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【vol.8 社員インタビュー記事】CircleCIのDevOps Customer Engineerはすごい?!

お世話になっております。CircleCI 人事担当の江藤です。

現在CircleCIにて新たにDevOps Customer Engineerとしてご入社いただける方を募集しているのですが、

実際にどのようなことをしているのでしょうか?

弊社の中でもお客様の技術的な課題やソフトウェア開発の運用をメインでサポートを行っているDevOps Customer Engineer部隊の詳しい業務詳細やCICDの未来について聞いてみました。

是非最後までご覧ください!

自己紹介 Introduction

ーーー簡単な自己紹介をお願いします. /Please introduce yourself.

Makoto

CircleCI の Staff DevOps Engineer の水上 誠と申します! 普段は日本アジア地域 (CircleCI では “JAPAC” と呼んでいます) のお客様専属のエンジニアとして、お客様の抱えている技術的課題の解決や、 CircleCI 開発チームとの橋渡しの役を担っています。元々は OS ベンダーのサポート エンジニアやリーガルテック スタートアップの R&D エンジニアをやっていました。

Jasurbek

I am DevOps Customer Engineer at CircleCI, which we call it shortly DCE here. The DCE team in Japan is responsible for helping Japan/APAC customers with their technical challenges when using our products.

ーーーCircleCIにご入社した決め手は何でしたか?/ What made you join CircleCI?

Makoto

一言でいうと、条件がよかったから、でしょうか (笑) 条件といっても、単なる待遇面だけでなく、採用プロセスにおいても土日にメールが来ることがない、というようなチームの雰囲気も好条件・好印象でした。

Jasurbek

I wanted to work in a big tech startup company where I could challenge myself and learn the recent hot trends. Around that time, the CircleCI recruiter approached me, and the job description was appealing to me. The hiring process was quick and smooth.

実際の仕事内容 Job Responsibilities

ーーーDevOps Customer Engineerではどのようなことを行っておりますか?また現在どのようなお客様を担当してますか?/Tell me about your current responsibility and what kind of customers are you mainly handling?

Makoto

大きく分けて reactive なことと proactive なことがあります。

Reactive な面では、お客様からいただいたサポート リクエストのうち、解決策をお客様と対話的に導き出した方がよいケースを担当して、実際にお客様とお話ししながら、課題の本質を見極めながらワークアラウンドやソリューションを一緒に解決してきます。特に私の場合、シニア レベルであることとこれまでの経験を踏まえて、例えばアメリカのお客様からいただいた Windows に関するお問い合わせの担当を引き受けて、実際にお客様と Zoom で打合せをし、こちらからデバッグのコツをお伝えしつつ、先方の状況を把握し実際にトラブル解決までリードする、といった役割を担うこともあります。

Proactive な面では、特に CircleCI を使い込んでくださっているお客様と定期的にお会いし、 CircleCI をお使いの上でのフィードバックをお伺いしたり、一般公開前の機能をご紹介・場合によってはアーリー アクセスをご案内したりがあります。あと、私の場合は製品開発チームとやりとりをする機会がとても多いので、お客様とのやりとりの中で要望の大きそうな機能の POC を開発し、製品開発チームに共有して実際にリリースまでコラボレーションするといった活動をすることもあります。まさに昨年末にブログ記事を書いた OIDC がこのコラボレーションにより実現されています

担当のお客様は、最近では CircleCI Server をお使いの JAPAC 地域のお客様がメインになっています。

Jasurbek

As Makoto mentioned, we have reactive and proactive types of work. Our usual responsibilities are helping customers to solve their technical problems on their CI/CD. Customers usually reach us when they have technical challenges, and the DCE & Support teams help tackle those problems. CI/CD is an ongoing learning process, so we also help customers optimize their CI/CD. We provide general training webinars for new and existing customers to broaden their CI/CD knowledge. We have direct communication with end-users so we can listen to their voices and pass them to our product team to improve our services.

ーーーどのような課題が多いですか?/What kind of inquiry or issues are more likely to be common?

