“最終ゴールはお客様”――その想いは役割が変わっても揺らがなかった。
社員1号として創業期から会社を支えてきた元事業責任者。
彼女が次に挑む挑戦は、ANIMA GROUP初の組織開発チームの立ち上げだった。
事業責任者としての経験を“組織づくり”へ転換し、挑戦が生まれる環境を整える――その取り組みに込めた思いとは?
ANIMA GROUP CDE責任者 宇野莉那
東京都市大学を卒業後、日本ビジネスシステムズ株式会社に新卒入社。2016年よりフリーランスとして活動したのち、2016年10月に株式会社ゲームトレードへ参画。
ゲームトレードの事業運営に携わり、2022年より事業責任者として組織とプロダクトの成長を牽引する。
2025年11月には、組織開発チーム「Culture Design & Experience」立ち上げにあたりチームリーダーに就任。
目次
■元事業責任者のさらなる挑戦―ANIMA GROUP初の組織開発チーム『CDE』
■挑戦のブロッカーを取り除き、“成功パターン”を根付かせる―CDEが目指す組織デザイン
■「事業責任者だったからこそ」――企業価値を高める人的資本への視点
■最終的に価値を届けたいのは「お客様」―そのためにCDEができること
■元事業責任者のさらなる挑戦―ANIMA GROUP初の組織開発チーム『CDE』
―本日はよろしくお願いします!初めに、宇野さんの自己紹介とCDEチームの概要を説明していただきたいです!
よろしくお願いします!宇野莉那です。この会社に社員1号として入社していて、まだオフィスが雑居ビルの一室だったころから携わっています。
入社当初は主にデザイナーとしてお仕事をしていましたが、PdMを経て、2022年から事業責任者を務めていました。2025年の5月から産休をいただいていて、10月からの復帰と同時にCDEチームのリーダーを務めています。
CDE(Culture Design & Experience)は、ANIMA GROUP初の組織開発専任チームで、社長室直下で活動しています。ANIMA GROUPで働く人たちが良い挑戦に取り組めるよう、「文化や制度の側面から企業価値を高める」ことが私たちのミッションです。
―CDEの立ち上げ背景について、詳しくお伺いしてもいいですか?
10月の経営方針を決めるための合宿前日に行われた、代表の額賀さんとのディスカッションの中で、「もっと挑戦できる土壌を、中長期視点で再設計することが重要だ」という認識に至ったのがきっかけです。
また、私はゲームトレードの事業責任者を務めていた時から組織開発に強く関心があったんですよね。責任者として、心理的安全性を高めるためにメンバー同士が困りごとを共有し、オープンに相談できる仕組みを事業部内で整えていたこともあって、「今度はANIMA GROUP全体に向けた組織開発をやってみよう」というお話をいただいたんです。
正直、ゲームトレードに戻りたい気持ちも強かったので、かなり葛藤しました笑
ですが、社員1号だからこそ、ANIMA GROUPのミッションを達成することに対して強い思いもありますし、代表の次に会社の歴史について知っている自負もあったので、ANIMA GROUP全体に貢献する、新しい挑戦として引き受けさせていただきました。
■挑戦のブロッカーを取り除き、“成功パターン”を根付かせる―CDEが目指す組織デザイン
―「文化や制度の側面から企業価値を高める」がミッションだそうですが、具体的にはどのような取り組みをされるのでしょうか?
具体的には、「社内制度をより望ましい形へ再設計するための見直し」などから行おうと考えています。制度1つとっても、誰かの時間を使っているわけなので、生産性や効果の観点から見直しを行い、KPIや事業成長に繋がる、メンバー全員が挑戦がしやすい環境づくりを進めていきたいですね。
こうした取り組みは、ANIMA GROUPのミッション「誰かの時間的、経済的、能力的制約を取り払う」とも重なると思っていて、CDEはANIMA GROUPが社会に対して目指していることを、社内に目を向けて実装していく役割を担っていると考えています。
メンバーがより挑戦しやすくなるよう、取り除いていくべき要因である「挑戦のブロッカー」をなくしていくことがCDEの大きな目標です。
―なるほど。メンバーが挑戦しやすい環境を作るために、制度面からの改善を進めていくということですね。では、文化施策についてはどのように考えていますか?
