みの内1日は家内にあげてますね。こう振り返ると結構充実してますね。でも…贅沢を言えば、スケジュールが仕事でも趣味でも詰まってるので、一人の時間が欲しいってくらいですね(笑)。

平日と休日、しっかりメリハリがついていて楽しそうですね…今度サッカーの試合の話を聞かせてくださいね。では、今回はこちらでインタビューを終わりとさせていただきます。ありがとうございました!

(インタビュー:北山)

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今回のインタビューで、よりYOLO JAPANのことが伝わったかと思いますが、いかがでしょうか。

少しでも共感していただけたり、疑問などがあればいつでもご連絡ください。
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