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人材メガベンチャー、人材開発、フリーランス、そしてSpirstar。音楽一筋だった私が破天荒なキャリアを歩み続ける理由。

新規事業を任せます!立ち上げから一緒にやりましょう!

そう謳う企業の何割が「本当に事業を任せている」のでしょうか。どれほどの人がそこで得た経験が「本物だった」と言えるのでしょうか。答えを導き出すのは難しい問いですが、少なくともSpirstarは「本当に事業を任せる環境」だと言えます。

今回インタビューした小山さんも、Spirstarに入社して事業作りを0から任されているひとりです。表題の通り、異色のキャリアを歩む小山さんは、なぜSpirstarを選んだのか。そしてなぜSpirstarはそこまでメンバーに事業を任せることができたのか。その秘密はSpirstarが掲げる理想にありました。


小山美紀/CA

新卒で人材メガベンチャーへ入社。営業職に2年従事し、ハッシャダイ(現 DMM Boost)に入社。ヤンキーインターン事業部にてインターン生の教育、紹介先企業の開拓を担う。その後フリーランスとして独立し、2023年7月にSpirstarに業務委託として参画。同年12月に正社員へ登用。Spirstarでは転職エージェント事業の立ち上げを行う。

ハードすぎて帰路で涙...厳しさを求めて飛び込んだ人材メガベンチャーでの日々

ーー新卒で人材のメガベンチャーへ入社されていますが、どういった就活軸でしたか。

私自身のバックグラウンドからお話しすると、5歳から20歳までピアノ、両親は自営業、自分も音楽の道に進むかどうかという環境で育った影響もあり、「会社」「会社員」というものが全く身近なものではなかったんです。そのため、大学3年生のタイミングでちょっとだけ就活に挑戦。興味本位で始めたんですが、自分にとっては外の世界を知ることができ、とても新鮮な気持ちでした。その中で「今のタイミングでしか会社員には挑戦できないかもしれない」と感じ、就職の道を決意。たくさんのことを吸収したいと思って、就活の軸は「1番厳しい環境で働く」ことを掲げて入社先に選びました。

ーーあまり聞いたことのない就活軸ですね(笑)

そうですよね。内定者時代にはイベントの企画や合同説明会の運営、その帰りに社員さんたちと打ち上げをするなど、とにかく自分にとっては経験したことがないものばかりで、とてもワクワクしていたのを覚えています。

そこから入社して配属されたのが、求人広告や採用サイト、イベント運営などを全て請け負う新卒採用に特化した総合代理店的な事業部での営業職でした。テレアポや商談を通じて、ビジネスにおける基礎は全てここで学びましたが、それと同時に、とにかくキツかった。何よりも数字、数字、数字という世界で、プロセスではなく結果主義。毎日涙を流しながら帰っていましたね。

ーー厳しい環境を求めていたものの、かなりハードな日々だったんですね...。

ボランティアではなくビジネスでやっていることであり、数字をあげることが重要だとはわかっていましたが、私には合っておらず。やはり日々の仕事の中で「人と対話ができる環境で働きたい」「決められた枠組みではなく、0から形を作っていける環境に行きたい」という思いが芽生えるようになり、ちょうど2年経ったタイミングで知人が働いていたハッシャダイに転職しました。

ハッシャダイを選んだ理由は「まだまだ組織が未完成の状態だから」「圧倒的に自由な社風に惹かれたから」というものです。1社目にメガベンチャーである程度決まったルールがあった環境を経験していたからこそ、ハッシャダイの自由さには驚きました。オフィスの中に金髪の人がいたり、ジャージで出社している人がいたり、ソファで仕事をしている人がいたり。ハッシャダイ自体が日本の中でもかなり特殊な環境ではありましたが、やはりこのときも非常に新鮮な気持ちでしたね。

自由なだけでは働けない。フリーランスを通じて得た仕事観。

ーーハッシャダイ社ではどのようなことを行っていたのでしょうか。

私は「ヤンキーインターン」という最終学歴が中卒・高卒の方々の就職・転職支援サービスで、インターン生の育成・教育を行っていました。1番最初のオリエンテーションを担当したり、営業研修を行ったり、育てたインターン生たちを紹介する企業の開拓を行ったりと幅広く経験。お客様から「こんな事業があったんだね、とても素晴らしいね」と言っていただいたり、なかなか心を開いてくれなかった子供たちがどこかの会社に旅立っていく姿を見たり、社会貢献性の高さと強いやりがいを感じられていましたね。

