「自分には誇れる経験なんてない」——そう感じたことはありませんか?
こんにちは。株式会社ワールドフェイマス 新卒採用担当の會田です。
2026年8月、ハッシャダイソーシャル様と協働し、横浜創英高校の高校生の皆さんを対象に「PMOインターンシッププログラム」を開催しました。本プログラムはこれまでの経験を振り返り、そこに隠れている「強み」を言葉にしていくワークです。
「自分にはまだ、誇れるようなスキルや経験がない」と話していた高校生たちが、ワークを通して、学校生活の中にも仕事につながる強みがあったのだと気づいていく。その変化に立ち会えたのは、採用担当としても嬉しい経験でした。
もし今、「自分には強みがない」「学歴や経歴に自信が持てない」と感じている方がいらっしゃったら、ぜひ最後まで読んでみてください。この一日の記録が、その不安を少しでも軽くするヒントになれば嬉しいです。
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なぜ「PMOの会社」が高校生のキャリア教育に取り組むのか?
ワールドフェイマスは、企業のプロジェクト推進を支援するPMOの会社です。一見すると、「PMO企業」と「高校生のキャリア教育」は少し距離があるように感じるかもしれません。しかし、私たちがこの取り組みを始めたきっかけのひとつが、全国の若者に向けてキャリア教育の機会を提供しているハッシャダイソーシャル様との出会いでした。
私たちは2026年3月、ハッシャダイソーシャル様が開催する「CHOOSE YOUR LIFE FES #18歳の成人式」に協賛しました。18歳という節目に社会との接点を持ち、自分にはどんな選択肢があるのかを知る。そんな機会を若者に届ける活動に、私たちは強く共感しています。
18歳の成人式についてのコンテンツはこちら
PMOを、若い世代の選択肢に。ワールドフェイマスが「#18歳の成人式」を支援する理由 | 株式会社ワールドフェイマス
「PMO企業」と「若者のキャリア教育」は一見異なる領域ですが、私たちは強い繋がりを感じています。それは、「人がもともと持っている可能性を見つけ、成長するきっかけをつくること」です。
この想いは、ワールドフェイマスのロゴにも表れています。私たちのロゴは、「WF」のひびが入った卵をかたどったデザインです。このデザインには社会に出た直後や業界未経験の方=卵が持つ才能や可能性を「孵化」させる存在でありたい、という思いが込められています。
PMOとして最初から完璧な人はいません。人と関わり、失敗から学び、少しずつできることを増やしていく。その積み重ねによって、PMOとしての力が身についていきます。だからこそ私たちは、若いうちからさまざまな経験をして、自分の可能性を知る機会が大切だと考えています。
今回の取り組みも、単にPMOという職種を紹介するためのものではありません。自分の経験を振り返り、「自分にもこんな力がある」と気づいてもらう。その力が社会でどう活かせるのかを知ってもらう。そんな機会にしたいと考えていました。
高校生と一緒に見つけたかった 一人一人の「未来の自分のお守り」
今回のプロジェクトの目的のひとつが「PMOという仕事を知ってもらうこと」でした。そしてPMOを知る過程を通じて、高校生に「自分自身の可能性に気づいてもらうこと」を大切にしていました。
誰にとっても「自分の強み」を考えるのは簡単ではありません。仕事の経験が少ないからこそ「自分には何ができるのだろう」と考えても、答えが出ないこともあります。
しかし、強みとは必ずしも賞や資格、実績といった目に見える成果だけではありません。
- 友達の相談に乗ったこと
- 部活動でチームメンバーをまとめたこと
- 文化祭でみんなの意見を聞きながら準備を進めたこと
- 誰かが困っているときに声をかけたこと
そうした日常生活の何気ない経験のなかにも、”その人ならではの良さ”があります。ただ、自分ではそれを「強み」だと認識できていないだけなのです。
だからこそ今回のプログラムでは、自分が経験してきたことを振り返り、それを周囲の人からも言葉にしてもらいました。自分以外の誰かから「こんなところが良いと思う」と言ってもらえる経験は、これから進路や仕事で悩んだときに思い出せる、小さなお守りになります。そんな思いを持って、私たちは今回のイベントに参加しました。
最初に行ったのは、「あなたが『この人についていきたい』と思うのはどんな人?」を考えるミニワークです。
歴史上の人物でも、スポーツ選手でも、漫画のキャラクターでも構いません。そんな問いから、それぞれが思い浮かべる「理想のリーダー」の特徴を出していきました。
