*本記事は、以下noteの転載になります。
https://note.com/shutomurase/n/nbf083521c856
はじめまして。私は現在、GaudiyでRMD(Real Merchandising)チームの責任者を務めています。
主に、エンタメ領域における商品・イベントの企画から生産、物流、カスタマーサポートまでを一貫して担うチームがRMDチームです。
まずは簡単にこれまでのキャリアを紹介させてください。
もともと私は、文化服装学院でファッションを学んでいました。 けれど、卒業後すぐに選んだのは、なぜか飲食店の経営。5年ほど、5店舗の経営に汗を流していました。
その後、「やっぱり“好き”な世界で生きたい」とファッション業界へ戻り、当時D2Cという言葉がバズワードになっていた頃、オーダーメイドスーツをECで販売するFABRIC TOKYOにジョイン。新規事業の立ち上げを経験しました。
さらにその後は、AnyMind Japanでインフルエンサー×D2C事業を立ち上げ、50ブランド以上の立ち上げ支援と、それを支える組織構築に携わりました。
そして今、エンタメ業界という“感情”と“熱狂”が渦巻く世界で、ものづくりの全工程を巻き込みながら、新しい仕組みでファン体験をアップデートする挑戦をしています。
なぜGaudiyは「リアルなものづくり」を始めたのか
Gaudiyは「ファン国家の実現」をビジョンに掲げる会社です。
ファン一人ひとりが経済や文化の担い手となる世界を、Web3や生成AIといった技術の力も借りながら本気でつくろうとしています。
そんな中で、「リアルグッズをつくります」と宣言するのは、一見すると少し異質に思えるかもしれません。
でも私たちにとって、それは自然な流れでした。
ファン国家において、言葉にならない「好き」を形にする場となり、証であり、記憶そのものとなるリアルな“モノ”や“体験”の設計は、まさにカルチャーを支える基盤だと感じています。
デジタルでもリアルでも、「ファンの感情に触れる体験」こそが、Gaudiyが向き合っている本質であると考えています。
「手に残る体験」をつくるということ
商品開発やイベント運営は、華やかに見えて、実は泥臭く少しだけシビアです。
「もの」をつくるということは、ファンとの距離が近くなるということ。近いからこそ、ちょっとしたほころびもダイレクトに伝わってしまう。
生産、物流、在庫、CS…1つのアイテムが届くまでには、無数の工程があり、無数の人が関わっています。
たったひとつの工程ミスが、誰かの“推し活の感動”を損なってしまうかもしれない。
そう思うと、ひとつの工程、ひとつの会話にまで神経を研ぎ澄ますことが求められます。
リアルな“もの”は、あとから修正できません。だからこそ、その“重み”に誠実でありたい。
その一方で、ファンからのCSの声やアンケート、コミュニティの投稿などが直に届くこの現場には、ものづくりの醍醐味と感動があります。
「このキャラのグッズ化待ってた!!」
そんな声が届いたとき、ものづくりは“愛の表現”なんだと再確認していくわけです。
テック企業で“リアルな接点”を設計するということ
Gaudiyは、Web3・ブロックチェーン・生成AIといった先端技術を軸に事業を展開するテクノロジーカンパニーです。プロダクト開発のスピードもクオリティも超一流。
そんな中で、サプライチェーンの組織構築は、ちょっとした“異文化交流”のようでもあります。
ゼロから新規事業をつくり、最短で売上を立て、信頼を得て、組織に根づかせる。
このプロセスは、なかなか骨が折れます。笑
パートナー企業との連携、社内への浸透、サプライチェーンの構築、販売戦略の設計…。
すべてが“異文化”との共同作業です。
だからこそ、ロジックと感情を翻訳する能力が求められる。
社内メンバーにも、ただ「こうしたい」ではなく、「なぜそれが重要か」「どんな価値があるのか」を根拠立てて伝え、文化を築いていく。
それは、とても泥臭いけど、どこかアートのようでもある作業です。
Gaudiyだからこそ実現できる“ファンとの握手”
Gaudiyでは、それぞれの領域でトップランナーのスキルを持った人たちが「誰かの“好き”のために」働いています。
私が所属するRMD事業部は、その中でも「地上戦」を担う存在です。
デジタルの空中戦だけでなく、リアルな手触りでファンとつながる場所をつくる。
それこそが私たちの使命であるとも感じています。
ファンの声を聞くのは大切。でも、“そのまま”聞くだけでは不十分だとも思っています。
たとえば「このキャラのグッズが欲しい」という声があったとして、私たちはその言葉の裏にある感情まで想像します。
なぜそのキャラなのか。なぜ今なのか。
「言葉にならない欲望」を汲み取る想像力があってこそ、
“想像を超えたWOW”が生まれる。
それが、Gaudiyのものづくりです。
最後に:ともにカルチャーをつくる仲間へ
これから先、エンタメ業界はもっと複雑で、もっと自由になると思います。
「自由になる」とは、発信する人も、コンテンツの形も、価値の基準すらも、今よりもっと多様になっていくということ。
ファン同士がつながり、二次創作が経済を動かし、プロとアマの境界線があいまいになる。
そんな世界では、“正解”も“マーケティング通りの反応”も、どんどん通用しなくなっていく。
だからこそ、ものづくりには、「誰かの“好き”を信じ抜ける人」が必要だと、私は本気で思っています。
ただの供給者ではなく、カルチャーの伴走者でありたい。
私たちが言う「カルチャー」は、エンタメ文化、ファン文化、推し活文化、さらにはそれらを支える現場や裏方も含めた、すべての“好き”が生み出す文化圏のことです。
Gaudiyという会社には、それを本気で守ろうとする人たちがいます。
一緒に、世界を驚かせるような“好きの仕掛け”をつくりませんか?
今ってたぶん、そのチャンスなので。