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大人時間を“わくわく”する時間にしたい!という思いを持ち続ける!

至善館職員の入職したきっかけや仕事のやりがいについて職員のブログ記事を掲載しています。

採用担当の櫻井です。至善館で法人とのコミュニケーションを担当している加藤陽美さんに至善館での仕事内容のやりがいについてブログ記事を書いていただきました。どんなことにやりがいを感じているのか少しでも感じていただけたら嬉しいです。

自己紹介
至善館で、企業・法人とのコミュニケーションを担当している加藤陽美です。私が最初に勤めた会社はリクルートという会社です。就職活動を目前にした 20 歳の頃、これから始まる大人時間がとんでもなく長く感じられ、どう生きていくかを考えていた時、「大人の時間のほとんどが働く時間になるのならば、働く時間をできる限り“わくわく”する時間にしたい」という思いに溢れてきました。そこで、働く選択肢や環境、
そして新たな価値観を創出できるリクルートの門を叩きました。リクルートでは、様々な業種・企業の採用や育成、制度設計業務を経て、人事部にて研修プログラム担当することになりました。そこで聞こえてきたのが、入社2〜3年目の「憧れる先輩がいない」「あんな風にはなりたくない」という声でした。「何を生意気なことを言っているんだ」と思う一方で、私自身にも同じ思いがあることに気づかされました。
入社して 5 年、10 年と経つと、インプットよりもアウトプットに追われ、そのことに気づいていながらも目の前の仕事に埋没していき、少しずつ個が薄れ、同じ言葉や考え方で思考するようになっていく。もっと最悪なのは、人間関係に神経をすり減らし、忖度をしたコミュニケーションの日々に疲れ切ることです。こんな自分自身を誇れることは難しく、その後ろ姿では後輩や家族を魅了することはできず「憧れの先輩」や「格好いいお母さん、お父さん」とは思ってもらえません。そこでまずは、上の世代も下の世代も刺激することができる、5 年目から 10 年目を対象とした新たなプログラムを立ち上げることに挑戦をしました。そして、この挑戦に続き、ミドル層からシニア層を対象としたプログラムの立ち上げ、また、いずれのプログラムでも国内外の企業や教育機関との連携がベースとなる内容であったこともあり、社内外からも大変評価をいただけるプログラム開発ができ、とても充実した日々を送っていました。
これらのプログラムを開発したことで、従業員全てが「憧れの存在」と変貌を遂げたということにはいたりませんが、ロールモデルとなる人材の輩出を成しえることができたと思います。自身も 2 人の娘の母親にもなっており、育児家事に関しては不出来なこともたくさんありましたが、子供たちには誇れる仕事ができているという思いもありました。日常的には 95%が七転八倒を繰り消す苦悶の日々ではありました。(汗)

ISL(至善館の母体となる組織)への転職
そんな時、至善館の母体である ISL が創設され、リクルートからも ISL のプログラムへ受講生を派遣をすることになり、ISL の創業理念やプログラム内容に触れるなかで、新たな挑戦をすべく ISL への転職を決めました。転職理由で一番大きかったのは、野田智義ファウンダー(現至善館学長兼理事長)の「リーダーシップの旅」という本に掲載された考え方です。「どんな人にでもリーダーとなり得る」「リーダーシップと
は「見えないもの」を見る旅である。」という言葉でした。加えて、プログラム対象者が多岐にわたることです。それまでは自社の従業員のみを対象としていましたが、多種多様な業界や職種の方々が対象となることも魅力的でした。そして、運営体制です。理事に記された各界のリーダーたちの「自社や業界の枠を超え、世界で活躍できるリーダーを育てる」という、本気のコミットメントが ISL にはあることを知ったか
らです。当然ですが、これらの要素は至善館にも当てはまります。至善館では、更に規模が拡張しており、日本だけでもなく、人種や宗教、大陸を超えた仲間が、ビジネスセクターだけでなく、ノンビジネスセクターからも集まっています。

至善館での仕事と「お互い様」という価値観
転職当時は、至善館の前身となる 20 代後半から 30 代中盤を対象とした創造型リーダー養成プログラムの立ち上げを担当しておりましたが、現在、私は至善館の学生募集チームに属しており、主に企業からの派遣者受入れを担当しています。(他のメンバーの仕事内容については、是非、別ページのブログを確認してみてください。)ひと学年定員が 80 名となりますが、20 か国以上から集まってきており、所属や職種も
ダイバーシティに富んだクラス構成になっています。多種多様な企業様から学生となる従業員の方を派遣いただいていますが共通の考え方があります。それは、「お互い様」という気持ちです。自社従業員の人材育成だけを目的とするのではなく、至善館に集まる全ての学生を仲間と考え、互いに切磋琢磨することで成長していくという考え方です。私もこの「お互い様」という考え方が大好きで、VUCA の時代、世界中の
人々が知恵を出し合って未来を築くことで、より豊かな社会にすべく一石を投じることができると信じています。また、至善館では、この共通の価値観を有する方々に学んでいただきたく、そのためにも、派遣元となる企業の経営層や人事部門のコミットメントを大切にしております。また、派遣者だけではなく、派遣元企業の関係者の方々にも、ともに成長をしていくためのリーダーシップ&イノベーションフォーラム、授業参観など様々な機会にご参画をいただいております。ちなみに、私はこの横展開の考え方も大好きです。

この仕事の醍醐味
この仕事を通じての醍醐味は、様々な業界の最前線で活躍する経営層の人材育成に対する思いやまた未来への展望に触れることができることです。各社の経営トップが、自らの「たすき」を誰に、どんな思いでつないでいくかについて直接お話を聞けることは大きな学びです。その各社の思いを至善館が繋ぎ合わせることで、個社では、もしくは日本だけでは成すことができないダイナミクスへと展開できます。そして、私
自身もその一旦ではありますが、ひとりでも多くの「大人の背中」を輝けるものにできているという実感と喜びがあります。

至善館の仕事に興味をお持ちの方へのメッセージ
自分自身の可能性、そして他者の可能性について信じられる人に仲間になってもらいたいと思います。一人では成し遂げることができない挑戦でも、「成し遂げたいことがある」もしくは「何かを成し遂げてみたい」という思いがあり、互いに尊重し合える仲間が集まることで、成し遂げることができます。教育機関である至善館には、その環境があるので挑戦ができます。また、その挑戦へも、色々な関わり方があります。
私と同じく学生募集の仕事もあれば、科目の開発や授業の運営、バックオフィスにて人事や総務、経理など「それぞれの力」と「なりたい自分になる」ための仕事があります。そんな事務局の雰囲気ですが、様々な世代がフラットにコミュニケーションをしています。ファカルティ(教員)と事務局職員の距離も近く、カリキュラムの開発や授業の運営においても「一緒に創っている」という関係性を感じてもらうことができます 何よりも「自身の成長のためだけ」や「自身の仕事領域だけ」という枠にとらわれず「お互い様」という価値観に強く共感をおもちいただいた方の応募をお待ちしております。

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