プロフィール:多賀 千夏(たが ちなつ)
共愛学園前橋国際大学卒。在学中に学生主体の子供食堂「るりあるく」を立ち上げ、前橋市内での運営に尽力。
大学時代の拠点であった「GITY」での縁から、株式会社CATENASへ新卒入社。現在は、新店舗「駄菓子屋 ひびのば 馬場川通り店」の立ち上げ準備や、本とアートのコミュニティ書店「灯ル」のSNS運用などを担当している。
――多賀さんは、大学時代から「子供食堂」の運営など、かなり精力的に活動されていましたよね。そもそも、なぜ共愛学園前橋国際大学を選んだのでしょうか?
一番の理由は、「将来の夢を一つに絞れなかったから」なんです。一つに決めるのではなく、経済学や心理学など、コースをまたいで自分の興味があるものを幅広く学びたい。4年間の中で、ゆっくりとやりたいことを見つけていきたい。そんな思いで入学を決めました。
「『これだけ』と決めつけない。多角的な学びの中で、自分のワクワクを探し求めた大学生活」
そうやって過ごす中で出会ったのが、ゼミの活動で立ち上げた子供食堂「るりあるく」でした。
――「るりあるく」での活動は、多賀さんのキャリアにおいて大きな転機になったようですね。
最初は本当に、「面白そうだからやってみたい!」という単純な好奇心から参加したんです。でも、実際に前橋の南町や大利根といった場所で、地域の子供たちやおばあちゃんと一緒にご飯を食べる場所を提供していく中で、考えが変わりました。
最初はただの「興味」。でも、子供たちの笑顔を見るうちに、その場所の重要性に気づいきました。
子供たちにとっても、私たち大学生にとっても、そして親御さんにとっても、ここがどれほど大切な場所か。活動を続ける中でその意義を見出し、いつしか「この活動をずっと続けていきたい」と強く思うようになりました。
――その後、どのようにして株式会社CATENASと出会ったのですか?
大学3年生の頃、学校が閉まった後も夜遅くまで勉強や作業ができる場所が欲しくて。市役所の方に相談したところ、「GITY」という場所を教えてもらったのが始まりです。
そこで代表の神保さんと出会い、「何かやりたいことないの?」と聞かれ、「ずっと子供食堂をやりたいと思っていて……」と答えたら、「じゃあ、ここでやればいいじゃん!」と即答してくれて。その軽やかさに背中を押され、CATENASとの関わりが深まっていきました。
――新卒として入社し、現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?
現在は、5月末にオープンする「駄菓子屋 ひびのば 馬場川通り店」の準備に奔走しています。また、それと並行して「灯ル」という新しいコンセプトの本屋さんのSNS運用も担当しています。
「本×アート。言葉にならない感性を豊かにする、新しいコミュニティの形を届ける」
「灯ル」は、単に本を売る場所ではなく、本から得る言葉と、アートから得る感性を掛け合わせ、言葉にならない感情を豊かにする場所です。自分が考えたことやワクワクするものを形にする仕事は、難しさもありますが、それ以上に毎日が新鮮で楽しいです。
――多賀さんが目指す「将来の姿」を教えてください。
今は、目の前の仕事が本当に楽しくてやりがいを感じています。将来的には、もともとアパレルのアルバイトをしていたこともあり、デザインやアパレルに関係する仕事にも挑戦してみたいという気持ちがあります。
「常にワクワクを追求し、やりたいことを形にできる『仕事マン』になりたい」
一つに絞るのではなく、ワクワクするものを見つけたら、それを仕事として実現できる。そんな「仕事マン(プロフェッショナル)」になることが、今の私の目標です。
――最後に、この記事を読んでいる学生たちへ一言お願いします!
私はゼミが始まるまで、特にやりたいこともなく「なんとなく」大学生活を過ごしていました。でも、卒業するまでに何かを残したい、何かに挑戦したいと思ってがむしゃらに首を突っ込んできた結果、今の道が開けました。
「『なんとなく』を卒業し、がむしゃらに首を突っ込む。学生時代こそ、好きを見つける最大のチャンス」
学生だからこそ、挑戦できることがたくさんあります。自分の好きなことや、やってみたいことに気づく機会は、動いた先にしかありません。貴重な時間を大切に、色々なことに挑戦してほしいと思います!