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【新人座談会:開発エンジニア編】自身の成長とやりがいを感じながら「先生のために」働く

皆さんこんにちは!
チエル採用担当の竹迫です。

今回は、チエルの新人3名に座談会形式でインタビューした様子をご紹介します。

2022年入社の同期で同じ学習支援システムの開発部配属ですが、大学の専攻や経歴は三者三様。そんな彼らがなぜチエルを選んだのか? 実際に働いてどう感じているのか?大学時代のエピソードから、チエルの印象、業務内容、仕事のやりがいまで、幅広く語り合っていただきました。

この記事を読んでチエルに興味を持っていただけると嬉しいです。

希望の仕事とドンピシャだったチエルのキャッチコピー

──大学時代に学んでいたことや夢中になっていたことを教えてください。

Yさん 滋賀出身で、大学では教育学部で英語を専攻していました。学生時代に夢中になったことは、部活動やサークルの活動でしょうか。学園祭の実行委員やバスケットボール部、英会話サークルを掛け持ちしていて、特に英会話サークルではサークル長を務めかなり力を入れていました。

学習塾のチューターやコンビニエンスストアでの夜勤など、いくつかアルバイトも経験しました。コンビニのお客さんと仲良くなって単発の仕事を紹介してもらうこともあるなど、勉強に、サークルに、アルバイトに忙しくも充実した大学生活でした。

Kさん 出身も大学も東京です。専攻は数学科で、僕もYさんと同じく中学・高校の数学の教員になろうと教員免許を取りました。

大学3〜4年生は、学部内に新設された教育学研究室でフリースクールに通う子供たちをテーマに研究していました。
サークルはワンダーフォーゲル部に所属していて、新型コロナウイルス禍のタイミングでUber Eatsの配達員のアルバイトをしたこともあります。

Hさん 私は大阪出身で、大学ではデータサイエンス学部で統計学の基礎をはじめデータやITリテラシー、高齢者の挙動についての空間分析を学んでいました。

大学生活で熱中したのはサッカー部での活動です。上下関係の厳しい体育会系で、礼儀作法が身につきました。部活の合間に家庭教師や塾の講師をしていましたが、部活動と勉強メインの学生生活でしたね。


──学部も経歴も三者三様ですね。就活ではどんなところをポイントにして、どうやってチエルを見つけたのですか?

Yさん 学生時代から「小学校か中学校の先生になりたい!」という明確な思いがあって、教職課程を履修しました。いざ教育実習で先生方の働き方を目の当たりにして、愕然としました。なんて大変な仕事だろうと……。授業以外にやることが膨大で、先生の働き方改革が求められるのも納得の状態だったんです。

自然と「どうにかしてこの状況を変えることはできないか」と考えるようになり、その瞬間、初めて「学校現場や先生を支える側」への興味が湧いたのを覚えています。一気に就活の方針をシフトチェンジし、偶然チエルと出会いました。

Kさん 教育関係の仕事に就いている両親の姿を見ていた影響もあり、僕も大学3年生までは教員志望でした。が、授業で初めてプログラミングに触れて「面白い!」と感じたのをきっかけに、教育とITの組み合わせで何かできないかと思い始めました。

教員の道だけじゃなくて学校教育をサポートする企業への就職もありかなと考え始め、いろんな会社を探す中でチエルを見つけました。「私たちチエルは、子供たちの未来のために世界中の先生の授業をICTで支えます。」という先生目線の経営理念を知り、僕がやりたかったのはこれだ、と確信しました。

Hさん 元々教育に携わる仕事がしたいと思っていました。加えて、学生時代に学んだアルゴリズムや統計データの扱いなど自分の得意分野が生かせるIT関連の会社を中心に就活を進めていました。

心の底では、「教育だけにフォーカスした会社で、教育のことだけを考えて働けたらいいな」という希望を持っていたのですが、なかなか見つからず……。そんな時に目にした、チエルの“学校教育に特化したICTの専業メーカー”というキャッチコピーが、自分のやりたいこととドンピシャに合っていたのが志望するに至った経緯です。


エンドユーザーと近く、社会に貢献できていると実感しやすい

──その上でチエルを選んだ決め手とは。

Yさん チエルの技術職は、小・中学校向けのGoogleが提供するサービスと連携した自社システムの設計・開発だったり、今提供している製品の運用や保守、改良だったり、「先生のために何ができるか」を軸にした働き方ができるのが大きな決定打でした。ここで働けば教育実習で痛感した学校現場の課題を解決できるのではと、チエルを第一志望に決めました。

Kさん もちろん「先生のサポート」という経営理念に共感したのが一番の決め手でしたが、最終面接で初めて会社に来た時に感じた社長や社員の空気感が自分としっくりきたのも一つのポイントでしょうか。
実際、人の雰囲気がよく自分らしくのびのびと働けているので、言葉では表せないような直感や感覚も会社選びには重要だなと思います。

