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「人の可能性を諦めない。」プロシェアリングのプロになる決意を決めた佐藤拓弥の新しい挑戦|コンサルタント佐藤拓弥

はじめに

「奮い立つ瞬間」を創っていきたい。
全く新しい価値観に触れた瞬間や、ずっと目指してきた目標が叶う瞬間。
新たな世界の幕開けに心が踊る……そんな瞬間を共に創っていくこと。
爽やかな笑顔の裏に熱い闘志を燃やす佐藤拓弥は、そんな「奮い立つ瞬間」を創っていくことを人生の目標に置いている。

プロシェアリング本部 東京支部 ITチーム コンサルタント
佐藤拓弥(さとう たくや)
大学時代にHR事業で起業。不動産業界向けITプロダクトセールスを経験したのち、2020年1月サーキュレーションに入社。大手IT企業・メガベンチャーを中心に中期経営計画策定、人事制度設計、リブランディング、新規事業開発、営業戦略設計など多岐にわたるテーマのプロジェクトを生み出している。

佐藤は、首都圏のIT業界を中心に日々提案活動を行うプロシェアリングコンサルタント。
目まぐるしく変わるITトレンド、先端技術の台頭など、変化の激しい業界で安定して顧客に求められ続けることは容易ではないはず。
そんな環境下で彼は、大企業中心に多数のプロジェクトを創出してきた。
  -2021年6月度、初のMVPを受賞
  -2021年8月度、MVP・グロス賞のダブル受賞
  -FY8下期、プロシェアリング本部予算達成率ナンバーワン
と、結果を残し続け、チームのみならず全社を牽引するトップコンサルタントとして活躍している。

今まで継続的に目標を達成し順調に歩んできた佐藤。
しかし、「なんでも1位にならないと意味がない。MVPを必ず獲る」と語った彼には、なんとしてでもこのタイミングでMVPを獲りたい理由があった。
有言実行の裏にどんなストーリーがあったのか。
サーキュレーション入社時から、全社を牽引するコンサルタントへ成長するまでの過程について迫る。

※MVP・・・全社で最も予算達成率の高かったコンサルタントへ贈られる賞
※グロス賞・・・全社で最も売上額の高かったコンサルタントへ贈られる賞

1.プロシェアリングとの出会い

「ビジネスの本質は人にある」

佐藤の前職は大手上場企業。不動産業界向けにITプロダクトの営業を行っていた。

同期の中でも常に1番の営業成績を残し、会社からは成果も職務もさらなる成長を期待され、大きな期待に全力で応える日々。しかし次第に、顧客企業の本質的な課題解決のためには、今の形が決まっている商材では物足りないと感じるようになった。

懇意にしていた企業様からは、ITの悩みではなく、業務改善や正社員採用についてまで悩みを打ち明けられることが増えていた。社長から会社を継ぐ候補者がいないと、事業承継について相談されることもあった。

その悩みに本質的に応えられるサービスを持っていなかった当時の佐藤は、どうにか理由を探して自社の商材をアピールするだけになってしまうこともあったという。

「自社のサービスが本当に企業様やその先の一般消費者のためになるのか?」と葛藤する日々。
この状態で過ごす自分の10年後の姿をイメージすると、「このままではだめだ」と漠然と、しかし圧倒的な危機感を覚え、佐藤は焦りはじめた。


悶々とした日々を過ごす中、佐藤は大学在学中にHR事業で起業していた時の経験を思い出す。
「人を介して誰かの課題を解決する」というビジネスモデルの幅広さと実効性に可能性を感じ、本質的に企業の課題解決を行いたいと改めて考え始めていた。
そんなときに、サーキュレーションのプロシェアリングと出会い、「このサービスなら、自分のやりたかったことを実現できるかもしれない」と、胸が踊った。勝負するなら「ここしかない!」と覚悟を決めて、佐藤は2019年1月、サーキュレーションに入社を決めた。

入社してからも、日々企業の悩みや社長のビジョンに触れ、課題解決の提案をし、プロジェクトを共にする中で、「人が持つ可能性」を強く実感するようになったという。
プロ人材の持つスキルや経験をシェアすることによって、経営テーマにおける課題解決を実現すると同時に、その企業で働いている方々が新たな気づきを得ることや、企業文化へ影響を与えることができると確信し、気が付くと自分がプロシェアリングの1番のファンになっていた。


