こんにちは!
アンドストーリー 採用担当の清水です!
今回のストーリーは、動画クリエイターのYumaさんに、プロモーション動画制作についてお話を伺いました!
商品の良さを“日常の風景”として映像に落とし込むために、どんな工夫と挑戦があったのか?
関係構築から色彩設計まで、現場のリアルが詰まった対談をお届けします📨
目次
1.「“暮らしの中にある商品”を映像で伝えてほしい」そんな想いから始まった
2.全工程をひとりで。現場とカメラをつなぐ橋渡し
3.ロケハンなしで挑んだ、事前準備が命の現場
4.春に見せる冬の映像。細部まで演出にこだわる
5.一番の壁はロケ地探し。でも、それが一番の学びだった
6.これからも“伝わる映像”のために、自分なりの開拓を続けたい
1.「“暮らしの中にある商品”を映像で伝えてほしい」そんな想いから始まった
清水:
今回のお仕事は、どんなきっかけで始まったんですか?
Yuma:
株式会社マークスさんの新商品のプロモーション動画制作でした。
リリースの2〜3ヶ月前にお声がけいただいて、
関係者向けと店舗用サイネージ用の動画が必要という内容でした。
清水:
なるほど!実際の商品が並ぶ前からの動きだったんですね。
依頼の背景にはどんな課題があったんですか?
Yuma:
「商品そのものの魅力は伝わるけど、買ったあとに日常でどう使われていくのかが見えにくい」っていう声があったそうです。
だから今回は、“日常の中でどう溶け込んでいくか”を映像で見せたいというオーダーでした。
2.全工程をひとりで。現場とカメラをつなぐ橋渡し
清水:
今回、チームはどんな体制で動かれたんですか?
Yuma:
ほぼ一人で回しました。
ヒアリングから構成、絵コンテ、撮影、編集まで全部自分で行っています!
社内メンバーが1人サポートで入ってくれましたが、
あとはモデルさんと、店舗側の店長さんたちとやり取りしながら進めました。
清水:
モデルさんのキャスティングもですか?
Yuma:
はい、それも自分でやりました。
なるべく企業さんのイメージに合うように、ショップの雰囲気と合わせながら選びました。
3.ロケハンなしで挑んだ、事前準備が命の現場
清水:
制作の流れはどんな感じだったんですか?
Yuma:
ヒアリング→構成案→絵コンテ→ショップのアポ取り→撮影→編集→納品って感じです。
ロケハンは行わなかったんですが、
それは自分が普段から通ってるお店を使ったからで、事前にイメージが掴めてたんですよね。
清水:
お店の雰囲気がブランドに合うかって、結構重要なポイントですよね。
Yuma:
そうなんですよ。ブランドの世界観に合うかどうか、めちゃくちゃ気にされてて、、、
なので、事前に写真を用意して、会議で細かく説明しました。
擦り合わせの会議も2回やってます。
クライアントさんとはもともと関係性があったので、
初回から“好きそうなお店”をあらかじめピックアップできていたのは大きかったです。
↓実際の絵コンテ資料です
4.春に見せる冬の映像。細部まで演出にこだわる
清水:
今回の動画って、Yumaさんが撮影・制作した他の動画と雰囲気違いますよね?
今回は、特に色合いに暖かみがあるというか、、、
Yuma:
気づいてくれた、、、!
実は、撮影が真冬だったんですけど、動画の公開は春だったんですよ。
色味を暖かくしたり、演者や映り込む人の服装を工夫したりしました。
日付が入るような小物だったり通行人のダウンとかもNGでした(笑)
「こう見せたい」は企業側からの希望ですが、
「どう見せるか」はクリエイターの仕事だと思っているので、
そこはちゃんと責任を持って考えました。
清水:
動画って一発勝負な部分ありますもんね。
Yuma:
そうなんです。
写真やSNSと違って「あとから直せばいい」ってできないから、
事前準備がすべてです。
(実際に制作した動画はこのページの一番下にあります!)
5.一番の壁はロケ地探し。でも、それが一番の学びだった
清水:
特に大変だったことって何ですか?
Yuma:
やっぱりショップのアポ取りですね。
理想のお店を見つけるのも難しいし、撮影OKをもらうのも一苦労で、、、
面識のないお店にお願いしに行くのって、めちゃくちゃ勇気がいりました。
清水:
でも、それが一番勉強になったとも聞きました。
Yuma:
そうですね。
やっぱり、自分が一度でも行ったことのあるお店だと、ちょっとした関係性があるんですよ。
そういう“関係のタネ”が、こういう時に活きるんだなって実感しました。
6.これからも“伝わる映像”のために、自分なりの開拓を続けたい
清水:
今回の経験を、今後どう活かしていきたいですか?
Yuma:
プライベートでお店に行くと、「ここ、撮影できるかな、、、?」って考える癖がついちゃいました(笑)
できれば福岡だけでも、撮影しやすいお店を自分の中でストックしていきたいですね。
そのためにも、店員さんと気軽に話したりして、ちょっとずつ関係値を作っていこうと思ってます。
清水:
動画制作って、ただ撮るだけじゃなくて、現場との信頼関係もめちゃくちゃ大事なんですね。
Yuma:
ほんとにそうです。
見せたいものと、見せ方の間にある“温度”みたいなものを、どう映像に落とし込めるか、、、
これからも、そこを突き詰めていきたいと思います。
Yumaさん、ありがとうございます!
どう見せるか、どう届けるかを、言葉ではなく映像で表現する。
簡単なようでいて、実は「相手の想いをどれだけ想像できるか」が問われる仕事だと思います。
Yumaさんのように、ひとつひとつの選択にこだわって、
でもちょっと楽しそうに「ついロケできそうなお店を探しちゃうんですよね」なんて話してくれる。
そんな人がいるチームって、すごく素敵じゃないですか?
もし今、映像やモノづくりの仕事に興味がある方がいたら、
ぜひ一度、私たちの会社を覗いてみてください。
私たちは、想いを“かたち”にする人を、いつでも歓迎しています!
↓今回のプロジェクトで制作した動画です!