Makoto

それはもういろんな種類のケースが来ますよ! 特に私は CircleCI Server をお使いのお客様を担当することが多いので、必然的に CircleCI Server の運用 (特に最近は Kubernetes とのかけ合わせの話が多いです) や機能アップデートについてお話しすることが多いです。あと Windows に関することは私のところによく来ます (笑) 担当のお客様でなくても Windows のケースのお手伝いをすることが多かったので、関係チームから名誉メンバーの称号をもらったこともありました (笑)

Jasurbek

Most of our customers have good CI/CD knowledge, so they usually ask how to optimize their builds. We listen and cooperate with them and provide the best optimization tips. Also, we sometimes offer workarounds to complicated technical challenges which may need some custom work on our end. DCE also assists with CircleCI server product pre-installation post-installation procedures.

ーーーお客様と長期的にお付き合いしていただくために、どのようなことを心がけていますか?/What do you keep in mind to maintain long term relationships with your clients?

Makoto

とにかく誠心誠意、正直であることを心がけています。理想としては、お客様に “トラブルも課題もいっぱいあるけど、この DCE がいるなら CircleCI を使い続けよう” と思ってもらえることです。そのためには、不都合なこともちゃんとお客様にお伝えするし、お客様が本音を言いやすいような環境づくりを心がけています。そして、技術的に合理性があって実現可能なものは妥協せずにデリバリーしていくことも、お客様に信頼していただき、長期的なお付き合いができる関係性を築く前提だと思っています。

Jasurbek

I listen and try to understand their long-term strategy for their CI/CD. Customer sometimes wants to implement a practice for some concerns. And, I try to ask and understand their reason for implementing that practice. Understanding their motives would help us to draft better and long-term solutions to implement. For example, their main concern may be security, so we may suggest using IP Ranges and Runner or moving to the Server product. As DCE, we want our customers to succeed and implement the best CI/CD practices. Therefore, we try to maintain a long-term relationship with our customers.

ーーー大変だったことややりがいは何ですか?/ What motivates you the most to work as a Solutions Engineer?

Makoto

お客様といっしょになって CircleCI での CI/CD を実装するセッションの実施でしょうか。お客様に “ソースコードをぜんぶ見せてください” というわけにも、あれこれひとつずつ教えてくださいと聞き続けるわけにもいかないので、知恵を最大限にふり絞って、効果的にお客様のニーズや技術上の制約、ペイン ポイントを適格に汲み上げつつ、 CircleCI のコンフィグの実装に落とし込んでいく必要があります。そして最終的にはお客様と二人三脚でコンフィグを実装していくのですが、これはどうしても時間もかかって大変です。ただ最終的に動くものが出来上がってお客様とその感動を分かち合う瞬間は達成感もひとしおです。

Jasurbek

CI/CDの課題とCircleCI のDevOps Customer Engineerができるこれからの取り組み

ーーー様々なお客様の対応を行っている中で感じるCI/CDの課題はどんなものですか?/What kind of general CI/CD issues do you feel when you communicate with your clients?

Makoto

そもそもの CI/CD の真価と、 CircleCI が提供する単なる “速い CI/CD” にとどまらない価値の訴求です。日本に限らず世界中にはまだまだデジタル モダナイゼーションの途上にある組織がいっぱいあって、そのような組織でよくあるのが単なるバズワードとして “DevOps” “CI/CD” というキーワードが一人歩きしてしまうケースです。しかしそのままだと、単純に高い金を払って CircleCI を買わされて、誰も幸せにならない、といった状況に陥ってしまいがちです。周囲に流されず、個々のお客様にあわせて、 CI/CD の導入によって何を変えていくべきなのか (もしくは変えるべきではないのか)、なぜそれを変えるべきなのか、どうやったら変革を前に進めていけるかを、一緒に考え、提案し、一緒に実行していくことが課題です。何しろ DCE の究極のミッションは、お客様にとことん末永く CircleCI を使っていただくこと、ですからね。

Jasurbek

The most common issues customers face are how to speed up their CI builds and how to implement their CI securely. The usual dilemma comes when deciding cost vs speed. The larger recourses help your builds to run faster, but they cost more. You can optimize the speed by choosing the right features, but there is always a limit for the hardware. So, as a CI/CD practitioner, you want to get the best possible outcome for your cost. And there are security questions every organization is concerned about how to implement them properly. Too strict rules may limit developer work and cost the company more money. On the other hand, not having proper security rules may put the organization at risk. CircleCI offers different security solutions, and the organizations can implement the applicable ones based on their requirements. As DCE, we try to communicate with customers and suggest the best security practices depending on their needs.