Hさん いくつかのIT企業のインターンに参加しました。でも、自分が手がけた製品がお客様のもとでどのように活用されているかが見えづらい“つくるまでが仕事”の技術職が多いなと感じてしまったんです。
その点、チエルは直接現場に出向き、学校や製品の導入をサポートする社外の方とコミュニケーションをとりながら作業を進めます。導入後はエンドユーザーである先生の生の声や感想が聞ける学校現場との距離の近さはつくり手のモチベーションにつながりますし、ちゃんと社会に貢献できていると実感します。


──みなさんは現在、別々のチームに配属になっていますね。それぞれの担当業務を教えてください。

Yさん Googleが提供するサービスを活用した先生向けのコンテンツ作成や、業務の負担軽減を図るアプリケーションの開発に携わっています。

Kさん 情報基盤系の製品のチームで、一度のログインで各サービスにログインできるSSO(シングルサインオン)を実現するシステムの新機能をコーディングしています。

Hさん 私は2人のようなシステムの実装とは異なり、チームマネジメント寄りの業務を任されています。アップデートの自動化やヒューマンエラー減少の仕組みづくりがメインです。


──実際にチエルで働いてみてどうですか?

Yさん 入社時、アプリケーションの設計から実装、運用、保守まで一人で完結できるオールラウンダーな先輩ばかりで驚きました。

プログラミング経験がほぼゼロの状態で入社した僕がいつかこんな風になれるのだろうか……と不安に思うこともありましたが、日々の業務でシステム開発の基礎を学びながら一つの画面を完成できた時の達成感は忘れられません。自分の知識と経験が日々蓄積されているのをひしひし感じます。

Hさん これまで手動だった作業を自動化し、人為的ミスを減らしつつ効率化上昇を図る“縁の下の力持ち”タイプの業務は自分に向いているなと思いました。

例えば日々の業務パフォーマンスが落ちている時は、その原因を突き止めて、改善点を考え、反省点を次につなげます。落ち込む時間がもったいない。大学時代の部活で培ったチームマネジメント力を発揮して仕事に取り組んでいます。

Kさん 1年前と比べて今の方が圧倒的にスピーディーで正確なコーディングができるようになった自分の成長幅にやりがいを感じます。

そして3人とも専門分野が違うので、困っていることや分からないことを聞きあったり、意見を求めたり、お互い頼れる存在です。2人が頑張っていたら、自分ももっと頑張らなきゃと切磋琢磨しながら日々の業務に励んでいます。

Yさん 営業部を含めた6人の同期で、夏はバーベキュー、冬はレンタルルームを借りてたこ焼きパーティーなど、プライベートでも仲がいいですよね。次はお花見を企画しましょうか!


穏やかに見守り、そっとお菓子を差し入れてくれる先輩も

──入社後はリモートワーク中心で、心細くなかったですか?

Yさん 基本は在宅勤務ですが、上司にチャットですぐに質問ができ、それでも解決できなかった場合はオンライン通話で疑問点をとことん話せる環境があるのでとても心強いです。

Hさん 私のチームでは、リモートワーク中も同じオフィスで一緒に働いているかのような仮想空間を再現した「仮想オフィス」を活用しています。チャットに加え、仮想オフィス内で上司のいる位置に向かって自分のアバターを移動させると自動的に通話が始まり、そのまま仕事の相談ができる仕組みです。

それとは別に、今抱えている不安や課題などは1週間の業務内容の振り返りをする週報ですぐに共有できます。業務以外の悩みもアドバイスやフォローしてもらえる体制はありがたい限りです。

Kさん 仕事のスキルが日に日に向上しているのと同時に、テレワークならではの「質問力」を身につけました。

入社直後は自分自身何が分かっていないかぼんやりした状態で先輩に質問してしまい、キャッチボールが上手くいかないことが多々ありました。要点のまとめ方やどう質問したら的確に意図が伝わるか、どのくらいの質問量を一度に投げかけるとスムーズかなど、スキル面だけでなく社会人として円滑に業務を進めるノウハウも指導いただいています。


──そんな先輩たちですが、どんな人が多い印象ですか?

