こんにちは、株式会社ビービット人事採用担当です。
このストーリーでは、UXグロース部に所属するコンサルタント、櫻井千寛さんへのインタビューをお届けします。
新卒で入社した広告代理店から、さらなるキャリアアップを目指してビービットに転職したと語る櫻井さん。クライアント組織をユーザ中心文化へ変革していく面白さや、成長を支えてくれるマネージャの存在についても語ってもらいました。ぜひご覧ください。
櫻井 千寛 / UXグロース部 / リーダー
島根大学大学院物理・マテリアル工学専攻修了。広告代理店の営業としてキャリアをスタート。データアナリスト・CRMコンサルタントを経てビービットへ転職。現在はUX起点のグロースコンサルティングを担当。
◤広告代理店で培った成果志向とデータ分析スキル
──まずは簡単に、前職でのお仕事について教えてください。
前職は、新卒で入った広告代理店です。クライアントのLINE公式アカウントの立ち上げや日々の運用を支援する部署で、セールスからキャリアスタートしました。セールスからの始まりだったので、「クライアントの利益や自社の利益にどれだけ貢献できるか」「自分がどれだけ成果を上げられるか」はすごく気にしていましたね。「1円でも多くこの会社が稼げるようにしてやるぞ」という当事者意識は、かなり強めに持っていました。
なんですけど、入社3年目ぐらいのタイミングで、LINEだけで成果を上げることに限界を感じてしまって。
──「限界」というと?
ユーザとの接点がLINEだけだと、ブロックされたらそれで終わりだし、LINE経由で買ってくれる人もある程度固定化してしまっていたんですよね。当時のクライアントの中にも、アプリとか他の接点を作って顧客関係を強化していきたいと考える方が増え始めていました。なので、LINEだけでCRM※1を考えるのはなかなか難しいなと。「だったらCRM全体を設計・最適化した方が良いんじゃないか」という風に考えが変わっていきました。
※1 CRM:Customer Relationship Managementの略。
顧客情報や購買履歴・対応履歴などのデータを一元管理することで、顧客との関係を管理・強化するための
考え方や仕組みそれで、大学院で若干理系の分野をかじっていたという経験もあったので、「データ分析関係の部署に行きたい」と会社に相談した結果、無事に異動が決まって。そこから1年くらいは、データ分析とCRMコンサルティングをやっていました。
──そこからどうして転職を検討し始めたんですか?
CRMコンサルティングの部署に異動したことで、「これからはコンサルタントとして頑張っていきたいな、コンサル業界ってどんな感じなんだろう」みたいなことをふわふわ考え始めていました。前職で最後に大手航空会社のアプリグロースを担当したことをきっかけに、アプリマーケティングも面白そうだなと。とにかく「これまでとは違う領域に行って挑戦したい、キャリアの幅を広げたい」と思ったんです。
◤ユーザ中心に変わっていく組織への「ワクワク」
──ビービットへの転職後は、どんなお仕事をされてきたんですか?
2024年6月に入社して、研修が終わった後はリユース業界のクライアントのウェブページ改善・体験設計を担当しました。そのプロジェクトが終わってから今までは、大手小売企業様のアプリグロース支援をやっています。ざっくり言うと、アプリの方向性や戦略からクライアントの方と一緒に考えて、画面設計という具体化まで行なっています。
──お仕事のどんなところに楽しみややりがいを感じますか?
特に大きなやりがいは2つあります。
1つ目は、僕が支援しているアプリはクライアントにとっても中核になっていて、大手企業の根幹を支えている、というところです。自分の提案がクライアントの利益につながると、率直にすごく嬉しいと思いますね。
2つ目は、クライアントの組織文化を変えられる、というところです。もちろんクライアント社内にも元々「ユーザのためになることをしよう」という意識はあったんですけど、実践するのはなかなか難しくて。特にビービットの支援が始まったばかりの頃は、クライアントの方と議論する中で「本当にそれってユーザ目線になっていますか」と問いかけることが結構多かったんです。
──なるほど。そんな組織が変わったきっかけは何だったんでしょう。
「これで一気に変わった」という瞬間があったというよりは、徐々に変わっていったと感じています。
例えば、ビービットが開発・提供しているUSERGRAMという分析ツールで、ユーザの行動データ※2をクライアントの方と一緒に見ながら、僕が「ユーザがこう行動している背景には、こんな理由があるんじゃないか」と解釈を話すことで、だんだんユーザ行動が理解できるようになっていったり。バナー1つ作るにしても、「ユーザにとってのメリットって何なんだっけ」をクライアントの方と議論するようにしています。そういう活動が、徐々に効いてきたんだと思います。
※2 行動データ:ユーザ一人ひとりの行動の流れを時系列順に整理したデータ最近ではクライアントの方からも「ユーザはこう思っているんじゃないでしょうか」という意見が出たり、思想がちょっと変わってきたことが垣間見える瞬間があって。「企業のやりたいこと」が主軸だった施策から、「ユーザが感じていること・困っていること」を主軸にした施策に変わってきているな、と。
僕たちはユーザを幸せにするために仕事しているんですけど、そのための支援を通じて、クライアントの組織も同じような考えに変わってきているところが、今自分がワクワクしているところ、楽しいと感じているところですね。
◤「ユーザを幸せにするためなら何でもする」支援
──広告代理店からの転職を経験した櫻井さんから見て、ビービットの支援のどこが特徴だと思いますか?
