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自分のキャリアを諦めない!ワーママエンジニアの働き方@愛知

エーピーコミュニケーションズでは、育児をしながら働くワーママエンジニア採用を行っています。フルリモート勤務も可能なので、地方在住の方も大歓迎です。
今回は今年にAPCに入社して愛知からフルリモートで勤務しているママさんエンジニアに、なぜフルリモート勤務を選んだのか、ワーママとしてどんな働き方をしているのかインタビューをしました。

自分のキャリアを諦めない!ワーママエンジニアの働き方@愛知


-まずは、前職のお話から聞かせてください
某自動車メーカー様向けの運用保守案件でマネジャーをしていました。
国内外のネットワーク回線やネットワーク機器を対象とした運用保守として、アラートやお客様からの問い合わせを対応するチームでした。私はマネージメントがメインだったので、チームマネジメントとして採用やメンバーとの面談、教育フォローを、お客様向けには月次報告や案件受け入れなどをしていました。

ー当時はどのようなキャリアパスを考えていましたか?
このままマネジメントでやっていくのかどうか、だいぶ漠然としていました。
ただ、自分の中で技術面の知識不足にコンプレックスを感じていて……。そこも磨いていきたいけどどうすればいいんだろう、とモヤモヤを抱えていました。

ー技術力を高めたいという思いには、どんな背景があったんでしょうか?
私たちのチームの役割は、お客様からの問い合わせや運用中に発生したアラートを、適切なチームに回すことだったので、ログ解析さえもやれませんでした。そんな中で、お客様の温度感が対応部署に伝わりきらずにヤキモキする場面が増えてきて、「私にもっと知識があったら、この場ですぐに解決出来るかもしれないのに」という気持ちが強くなっていきました。

ーそういった環境でマネジメント経験をさらに積んでいくべきか、技術力を身にられる場所を探すか。そこを悩まれながら、妊娠・出産を迎えて産休育休を取得されたんですね
はい。復職を前提に産休育休を取得したのですが、結果的には退職という形になってしましました。
もともと残業時間が月に80時間近くになるような案件だったので、どうすればうまく復職出来るのかを上司とも話し合っていたのですが、組織改編があり状況が一変。いざ復職というタイミングになったら、チーム全員が夜勤対応しなければ回らず、時短での勤務も難しいという状況になっていました。他の案件も探してもらったのですが、残念ながら条件に合う案件が見つからず、話し合いの結果退職ということになりました。

ー仕事を続けたい気持ちはあるのに、条件的にそれを実現できる環境がなかったのですね
はい、仕事はずっと続けるつもりだったので、そのときは結構ショックでしたね。でも、自分が専業主婦になるという想像が全くできなかったので、すぐ頭を切り替えて転職活動を始めました。

ーどんな条件で探されていたんですか?
できれば正社員で働きたいと。あとは、保育園に行っている子供のお迎えがあるので、通勤時間は30分以内で17時半までに終わる仕事、という感じでした。エージェントに登録したりハローワークに行ったりと、色々探しましたがなかなか条件に合う仕事は見つからなくて……。
そんな中、エージェントさんに紹介されたのが「フルリモート勤務」という働き方でした。「この働き方だったらできるかもしれない」と思い、最終的にはフルリモートでエンジニアの仕事に絞って探しました。

ー件数はたくさんありましたか?
今はフルリモートでもコロナが明けたら通常通りになる可能性もある、という前提のところはそこそこあったのですが、恒久的にフルリモートを前提としているところは多くなかったです。自分の条件にベストに合う会社を探したので、3~4社ぐらいでした。

ーその中でAPCを選んだ理由を教えていただけますか?
エージェントさんから紹介いただいてAPCについて調べたときに、岡山県でフルリモート勤務をされているエンジニアさんのインタビュー記事を読んだんです。その記事で、フルリモートでの具体的な働き方がイメージできました。

<インタビュー記事>
フルリモート&地方在住ってどうなの?@岡山
フルリモート&地方在住ってどうなの?@福島

あと、面接で河野事業部長とお話したときに、リモートでの働き方をとてもポジティブに捉えていらっしゃるという印象を受けました。「コロナ禍でしょうがないからリモートにしている」という会社もあったのですが、APCは「コロナ禍だから」ではなく、「エンジニアが働きやすい働き方を提供したい」という気持ちからリモート勤務を導入しているという思いを強く感じて、「この会社すごくいいな」って思いました。

-そう感じて頂けたのは嬉しいですね。逆に、不安に感じるところはありませんでしたか?
この業界だと、まだどこもそうですが、男性が多い職場なので、リモートワークについてというよりも「育児をしながら働く」ということに対してどこまで理解して頂けるか、という不安は少しありました。夫もフルリモートで働いているので多少時間の融通をつけられるとは言え、残業できない日があったり、急遽子供を迎えに行ったり看病などでお休みをしなければならない時もあるので。