ーーーその状況下でCircleCIのDevOps Customer Engineerとしてどのような事に挑戦していきたいですか?/ Under those circumstances, how do you want to challenge yourself as DevOps Customer Engineer?

Makoto

少しずれた回答になるかもしれませんが - 私の次の挑戦は、これまで得てきた知見を上手に活かし、チームを支援していくことだと思っています。どんなに崇高なビジョンがあっても、やはり私一人でできることは少ないですから、より多くのチーム メイトが同じ目的に向かって

強く進んでいけるよう、知見を共有し、チームで一緒に考えられることは一緒に考え、成果を分かち合える風土を作ることが、より多くのお客様に CI/CD と CircleCI の価値を訴求し末永く CircleCI を使っていただくための、今の私のミッションです。

Jasurbek

I try to learn and keep in touch with the technology trends and best practices. Our customers have good CI/CD knowledge. So, as DCE, we consistently need to improve our skills and provide the best solutions to our customers.

新しいDevOps Customer Engineerの採用について

ーーーDevOps Customer Engineerはどのような方が合っていると思いますか?/What kind of candidates are good fit for this DevOps Customer Engineer role?

Makoto

幅広いテクノロジーにどんどん触れていきたい方、エンジニアの世界がよりよくなることに喜びを感じられる方、いろんなひとと協力して漸進・前進していくことが楽しいと思える方、ですね。

Jasurbek

The one who is interested in learning CI/CD best practices and teaching those to others. We have a friendly team here, and many are eager to help the newcomers to adapt and get comfortable with their responsibilites.

ーーーずばりCircleCIで働く上での魅力とは?/ What is the attractive point of working at CircleCI?

Makoto

突然これまでの文脈と全然違うことを言いますが - 世界中のチーム メイトと協力しあえることですね。時差の違いみたいな本質的に難しい問題もあるのですが、そこをお互いにカバーしあっていっしょに何かをできる環境はすごく貴重だと思います。東海岸の同僚が多数いるにもかかわらず夜遅くまで仕事のために起きていることはまずないような、そういう環境が職場としての CircleCI の魅力です。

Jasurbek

A good team, friendly environment and a good work-life balance.

ーーー最後に一言/ Any last comment?

Makoto

チーム メンバーとしてお迎えするのを楽しみにしています!

Jasurbek

We are looking forward to newcomers joining our growing team. It is fun working here, and you can learn a lot to improve your skills.

いかがでしたでしょうか?

様々なお客様の安定したCICDの稼働・運用の為に日々尽くしており、CircleCIの縁の下の力持ちとも言われているDevOps Customer Engineerの内容について理解していただけましたら幸いです!

また現在増員で私たちの仲間になっていただける方を募集中です!

またこちらも是非併せてご参照ください。


DevOps エンジニア
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「世界中の誰もが、思い浮かんだアイディアをすぐにソフトウェアとして配信できるように支援する」 (Make it as easy as possible to go from idea to delivery) ーソフトウェア品質の維持・向上および開発作業の効率化するには? ーソフトウェア・アプリをより速く正確に市場にリリースするためには? ーCircleCI を使うことで開発プロセス、製品やサービス、お客様に提供する価値、さらには、開発者の働き方はどう変わる? これらの課題・疑問に対して私達CircleCIは、SaaS型CI/CDソリューションを支援をしております! CircleCI は、ソフトウェア開発プロセス内のビルド・テスト・デプロイプロセスの自動化により、品質とスピードが両立するソフトウェア開発を実現します。メルカリ、Facebook、CyberAgent、DeNAをはじめ、数千もの先端企業が開発の効率・品質向上のために CircleCI を選んでいます。 CircleCI JapanはCircleCIの初の海外オフィスとなります。そのため、日本オフィスでは日本とAPAC地域のビジネスの拡大とCircleCIはもちろんCI/CDやDevOpsの文化と価値を届けられる存在を目指します。 ▶︎CircleCIホームページ:https://circleci.com/ja/ ▶︎CircleCI会社紹介ページ:https://www.slideshare.net/AiEto/circleci-248542629 ▶︎CircleCIとは?(Youtube):https://youtu.be/UutzajWx4vc ▶︎CircleCIのCTOがクラウド時代のCI/CDについて語る:https://thinkit.co.jp/article/17165
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