家具をつくる経験を、古家具を未来へ受け継ぐ仕事に。
家具製作、建具、大工、店舗什器製作…。
木工の仕事に携わってきた方なら、一度は「もっと一つひとつの家具と向き合いたい」「もっと自分の技術を活かせる仕事がしたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。
私たち古家具古道具そうすけは、神奈川県寒川町で創業24年。
昔の職人たちがつくった古家具や古道具を手入れし、修理し、もう一度暮らしの中で使っていただけるようにして、次の持ち主へ受け継ぐ仕事をしています。
新品の家具をつくる仕事とは違います。
古家具には、それぞれ違う歴史があります。
傷の付き方も違う。
木の動きも違う。
反りや割れ方も違う。
だから、同じ修理は一つもありません。
家具の状態を見ながら、「どう直せば、この家具らしさを残せるか」「あと何十年使ってもらえるか」を考えながら、一点一点向き合っています。
昔の職人の仕事に、毎日感動しています。
私がこの仕事を24年間続けてこられた理由は、とてもシンプルです。
昔の職人さんたちがつくった家具や道具が、本当に好きなんです。
無垢材の美しさ。
ゆらゆらと揺れる古いガラス。
ダイヤガラスの表情。
引き出しの引手や、慳貪(けんどん)のつまみ。
細かな意匠の一つひとつに、その時代の職人の技術や遊び心が詰まっています。
今見ても「かっこいい」「美しい」と思えるものばかりです。
そんな家具や道具をきれいに清掃し、壊れたところを修理し、元の雰囲気を大切にしながら塗装する。
必要があれば棚板を増やしたり、天板を補強して電子レンジやテレビが置けるようにしたり。
昔の家具を、今の暮らしでも気持ちよく使える家具へ生まれ変わらせる。
その時間が、本当に楽しいんです。
修理して終わりではありません。
そうすけの仕事は、工房の中だけで完結しません。
自分たちが手をかけた家具が店頭に並び、お客様が実際に手に取り、気に入ってくださる。
「これを探していました。」
「大切に使います。」
そんな言葉を直接いただけます。
修理した家具が、新しい暮らしの中でまた何十年も使われていく。
そこまで見届けられる仕事は、そう多くありません。
だから私は、「家具を直している」というより、「家具の物語を次の世代へつないでいる」と思っています。
壊れても、直せばいい。
私はよく、お客様にもスタッフにもこう話します。
傷が付いてもいい。
汚れてもいい。
壊れてもいい。
直せばいい。
私たちの仕事は、家具を新品のようにすることではありません。
その家具が持っている歴史や味わいを残しながら、これから先も安心して使える状態へ整えることです。
100年使われてきた家具なら、次の100年も使っていただけるように。
そんな気持ちで、一つひとつの家具と向き合っています。
木工経験者だからこそ、楽しめる仕事です。
家具製作、建具、大工、店舗什器製作…。
木工の経験がある方なら、きっとこの仕事の奥深さを楽しめると思います。
決められた作業を繰り返すのではなく、自分で考え、工夫し、技術を活かせる場面がたくさんあります。
そして、自分が手をかけた家具を、お客様が笑顔で選んでくださる。
そんな喜びもあります。
家具をつくる経験を、古家具を未来へ受け継ぐ仕事に。
もしこの言葉に少しでも心が動いたなら、一度お店に来てください。
工房の空気や家具の表情を見てもらえれば、きっとこの仕事の面白さが伝わると思います。
めちゃ楽しい仕事です。