ー実際働いてみていかがですか?
チーム内にうちと同じくらいのお子さんをお持ちのメンバーもいることもあり、みなさん私の状況もすごく理解してくださっています。その方もお子さんのお迎えや看病でお休みを取られることがあって、それが当たり前のこととして受け取られているので、私も取りやすいです。なにより、こんなに積極的に育児をされている方がいるのだなと、いい意味で驚きでした。

ーAPCでは男性の育休取得率も上がってきていて、取締役も1ヶ月育休を取得したりしているので、育児をしながら働くことに対する理解をもつ社員は増えてきていると思います。
さて、では現状について少しお話を聞かせていただけますか
今は8名のチームで、ネットワークやサーバー、クラウドの運用を中心に担当しています。お客さまからの質問対応や作業手順書の作成、報告資料の作成などがメインです。

ー冒頭のお話で、技術的なところにコンプレックスがあるとおっしゃっていましたが、それは解消されそうですか?
上司とは1on1の中で、今後は構築にも関わっていきたいというお話をしています。実際に構築作業にも少し参加させていただいているので、徐々に経験を積んでいきたいと思っています。また、最近クラウドのお仕事もさせていただくようになったので、先日AzureのAZ-104の資格を取りました。もっと実機を触れるようになりたいので、次はLPICなどの資格も取りたいと思っています。

ーキャリアプラン的にはマネジメントも視野に入れていますか
そうですね、将来的に。今は技術をやりたいという気持ちが強いのですが、技術一本でずっとやっていくのかと言われると、そうではないのだろうなという気持ちもあって。ただ、将来的には技術もサポートができるマネージャーになっていきたいなと思っています。

-マネージメントは前職で経験されているので、ぜひそれも活かして頂きたいです
資格取得にも意欲的に挑戦していらっしゃいますが、仕事に育児、勉強もというのは大変じゃないですか?
フルリモート勤務じゃなかったら無理だったと思います。
スケジュールの話になりますが、7時45分きっかりに自宅の前まで保育園のバスが子供を迎えに来てくれるんです。業務は9時30分からなので、それまでの間にパーッと家事を片付けて、30分の勉強時間を確保しています。
夕方はなかなか難しいのですが、保育園まで子どもを迎えに行ったあとに家事をしてご飯食べて、余裕があれば寝る前にまた30分勉強するとか。そういった感じで、何とかやれていますね。


▲お子さんとの大切な時間もしっかり取れているそうです

ー通勤時間が減った分、時間の融通が聞くようになったんですね
そうですね。その時間を家事とか勉強の時間に充てられるのですごく助かっていますし、時短にする必要もなくフルタイムで働けるというのがすごく大きいです。
やっぱり時短だと、お給料の面にも響いてきますし。あと、子どもが小学生になって昼過ぎに帰ってくるようになったとき、出勤していたら仕事は続けられなかったんじゃないかと思います。

ーいわゆる『小1の壁』ですね
はい。家の近くに学童もあるのですが、もし子供が早く帰ってきたとしても家にいてあげられるという面で、不安は少ないですよね。
オフィスに行かなければいけない仕事だったら、多分、私は遅かれ早かれつぶれていたんじゃないかと思います。

ー安心して働けるって大事なことですよね。逆にリモート勤務のデメリットはありますか?
仕事で煮詰まったときに「隣に誰かいたらもっと気軽に聞けるのに」って思うときはもちろんあります。でも、子どもを育てながらフルタイムで働けるとか、勉強時間を持てるとか、そういったメリットの方が私にとってはすごく大きくて、不満だとか困ることはあまり感じないですね。

ーAPCの制度や取り組みで、「これはあってよかった」と思うものはなんですか?
APアカデミーです。オンラインで受講できたり、アーカイブが残っていたりするので、リモート勤務をしていても活用しやすいです。この前AZ-104の資格を取ったときは、その問題集をフルに活用しました。今はまだリアルタイムでは参加はできないのですけど、助けられています。

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ー最後にフルリモート勤務を検討されているワーママさんに向けて、メッセージをお願いします
子育てをしていると、働きたい気持ちがあってもどうしても仕事が二の次になってしまう時ってありますよね。時短じゃないと働けなくて、それによって仕事が制限されて、お給料も下がってしまって……そうなれば働くモチベーションだって当然下がってしまいます。
なんとか復職してみてても無理が祟って挫折してしまったり、『小1の壁』に阻まれて続けられなかったり。そういったワーママさんが私の周りにもたくさんいらっしゃいます。
働きたい気持ちがあるのに働けないと言うのは、すごくもったいないと思うんです。
フルタイムで働いてしっかりお金をもらいながら子どもも育てられて、キャリアアップもできる。そんな仕事をしたい人にとって、フルリモート勤務は理想的だと私は思います。

自分のキャリアを諦めなくていい働き方を、ぜひ選んで頂きたいです。

-ありがとうございました!

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