Hさん 仕事に対して意欲的な人しかいないのが衝撃でした。世の中には仕事だから仕方なく働いているという方もいらっしゃるでしょう。一方、チエルに勤めている人たちは、みんなこの仕事がしたくて入社してきているのはこの会社の強みですよね。

チエルの行動指針に掲げている「世界中の先生を支えるために、新しい技術に挑戦し、変化に対応した製品・サービスをつくり、パートナーと協働して価値を創造する」ために社員全員が同じ方向を向いている感覚は、他の会社では味わえなかったかもしれません。

Yさん あと、みなさん自分の意見をしっかり持っていますね。話し合いの場でもそれぞれの見解をちゃんとぶつけ合って、一人ひとりがこだわりと思い入れを持って製品設計に携わっているのが伝わってきます。

Kさん 先輩方は知識が豊富で仕事もガツガツこなすけれど、実際のコミュニケーションでは穏やかで静かに見守ってくれるタイプの方が多い印象です。顔色が悪い時に気づいて声をかけてくれたり、そっとお菓子の差し入れをしてくれたり。

Yさん 先輩の中には、一人暮らしをしていると栄養バランスが偏るからと料理を作ってくれたり、家で採れた野菜をお裾分けしてくれたりする人もいます。最初地方から上京して、初めての一人暮らしをするのは不安と孤独でいっぱいでしたが、公私ともに気遣ってくれる温かさが染み入って思わず泣きそうになることもありましたね。

Hさん オフィス内は静かで仕事に集中できる環境ですが、程よい距離感で接して見守ってくれる上司や先輩との関係は非常に心地いいです。


海沿いの遊歩道で気分転換。同期とのランチも楽しみ

──オフィス周辺の環境と働き方はいかがですか?

Kさん チエルの本社がある天王洲アイルは、名前の通り東京湾に囲まれたアイル(島)で、レストランやアートギャラリー、マルシェが充実した最先端スポットと言われています。

気持ちのいい季節は、お昼休憩で海沿いの遊歩道を散歩することも。自分の考えを整理したり日向ぼっこで心を休めたり、ちょっとした時間で非日常の雰囲気を味わえるロケーションはここで働く特権かもしれません。

Yさん 人気のブルワリーレストランをはじめとしたオシャレなお店もあれば、ガッツリ系の定食屋さんも多く、「今日は何を食べようかな」と考えるのは出社時の楽しみでもあります。

同期と出社日が被ったら一緒にランチしながら、それぞれの仕事の進捗を共有し何気ない雑談をするのが息抜きになっています。

Hさん チエルが開発しているシステムは教育専門のため平日の日中に稼働するものが多く、休日や夜間まで対応が求められるいわゆる“システムエンジニアの働き方”のイメージとは少し違います。

退勤後にフットサルなど身体を動かしてリフレッシュする時間が持てるライフワークバランスの良さもチエルの働きやすさの一つですね。

Kさん 同じことを思いました! 入社にあたって有給が取りやすいとは聞いていたけれど、1年目は難しいだろうな……と思っていたら、想像以上にちゃんと休めてびっくりしました。担当しているプロジェクトの波に合わせれば柔軟にまとまった休みも取れるので、次の休みは大学以来の山登りを計画しています。


──今日は初めて聞く話や気になるワードがいくつも出ましたね。最後に就活中の学生に何かメッセージをお願いします!

Kさん IT企業への就職という意味では、もちろんある程度のプログラミングに関する知識があるに越したことはないです。ただ、僕も初心者から始めて今ではシステムの一部の設計を任されるまでに成長できました。

どんな仕事においても、入社後の「やる気」と「学ぶ姿勢」は働く上で欠かせません。そのモチベーションになるのが会社の方針と仕事内容だと思うので、「教育」「先生」というキーワードで探している人がいたら一度チエルのウェブサイトを見てみてください。やる気さえあれば、技術は後からついてきます。

Hさん “学校教育に特化したICTの専業メーカー”という明確なビジョンを持った会社は、今自分が誰のために何をしているのかがはっきりと分かり、仕事のやりがいにつながります。少数精鋭の組織だからこそ一人ひとりの意見が出しやすく裁量権も大きいため、1年目でも活躍のチャンスがある職場です。

私のような、教育に興味がある体育会系マインドを持った情報系学科出身の方にとってはもってこいの仕事だと思っています。仲間が一人でも増えたら嬉しいです。

Yさん チエルには、静かに優しく見守ってくれる頼もしい先輩方がたくさんいます。僕みたいな上京組でも孤独を感じず働ける人間関係と職場の環境は整っています。自分の仕事の成果が製品に組み込まれて日本中の学校の先生方に使ってもらえる日が待ち遠しく、今から楽しみでしょうがないです。

チエルの経営理念と業務内容に少しでも興味を持ってくれる人がいたら、次は僕たちがチエルの魅力を伝える番です。ぜひ一緒に働きませんか。

▼プロフィール
Yさん
2022年入社。滋賀県出身、教育学部英語専攻。4年次には英会話サークルでサークル長を務める。小学校と中学校の教員免許を取得。就職を機に上京

Kさん
2022年入社。東京都出身、数学科で中学校と高校の数学の教員免許を取得。3〜4年次は教育学の研究室で、フリースクールに通う子供たちをテーマに研究

Hさん
2022年入社。大阪府出身、データサイエンス学部で統計学の基礎やITリテラシーについて学び統計やデータ分析に特化したR言語を習得。体育会系のサッカー部に所属

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