そこで出てきた特徴の一つが、「他者への気遣い」でした。さらに、「他チームにも耳を傾ける」「ミスした時でも自分のことを考えて心配をしてくれる」といった特徴も挙げられていました。
これらは「リーダーに必要な人間性」であると同時に、PMOにとっても重要な要素です。
PMOは、プロジェクトの責任者が本来の業務に集中できるよう支える役割です。そのためには、周囲の状況を把握し、人の話を聞き、必要なところに働きかけることが欠かせません。
「この人についていきたい」と思うリーダーの行動と、私たちが仕事として行っていることには、実は共通する部分がたくさんあります。
だからこそPMOには「人間力」が大事なのです。
経験の中にある「良さ」を見つけ、仕事で活かせる強みに翻訳する
次に、自分自身のこれまでの経験を振り返るワークを行いました。「そのときの自分の役割」「うまくいったこと」「困ったこと」という3つの視点から自分の経験を書き出し、グループで共有します。
周りのメンバーは話を聞き、その経験から見えたその人の「良さ」を言葉にして伝えます。ここで大切にしたのは、「すごいね」で終わらせず、「なぜそれをやろうと思ったのか」「どう乗り越えたのか」まで深掘りすることでした。
自分では「普通」だと思っている行動も、他の人から見ると素晴らしい行動であることもあります。例えば「いつも友達の話を聞いている」という行動は、「相手の意見を否定せずに受け止める」「安心して相談できる空気を作れる」という立派な強みです。
「何を経験したか」だけを見るのではなく、その経験のなかで「どう考え、どう行動したのか」を見る。そこには、その人が仕事をするうえで発揮できる力が隠されています。
言語化した「良さ」を付箋に綴っていくうちに、生徒たちの机の上はカラフルな付箋でどんどん埋め尽くされていきました。
「場を明るくする」「人の話をよく聞く」「細かい変化に気づける」「段取りがうまい」「困った人を放っておかない」——。
こうして言葉を集めたあと、私たちはその「良さ」を「仕事で活かせる力」、つまり”未来の自分へのお守り” へと翻訳するお手伝いをしました。
例えば、「場を明るくする」という良さは、仕事の場面では「チームの空気をつくる」「初対面のメンバーを巻き込む」という価値につながります。
「人の話をよく聞く」は「ニーズ把握・調整」に繋がり、「段取りがうまい」は「進行管理・プロジェクト推進」へと変わります。
このように、日常のなかにある「良さ」は、言い換えることで「仕事に活かせる力」になります。
大切なのは、「自分に何がないか」ではなく、「自分の良さをどう活かすか」という視点です。このワークを通じて日々の何気ない行動が「社会で活かせる力」につながっているということを伝えることができました。
高校生たちの姿から改めて確信した「人間力=PMO力」
今回の研修を通して、私自身が改めて実感したのが、ワールドフェイマスが大切にしている「人間力=PMO力」という考え方です。高校生たちが自分の経験から見つけた「良さ」の中には、PMOの仕事に直結する要素がたくさんありました。
PMOには、プロジェクトに関する知識やスキルが必要です。しかし、知識だけではプロジェクトを前に進められません。人の話を聞き、変化に気づき、必要な人に声をかけ、周囲を巻き込みながら最後までやり切る。そうした力があってはじめて、プロジェクトは動いていきます。
AIによってさまざまな業務が効率化されていく今だからこそ、こうした「人と関わり、プロジェクトを前に進める力」は、これからも重要な力になります。
未経験からでも、PMOになれる
ここまでお話ししてきた高校生たちの気づきは、社会人にとっても同じです。これまで誰かのために動いたこと、周囲の話に耳を傾けたこと、チームのために裏方として動いたこと。そうした経験の中にも、仕事で活かせる力は眠っています。必要なのは、それを見つけ、言葉にし、仕事につなげていくことです。
まとめ
高校生たちが、自分の手元に集まったたくさんの付箋(=お守り)を見つめていた表情が、印象に残っています。
あなたのこれまでの経験の中にも、PMOとして活かせる力があるかもしれません。この記事を読んで、自分の良さを活かした仕事をしたいと思った方は、ぜひ一度カジュアル面談でお話ししませんか?
「自分の強みがわからない」というご相談からでも大歓迎です。あなたの中にある“良さ”を見つけ、ビジネスの言葉に翻訳するお手伝いをさせてください。あなたからのご連絡をお待ちしております。