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▽転職応援ガイド#41:職種理解を深める~経理編~

こんにちは、株式会社hitocolor広報の岡部です!

毎週更新中の求職者向けブログ、今回は「職種理解を深める~経理編~」です。

前回は会社の利益創出を担う営業について紹介しましたが、今回は会社のお金まわりを管理する経理について、どのような仕事をしているのか、必要なスキルや資格、どんな人が向いているかなどを解説していきます。


▽経理の仕事とは

経理とは、会社のお金や取引の流れを管理する役割を担う、会社経営において必要不可欠な仕事です。 従業員の給与計算はじめ、経営者が経営判断のために確認する決算書の作成や、日々の売上管理など業務は多岐にわたります。

また、会社によっては会計・財務と明確に区別されておらず、経理担当者がお金にまつわる業務をすべて担当しているケースもあります。会社のお金を扱う以上、経営層とのやりとりも多く、より強い責任感を求められる仕事といえるでしょう。

▽経理の役割

日々の売上や仕入れの管理、給与や保険の管理計算、税金の対応、決算書の作成など経理の業務は多岐にわたります。営業職とは異なり、対応スケジュールが年間通して決まっているものも多く、漏れなく予定通りに対応していくことが重要です。
また、データをもとに経営陣に対して財務状況に関する改善提案を行う場合もあります。
経理の仕事は一つひとつの業務内容に派手さはなく、コツコツと地道に積み重ねていくものばかりですが、「縁の下の力持ち」として重要な役割を担っています。

▽経理に求められる能力

①簿記に関する知識・資格

経理として仕事をするために最低限身に着けておきたい知識のひとつとして簿記が挙げられます。経理職での転職を希望する場合、勘定科目や金額、取引先について、ルールに基づき帳簿を正確に作成し、決算書まで作成できるスキルを持ち合わせていることが望ましいです。他にも、税金や給与に関する法的な知識や、業務で会計ソフトなどを扱う可能性が高いため基本的なITスキルも身に着けておくに越したことはありません。
具体的な資格としては、日商簿記検定が挙げられます。簿記3級や2級以上を応募資格として設けている企業も多く、特に2級以上を保有している場合は実務経験がなくても採用される可能性があります。

②法律に関する知識

経理の仕事には税法や会社法、金融商品取引法といった法律が密接に関わってきます。知らず知らずのうちに法律違反を犯し、会社に損害を与えてしまったなどということを防ぐためにも、最低限の知識を身に着けておくことは大切です。法制度の改正によってルールが変わることも多いため、常に最新の情報を確認することを心がけましょう。

③仕事に対する責任感

経理に限ったことではありませんが、会社のお金を直接的に扱う仕事である以上、責任感を持って仕事に取り組めるかどうかは非常に重要です。また、給与や税金の処理などの扱いは一歩間違えれば社員の生活に大きな影響を与えることにも繋がります。例え専門知識を持っていたとしても、一つひとつの仕事をコツコツ丁寧に対応できなければ経理に向いた人材とはいえません。


今回は経理の仕事や役割、求められる能力について紹介しました。
一見すると非常に高い能力を求められる仕事のように見えるかもしれませんが、最も大切なのは責任感を持って仕事に取り組む姿勢です。意欲があれば知識や経験はいくらでも身に着けることができますから、興味がある、将来的に経理職への転職を考えている人は、まず簿記の勉強からスタートしてみてはいかがでしょうか。

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