佐藤:
ビジネスを動かす原動力は、人の中にある「想い」だと思っています。
日々の仕事で、ベンチャー企業様と関わることが多いのですが、急成長を遂げている企業様ほど、どこかに「想い」が支えている信念や企業全体としての強さのようなものをすごく感じます。

私は数字では測れない価値や魅力を形づくる「想い」がビジネスにもたらす影響に大きな可能性を感じていて、こうして人の縁を紡いでいくことで世界を大きく変えるための小さなきっかけを作ることができればと思っています。

2.コンサルタントとしての成長の壁

サーキュレーション入社当時の佐藤は、圧倒的な行動数で注目の存在だった。月50件以上の商談を行い、とにかく打席に立つ回数を最大化させた。今までも誰よりもがむしゃらに行動することで1番になってきた佐藤ならではの爆発的行動力が発揮された。

入社して約半年が経った頃、お客様も増え、安定的に結果を出せるようになってきた。しかし、なかなか思うように自分の目指すトップの座に身を置くことはできなかった。

「このままじゃ飛び抜けることはできない。」

既に一通りの業務を経験し、自分なりに仕事を効率化することで、行動を増やし、企業やプロ人材との関係性も強くなり、提案できるソリューションも多くなっていた。
一方で、なんとなく仕事をこなしている自分もいた。

いい意味でも悪い意味でも、仕事に慣れてしまっていた。
本質的な課題解決を行いたい気持ちで突っ走っていたはずが、企業様からの要望に言われるがまま応えるだけになってしまったり、小さな変化しか起こすことのできない自分に佐藤は歯痒さを感じていた。

企業に大きく変化をもたらすような提案をするコンサルタントになるためにはどうすれば良いのか。

行動量の多さが功を奏し、周りのメンバーに比べても、人一倍多くのプロジェクトに関わることができていたが、その反面、頭の片隅に悩みを抱えながらも日々の業務に追われてしまっていた。

数字としての結果は出ていたが、本当の価値提供ができているのか、心のどこかにいつも何かが引っかかっていた。このままじゃ突き抜けた成果を出すことも、「奮い立つ瞬間」を創ることもできない。

チームのマネジャーである鈴木からはこんな言葉をかけられた。
「チームのメンバーとしてはすごく助かっているけど、佐藤がもしサーキュレーションの社員ではなく独立した個人だったとしたら、プロ人材として一緒に働きたいとは思えない」

それはとても強烈な言葉で、佐藤にとって稲妻に打たれたかの如く、痛烈に胸に突き刺さって、そして響いた。

自分はプロシェアリングというサービスを提案し、プロ人材と最も近くで働いているのに、「プロ」にはなれていない。
企業が活用したいと思うようなプロ人材に、自分もなりたい。
自分の目指すべき姿として、ピントがバシッとハマった瞬間だった。

それ以降、プロジェクトで関わるプロ人材や、尊敬できる人物から何かを吸収しようという意識が芽生えた。
今まであまり社内で積極的にコミュニケーションを取りに行けるタイプではなかったが、代表の久保田や上長、役員陣などに積極的にアドバイスを求めるように行動を変えた。


社内の上長達との対話を通して見えたのは、ビジネスマンとしてのスタンスの差だった。
人生を通して成し遂げたいビジョンを持ち、そのスタンスによって周りを引っ張りエンパワメントできる人間は強い。

ただ「仕事にのめり込んでいる」「知識を持っている」ことだけが一流とは言えないことに気づいた。佐藤は、自分に足りていないのはこのスタンスの部分だと自覚した。

とにかく突っ走ることで周りの期待に応えるだけでは、目指すべき「プロ人材」にはなれない。

この頃から、佐藤は明確に変わっていった。
ただ圧倒的な行動力で業務をこなしていくだけでなく、
なぜこの提案をするのか?
お客様にどうなって欲しいのか?
と、意思を持って動くことができるようになった。

その甲斐あって、日本を代表する大手ITメガベンチャーなどを担当した際は、周りのメンバーや上長をも巻き込んで今までになかったダイナミックな提案と、企業に大きな変化をもたらすプロジェクトを創出するという成果にも繋がった。


佐藤:
揺るがないスタンスを持ち、目的に向かって最短距離で走り抜ける人間です。誰かの真似をするのはただの付け焼き刃にしかならないと思っています。

自分の中に揺るがない軸を持って意思決定と行動をしていきたいです。プロになるにはまだまだ自分には足りない部分だらけだと思っていますので、これからも社内の方々やお客様、出会う方々からどんどん学びを吸収していきます!