まず、ビービットの支援の特徴というより個人的なスキルアップに関わる話になるんですけど。前職の広告代理店では、顧客の属性データや購買データみたいな、いわゆる「THE・定量データ※3」しか扱えていなかったんです。でも今は、USERGRAMを使って行動データを見て、ユーザ行動の背景まで議論できるので、前職の頃よりユーザ理解スキルが強くなりました。
※3 定量データ:売上・アクセス数・利用率など、数値として表現されたデータ
──具体的に、USERGRAMを使うとどんな分析ができるようになるんでしょう?
例えば支援初期の話なんですけど、アプリをインストールした後に新規会員登録するユーザの割合がすごく低かったんですよ。「何でこんなに低いんだろう」と思って、USERGRAMで行動データを見たら、最初にアプリを起動した後、会員登録せずにそのままホーム画面を開いているユーザが結構いたんですね。
何でそんな行動になるのか、アプリ開発担当の方々にも伺ったら、「スマホを機種変した既存会員が、インストール後にアプリのデータ引き継ぎをしてホーム画面を開いている」ということが分かったんです。つまり、アプリをインストールしたユーザの中には既存会員も混ざっていたということで、新規会員登録なんてしないよ、と。ユーザ行動から、クライアントのチームがいつも見ていた指標を見直すきっかけを掴めたことは大きかったと思います。
──USERGRAMがなかったら、間違った分析に取り組み続けていたかもしれないんですね。その他に「ビービットのここが魅力」という点はありますか?
「ユーザを幸せにするためなら何でもして良い」という考えは強いと思います。
「支援サービスを良くするために何ができるか」という発想だと、例えばLINE支援ならLINEの話しかしない、というふうになることが多いと思うんです。でも、例えば今僕が支援している小売業界のクライアントなら、アプリだけじゃなくて、「ユーザに店舗をよりよく使ってもらうためにアプリと店舗はどう連動するべきか」も考えないといけない。そういう自由度の高さは、ビービットが「ユーザの幸せ」を考えているから出てくるところなのかなと思います。
実はビービットに入社する前は、「UX」といえばデジタルの体験だけだと思っていました。けど、「UX」の中には店舗での体験はもちろん、さっき組織文化を変える話をしたように、支援しているクライアント社内の従業員体験※4も入っているんですよね。そういう意味で、僕が思っていたUX以上の支援ができていると思います。
※4 従業員体験:EXとも。従業員が働く中で得る体験全体を指し、職場環境や人間関係、業務プロセスなどを
通じて、従業員の満足度や生産性の向上を図る考え方◤「一緒に泥水をすすってくれる」上司
──少し話は戻るんですが、入社前はビービットにどんなイメージを持っていましたか?
ビービットのことは転職エージェントさんの紹介で知ったんですけど、最初見たときは「ここどこやねん」と思ってしまって笑。 当時の上司に聞いたら「UXですごく有名」「新卒が強い」「優秀な人が多い」と教えてもらいました。とりあえず採用サイトも見に行ったんですけど……、「まあ受からんだろうな」と思いました。
──どうしてそう思ったんですか?
いや、僕が多分卑屈なだけなんですけど……。前職の広告代理店は、どちらかというと現場叩き上げの文化だったんですよ。でもビービットの採用情報を見ると、「社員の出身大学例」に東大とか京大とか書かれていたりして。転職エージェントさんからも「多分櫻井さん無理だと思いますけど、頑張ってください」みたいに言われて、「じゃあ頑張ります」ということで、実際に面談を受けてみました。半分ダメ元みたいな気持ちで受けてみたんですけど、結局僕も入れたんですよね。
──なるほど。実際に働いてみて、どんなことを印象的に感じましたか?
実際には、マネージャを始め、一緒に泥水をすすってくれる人がたくさんいましたね。「泥水をすする」というのは、仕事に対してとことん一緒に向き合ってくれるという意味です。クライアントへの提案について、マネージャが自分の何倍も時間をかけて考えたうえで指摘してくれたり、何なら一緒に考えるための時間もとってくれたり。僕以上に成果やアウトプットにこだわるので、そこに付いていこうとすると、自然と自分も引き上げられるような感じになるんですよ。
マネージャとのミーティングでは、1週間の自分の仕事を通して成長したポイントを振り返ったり、今後のキャリアも見据えてさらにアドバイスをくれたり……最高の上司ですね。ちょっとここじゃ話しきれないです笑。
◤負けず嫌い精神でユーザ・クライアント・自社のために挑戦し続ける
──最後に、櫻井さんがこれからビービットでどんなふうに成長していきたいか、どんなことに挑戦していきたいかを聞かせてください。
今支援しているクライアントチームの組織文化は変わりつつあると思っているものの、そういう変化を全部の部署で起こしていきたいですね。今はその種まきをやっている最中で、色々な部署を行脚してユーザ中心の考え方を広めています。これからうまく伏線を回収していくような活動をしていきたいなと。
ビービットが支援に入る領域が広がれば、クライアントがユーザに提供する価値は上がっていくはずだし、ユーザ中心の考えも広まっていくはず。そして、ビービットの利益も増えるはずなので、そのために頑張りたい。まとめるとこの三つですね。
──櫻井さんの成果に対するまっすぐな気持ちはどこから来ているんですか?
根本が負けず嫌いなんですよ。数字って勝ち負けが分かりやすいじゃないですか。「自分の仕事が本当にクライアントのためになっているか」は数字にはっきり出るので、じゃあ後は数字を上げるために何をすればいいかってところに集中するだけかなと。
あとはそもそも、僕はそういう働き方が「かっこいい」って思っているからですね。
──櫻井さん、素敵なお話をありがとうございました!
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以上、櫻井さんへのインタビューをお届けしました。
この記事を通して、ビービットに少しでも興味を持っていただけたら幸いです。
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