ANIMA GROUPやゲームトレードが掲げているバリューを、実際の行動や取り組みレベルにまで落とし込み、文化として設計していきたいと考えています。
私の中では、文化とは「成功パターンを言語化したもの」、つまり組織として成果を出すうえで大切にすべき考え方や判断軸を明確化したものだと捉えています。
そして、その成功パターンを実際の行動や取り組みレベルにまで落とし込み、誰もが日々の業務で再現できる状態にすることが、文化設計において目指すべき姿だと考えています。
たとえば、バリューの一つである「最高品質、最高利益」や、代表の額賀さんがよく仰っている“orじゃなくてandで選べ”(どちらかを選ぶのではなく、両方取れる方法を選択する)という思考法は、これまでの事業成長を支えてきた成功パターンです。このような成功パターンを誰もが再現できる状態になれば、メンバーは迷わず動けるようになり、より良い成果をつくり出せるようになります。その積み重ねが個々の成長につながり、最終的には事業全体の成長にも寄与すると考えています。
■「事業責任者だったからこそ」――企業価値を高める人的資本への視点
―「事業成長への貢献」がかなり重要なポイントなのだと思いますが、事業責任者を務めていた際のご経験が、どのようにCDEとしての活動に活きていると思いますか?
費用対効果は特に意識しています。事業責任者を務めていた時には、KGIやPLなどを常に見ていたので、身に沁みついているのだと思いますね。また、ROIを意識した制度・文化設計を進めるために、「人的資本経営」の観点から良い提案を行っていきたいと考えています。既存の社内制度とKPIを紐づける、ということは必ずやりたいと思っていますし、社内制度を、事業成長と直結する戦略的な仕組みにしたいと思っています。
また、社員1号として、お金がなかった時の会社も見てきているので、備品1つとっても「みんなの血と涙」だと感じています。元事業責任者として、そして創業期から携わってきた者として、正しいお金の使い方ができるよう、常に緊張感を持って取り組んでいきたいです。
ー宇野さんのこれまでのご経験があるからこそ、CDEとして活動する中でも、事業成長や数字に対して高い意識を持って取り組まれているんですね。
そうですね。事業責任者を務めていたからこそ、事業を運営する辛さや大変さは誰よりも分かっているつもりです。だからこそ、事業を運営する皆さんもそうですし、そこに関わる人全ての方々に、心からリスペクトすることは絶対に忘れたくないと思っています。特に新規事業責任者の方々は、本当に胃が痛くなるお仕事をされていると思っていて。ただ、大変さがある一方、楽しさがあることも知っていますし、そこの尊敬は忘れたくないですね。
■最終的に価値を届けたいのは「お客様」―そのためにCDEができること
―今後CDEとして活動するにあたって、宇野さん個人の抱負を教えてください。
最終的に大切にしたいのは、事業責任者時代と変わらずユーザー志向ですね。
CDEは、直接お客様と関わることはできませんが、メンバーの働き方や挑戦のしやすさを改善することで、間接的に、各事業のお客様に、より早く、より良いものが届けられるよう、貢献したいと考えています。ポジションが変わってもユーザー思考は変わらないですし、最終ゴールはずっとお客様です。
正直不安もありますが、「この会社に1番長くいるからこそできること」が沢山あると信じているので、社内の皆さんが挑戦しやすい環境の整備や事業の成果に繋げられるよう頑張りたいです!
―ありがとうございます!最後に、ANIMA GROUPのことを1番ご存じである宇野さん目線で、この会社に合うと感じる人物像はどんな人でしょうか?
事業を運営するにあたって、うまく行かないことや大変なことの方が多いですが、自分の可能性を信じて前向きに頑張れる方や、変化を楽しめる方が合っているんじゃないかと思いますね。大きな目標に向かって努力し、挑戦し続けられる方々と一緒に働きたいなと思いますし、そういった方々にとって、より挑戦しやすい環境を整備するために、文化・制度という側面から貢献できるように、CDEとして頑張りたいと思っています!
―ありがとうございました!