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「個人のPDCA」と「組織のPDCA」がつながっているのが好き~しんご編~

こんにちは、バリ活の伊藤慎悟です。

バリ活創業メンバーとして、「関西に強い」というバリ活の根幹をつくってきました。この記事では、自分がチームアークティブについて「今」感じていることを語ります!

【経歴】

福井県出身。名古屋大学経済学部在学中(※)にアークティブで長期インターンを開始。そのまま大学3年時に正社員として新卒入社し、関西でのバリ活立ち上げを行う。(※社会人をしながらストレートで大学卒業)

ここ最近、個人と組織の「気づき」と「実行力」がいい“循環”になってきたな、と感じています。

「気づき」でいうと、エバーノートに気づいたことをサクッと書き溜めておけるように「しんごのPDCA」や「しおりんのPDCA」といったノートブックがあります。これが、近頃いい感じに機能しています。

ちょっとした気づきをこのノートブックに放り込んでおくと、酒井さんが重要なものをすぐにMTGで取り上げて、具体的な話になっていきます。たとえば直近だと、しおりんが紹介を増やす施策についての気づきを書いた翌朝には、MTGに議題として挙がっていました。「何でも提案していいよ」と言われるだけだとなかなかうまくいかないと思うのですが、個人のエバーノートにテキスト1行や単語を書くだけで、それをすぐにプロジェクト化して具体化が進むようになってきています。

もう一つの「実行力」の面は、個々人の「コミットメント」がキモになっています。毎週月曜の「コミットメントMTG」で各メンバーがそのときの役割に基づいて「今週は何に集中するか?」を決めて共有しています。その進捗状況は、日報に書いていくので、それを見れば他のメンバーがそれぞれ違う役割でどれだけ進んでいるのかが分かります。日報はアピールの場にもなっているので、好調な進捗の時はもちろんどや顔で(笑)

この「コミットメントMTG」は「検証の場」にもなっていて、各プロジェクトや施策ベースでの見直しはここでやっていますし、もう少し大きな戦略レベルのものは、月に一度、自分と酒井さんで「戦略レビュー」を実施して、その結果も全メンバーに共有されています。

最近は、これから人数が増えても「個人と組織のPDCA」がつながってうまく回せられれば最高だなと妄想してます。指示がなくても、「自己増殖的」にどんどん形になって進んでいく感じが面白そうじゃないですか。


「課題を見つけたら、解決策まで自分で提案すべし」みたいなことをビジネス書でよく見かけます。確かに、そこまで出来たらいいのかもしれませんが、そもそも「これが課題だ!」っていうのがクリアに見つけられることはあまりないなぁと思っていて、課題らしき「ぼやっとしたもの」を見つけられるかどうかが勝負なんじゃないかなと。働くメンバー全員が、課題らしきものを見つけようとアンテナ立っていると強いし、何よりそういうチームだと働いていて面白い。だから、そういう「ぼやっと」を超手軽に書けるようにしています。

ちなみに、うちは「型」を重視していて、面談も企業への提案も「型」のアップデートができるかどうか勝負所です。「型」がよくなることで、いいサービスに近づくと考えています。で、その動きを実現するには、やはり「ぼやっと」を手軽に全員が出して、その中に改善のヒントを見つける事が必要だなというお話です。

次は、バリ活の学生へのスタンスについて、自分のお気に入りポイントを紹介させてください。

バリ活は、就活における「べき論」を持っていません。たとえば、「ベンチャーに行くべき」とは学生に言わ「ない」と、バリ活として決めています。ベンチャー企業に特化しているのにどうして?という声が聞こえてきそうですが、そこはやはり学生本人が決める問題だから。これに尽きますね。よく学生から「どうしたらいいですか?」「ベンチャーのほうがいいですかね?」とか聞かれますが、正直答えられない(笑)好きにすればいいよと。

「ベンチャーに行くべき」と言わないだけではなくて、就活全般に関しても「こうすべき」とか言わないのがバリ活らしいな、と思います。自分自身も無責任なこと言いたくないですし、何よりも学生の好きにしてもらうのが一番で、こちらが頑張って説得しても意味がないって個人的にも考えているので、すごくやりやすい。

あくまで就活の主役は学生「本人」であり、自分たちはその支援を行う立ち位置。こちらはなんでも答えを教えてあげる「先生ポジション」ではないんですよね。「伴走する」という表現も社内で使っているんですが、バリ活のスタンスにすごくしっくりくるなと思っています。


学生の「納得感」を大事しているからこそ、就活における「べき論」はあえて持っていないですね。企業の選び方は人それぞれで、ヒトが合いそうだからで決めてもいいし、めっちゃ稼げるからでもいいし、1社しか見てないのにいきなり決めてしまうのもありでしょう。いろいろ受け入れてしまうのが、バリ活らしい気がします。


副業で他の会社でも働いているので痛感するのですが、アークティブの組織運営はほんと「性善説」だなと。

たとえば「働き方」。メンバー全員が違う役割で、別々の場所で働いているので、正直サボろうと思えばいくらでもサボれるんですよ。自分なんて月曜朝のコミットメントMTGが終わったら真っ先にオフィスを出て、一週間の中で他にオフィスに行く日はほぼないですからね(笑) これだけ自由に働いていても、結局は責任感あるメンバーたちなので、それぞれのコミットメントに集中して進めていけているのだと思います。

あと、「情報」の扱い方もそう。情報がうまく加工・流通されているので、「今、何が大事で、何が動いているか」、全員が自然にわかるようになっています。普通だったら隠したくなるようなネガディブ情報も「ポカヨケ」として、むしろ積極的に共有していたり。何事も隠さない、正直なメンバーたちだからこそ成り立っているんでしょうね。

自分はよく、酒井さんが今考えている生煮えのアイデア部品みたいなものもすべて放り込まれている場所(「酒井のPDCA」という名前のエバーノート)に、情報を取りにいって「ふむふむ」となっています。影響力のある仕事を自らつくり出していくために、考える材料はいくらでもとれる環境だと思っています。


「まっすぐな組織であり続ける」と言っています。この“まっすぐ”には純粋という意味と、目的に対してまっすぐという意味があって。純粋に目的にまっすぐ行こうとしているからこそ、やはり前提は「性善説」なのでしょうね。


(平成最後の夏、バリ活もようやく5歳になりました。もっといいサービスを追求していきます!)

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