STEP１　１万時間

　人間には得手不得手があって、能力には差が生まれる物だが

そんな能力の差があっても、ある程度の時間を費やすことでプロに近づくと言われている。

その時間が１万時間だ。

どんな人間でもひとつの事に１万時間を費やすことで、ある種の能力を身につけることが出来るという。

STEP２　意識を集中

　誰もがある程度の成果を得ることができる１万時間だが、実は結果には大きな差が生まれるという

その理由は意識がどこにあるのか？と言うことだという。

僕の行き付けのレストランのシェフはこんな言葉を教えてくれた。

僕はヨーロッパでも料理の修業を積んできたが、絶対に勝てない物があるんです。

それがお袋の味です。

確かに僕らは沢山の美味しい食材を使って不特定多数の人に料理を提供してきました。

でも、母が我が子に振る舞う気持ちには勝てないでしょう。

命尽きるときに有名シェフの料理かお袋の味かと問われれば、必ずお袋の味を選択される。

ここに時間を費やす大切さと、その心の深さを感じるのです。

僕らの時間は平等だ。その時間をどのように使うかは、僕らの心にある。