3.一人で突っ走る から→ 組織を牽引する へ

「営業プロセスを分解して可視化。全てを0から見つめ直し、最適な方法を考えた」

サーキュレーションに入社してから1年半。この頃、ITチームでは新たなメンバーが増え、佐藤も中堅メンバーとしてチーム全体に影響力を持つようになっていた。

さらに自分が成長して本質的な課題解決のできる「プロ人材」となるためには、個人で突っ走るだけでなく、チームとして成長し、相互に良い影響を与え合える環境づくりが必要だと考えた。

佐藤が所属する、プロシェアリング本部/ITチーム。首都圏のIT業界の企業様へ提案活動を行う。20代中盤の若手メンバーと、30代の中堅メンバーが互いに刺激しあっている。

組織全体での力を底上げするため、自分にできることはなんだろうか。
「とにかく行動する」スタンスの佐藤は、人より多くのお客様と変わってきた経験が溜まっていた。

そんな自分の持っているノウハウをまとめ、営業プロセスを細かく分解して可視化し、なんとなくやっていた行動を言語化してみようと考えた。
チームのミーティングでそれぞれのメンバーから意見を出し合い、一つひとつの営業プロセスの中で、改善できるところはないか話し合った。

細かい営業フローを言語化してみると、チームメンバーとの間で様々な意見が飛び交った。

「商談への準備期間はもっと長く取った方が良いんじゃない?」
「クロージング直前にはこんな会話をすることが多いけど、みんなはどう?」
「このステップはもう少し簡素化できないかな?」

など、今までは「慣れ」や「なんとなく」でそれぞれのメンバーに染みついていた習慣やノウハウを言語化してみると、意外と差があることがわかった。

佐藤自身も、感覚的にうまくいってきたことが多く、成果の裏付けとしてどんな行動をとっていたのか言語できていなかったことに気付き、ナレッジシェアの重要性に強い納得感があった。

自分のやり方が必ずしもベストではない。周りのメンバーからナレッジを集め、体系化することでさらに自分の成長につながることを実感した。

この取り組みから、実際に営業フローの改善が行われ、、ITチーム史上初となる半期MVG※を受賞することができた。

※半期MVG・・・6ヶ月合計でもっとも予算達成率の高かったチームに贈られる賞


佐藤:
理由は2つあります。

1つ目は、営業フローを整理することで抜け漏れを少なくし、安定的な成果を出せることにつながると感じたからです。

2つ目は、少しでも自分の中にあるノウハウを周りのメンバーやチームのために活用できないかという意識が芽生えたからです。自分がうまくいっていればいいという考えで動いていたときは成長に限界を感じてしまって……。そんなときにいつもチームに助けてもらっていたので、自分も何か貢献しようと思いました。

4.さらなるプロシェアリングの可能性を探る

「自分自身がハブになり、企業様やプロ人材とともに社会にインパクトを与えるような新たな事業創出がしたい」

個人でも結果を出し、チームへの貢献もできた半年間を終え、佐藤はさらに次のステージを目指す。
今後、佐藤が目指したいことを語ってくれた。

・リーディングカンパニーと呼ばれるような一流企業へダイナミックな提案を仕掛け、大規模な企業変革の事例を創っていくこと
・プロシェアリングの枠を超えた新規事業を創出すること

改めてプロシェアリングという事業について理解を深め、事業の可能性を想像し、さらにプロシェアリングの枠を超えた新規事業を創出することでもっと社会に価値を生み出せないかを思考することが、今の仕事のやりがいにもなっているという。

プロシェアリングコンサルタントは、数多くの企業様・プロ人材と共に様々なプロジェクトに関わっているからこそ、市場のニーズや最新の動向をリアルタイムで感じ取ることができる環境だ。

日々いろんなアイデアが湧いてくるが、必ずしもそれが形になるとは限らない。上長からは辛口なフィードバックをもらうこともしばしば。
それでもめげずにまた考え、提案してみる。

プロシェアリングの1番のファンだと語る佐藤だからこそ見える視点で、サーキュレーションの次の時代を創っていく。
その先に、「奮い立つ瞬間」があることを信じて。

挑戦はまだ始まったばかりだ。

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