ーーとてもやりがいを感じて働いていたのにも関わらず、ハッシャダイ社を退職したのはなぜだったのでしょうか。

人材ベンチャーを2年、ハッシャダイを2年経験したタイミングで「ちょっとだけ休みたいな」と感じることが増えたんです。そんな中、知り合いから業務委託での営業代行の案件を勧められて「独立してみよう」と一念発起。個人的にシーシャが好きだったので、シーシャ屋さんでも働く生活をスタートしました。しかし、少しずつ生活がだらけ始め、30歳を目前にして湧いてきた「このまま気がついたら40歳になって、大丈夫なのかな」という漠然とした焦り。ひとりではなくチームで、誰かのために仕事をしないと自分は頑張れないんだということに気がつき、業務委託として人材会社で働き始めました。

ーーご自身の中で「なんのために働くのか」が見えたきっかけだったんですね。

そうですね。そのエージェント業務を執り行う中で、たまたま仕事の進め方で相談をしたのが元々の知り合いであったSpirstar代表の松本でした。相談でのコミュニケーションを重ねるうちに「Spirstarも新卒エージェント事業を立ち上げるから、業務委託として協力してくれ」と頼まれ、独立を応援したい気持ちも相まって、Spirstarで業務委託として働き始めました。

本当の意味で0→1を経験。事業づくりの深淵に触れる。

ーー小山さんは現在、業務委託ではなく正社員ですが、この転換にはどういったきっかけがあったのでしょうか。

松本と一緒に仕事をするようになって、松本がこれまでに働いてきた誰よりも「秀でている」という感覚を持ちました。そんな松本が、ハッシャダイ退職から2年間のブランクを持つ私を頼ってくれた。だとすれば、私自身は早く還元できるようになるためにも、覚悟を持って勉強させてもらいたい。そして事業を0から作り上げる経験がないからこそ、ここで頑張りたいと思えたのが正社員としてSpirstarで働くようになったきっかけですね。

ーーSpirstar社ではどのようなことをしているのでしょうか。

「あすじょぶ」という20代を中心とした転職エージェント事業で、CA業務と業務委託メンバーのマネジメントを行っています。完全に0からの立ち上げをしている最中で、事業づくりの難しさを毎日体感しています。自分たちが「これで間違いない!」と思って邁進していたことも、実際に進めていくと「これ、間違っているのでは?」ということが大半です。これまでの環境がいかに先人たちの積み上げの上にあったのかを思い知らされている感覚です。

ーー事業を0から作り出すのは簡単にできない経験ですよね。

そうですね。これも松本が本当の意味で「任せてくれているから」であり、本当の意味で「事業を0から作っている」という経験は、他の環境では味わえないんじゃないかと思います。松本が自分をそこまで信じてくれているからこそ、絶対に大事にしないといけないし、絶対に成功させたい。会社の中にある「小さな会社」を経営している感覚ですね。松本の経営における思想が「事業をどんどん作り、PDCAを回していく中でより会社を大きくしていく」というものだからこそ、これからも新規事業の立ち上げは行われていきますし、その度にポジションが生まれていくため、新規事業に携わりたいと考えている方にはぴったりの環境だと思います。

全ては仲間たちの”夢”を叶えるため。Spirstarでメンバーが輝ける理由。

ーーそこまで事業を任せられる松本代表がすごいですね。

間違いないです(笑)。やはり松本の中では、Spirstarの理念やMVVが非常に優先度の高い位置にあり、それが私たちへの接し方でもそうですし、事業の中においても現れているなと感じます。例えば、Spirstarは人材系の事業展開をしていますが「メンバーが立ち上げたい事業がそれ以外だったとしても問題ない」と明言しています。これはSpirstarを「働いているメンバーの夢を叶えられる場所」にしたいという想いからです。

同じように、売上よりも目の前の候補者のキャリアに寄り添うことにも言えます。もちろん紹介エージェントからすれば、紹介料の高い企業に紹介すれば儲かりますし、自社経由で内定が出た学生へのフォローを徹底すれば承諾率を高めることは可能です。しかし、それが候補者のためにならないのであれば、絶対にやらない。それはSpirstarが掲げている理念やMVVに反するからであり、それが事業や日々の仕事の中で徹底されていることが素晴らしいなと感じますよね。

ーー小山さんの今後の展望について教えてください。

まずは「あすじょぶ」を軌道に乗せること。まだ立ち上げて半年も経っていないのですが、松本から託されたからこそ、絶対に事業を成長させていきたいと考えています。そのためにも、候補者との関係構築を徹底していきたいです。また、もっと色んな人たちがSpirstarに参画してくださると嬉しいですよね。立ち上げフェーズだからこそ経験できることがたくさんあります。もちろん、自分で考えながら動くことでき、受け身ではないことが前提だと思いますが「自分で事業を作ってみたい」「Spirstarでならなんでも実現できそうだ」とワクワクや期待を持って働いてくださる方がいれば、ぜひ応募してみていただきたいですね。

株式会社Spiristarでは一緒に働く仲間を募集しています
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