「働きながら研究するために自分で会社を作る選択を」CTO幅野のこれまでと今後の展望

インタビュー企画第2弾はCTOの幅野さんです。

<プロフィール>

幅野 莞佑
慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修士1年。学部1年の時からソフトバンク株式会社を始めとする複数のIT企業で長期インターンを経験し、ネットワーク・セキュリティ・機械学習による画像認識・異常検知システム開発などの業務に従事。研究分野はネットワークセキュリティと、画像生成モデル、ニューラルネットワークモデルの高速化。2018年にMETRICA株式会社CTOに就任。Kaggle Expert。
▼Twitter
https://twitter.com/kansukebano

卓球に熱中した中学時代

ーまずお名前と自己紹介をお聞かせください。

幅野莞佑(はばのかんすけ)といいます。 METRICAではエンジニアとして働いています!みんなには「はばかん」と呼ばれています。

ー小学校、中学生の頃はどんな子供でしたか?

小学校のころは兄によくついていって外で遊んでいる子供でしたね。 特に球技はサッカー・テニス・卓球など、兄がやっていたことをそのまま真似していました。

テレビで流れるオリンピックの試合や「SASUKE」を見て運動神経がいい人に憧れるようになってからは、種目は変わるもののスポーツ選手になりたいと思っていましたね。

兄が中学で卓球部だったこともあり、自分も都内の中学で卓球部に所属していました。
結構本気で卓球の選手になりたいと思っていたこともあり自分の学校の部活では飽き足らず、近くの県大会に出場している中学の部活に土曜日だけ参加させてもらったりもしていました。 それくらい頑張ってたんですけど、あまり結果に繋がらなくて・・・。挫折してしまいました。

「情報で人を喜ばせる」ことに興味を持つ

ー卓球をやめてからは何を?

ちょうどこの頃にFPSやガンダムなどの対人ゲームをめちゃくちゃやるようになりました。卓球のこともあって、自分は一つに絞るのが向いていないと感じるようになって。

高校では様々なことに挑戦しようと思って進学したんです。 部活は友達に誘われたこともありバスケ部に入りましたが、同時並行で文化祭の実行委員長もやってました。 文化祭では各クラスが校内で上映する出し物紹介の動画を作成するんですが、僕はその動画編集を担当することになって初めてAdobe Premiere Proで動画を編集しました。この経験が、僕が「情報で人を喜ばせる」ことに興味を持つようになった原体験だと思います。

ー自分のことはどんなやつだと思いますか?あなたと接する上での注意点は何かありますか?

色々なことをやる反面、器用貧乏な気がします。 仕事はおそらく人とやったり、責任を持ったりするほうがしっかりとできそうです。 一人だけだと基本怠け者になるので(笑)

僕の全ては外部からの刺激でできている

ー好きなもの・こと・趣味は何かありますか?

まだまだやれていませんが、モノを作ることは好きですね。

社長に「趣味ないなら絵描けば?」と言われて、君の名はの絵コンテを真似てみたり。自分があまりよく知らない分野の本を買ってさらっと読むのも好きです。この前は山の雑誌を買いました。

あとはアベンジャーズシリーズ(MCU)にめちゃくちゃハマってて、映画を何度もみています。 ハマり過ぎてKindleで原作コミックを読み始めました(笑)

ーなぜそれが好きなんですか?

小中高時代のことを振り返ってみても、全てが誰かからの影響で始めているんですよね。僕の全ては、外部からの刺激でできていると言っても過言ではないと思います。 色んなものの中からをやりたいことを選びつつも、その過程を楽しんでる気がしますね。

欲張りな自分にとってSFCはぴったりな環境だと思った

ー通われている大学はどちらですか?

慶應義塾大学大学院です。学部のころから慶應(SFC)ですね。

ーなぜ慶應、その中でもSFCを選んだんですか?

最初は国立の経済学部を志望していました。 二人兄弟だし、国立に行って学費を安くしたいという思いもあり。 経済学部を志望した理由は「文系に行きたい」というよくわからない理由です(笑)もともと個人的には数学が得意だったのですが、周りの数学ができる人たちを見て、自分は数学だけではやっていけないと感じて、文系科目も勉強したいと感じたんですよね。

経済学・統計学・情報科学に興味を持っていたんですが、 高校のうちにどれかに絞ることができなくて。そんな時にある友人に慶應義塾大学総合政策学部(いわゆる、SFCです)を勧められました。
SFCは色々なことを自分の好きなタイミングで学べる場で、欲張りな僕にとっては最適な環境だと思い、SFCに行くことにしました。 現在は学部に引き続き、SFCにある大学院、政策・メディア研究科に進学しています。

学部時代は「情報セキュリティの領域を機械学習分野で解決する」というテーマで研究していました。

詳しくいうと、ネットワークの通信を元に攻撃手法や攻撃元を特定する“ネットワークフォレンジック”という分野があるのですが、その分野に機械学習の知見を応用する研究です。通信データを使ってモデルを学習することによって攻撃通信を特定するという手法の研究です。

プログラミングの勉強を始める

ー大学時代はどんな学生でしたか?どんなことに熱中していましたか?

1、2年のころは学園祭の運営に力を注いでました。当日の企画を考えたり、運営をしたり、渉外活動をやらせていただいたと様々なことを経験できました。

また、大学に入ってからプログラミングの勉強を始めました。研究会での出展のためにC言語でネットワークキャプチャを実装し、それをunityというエンジンで動いているプログラムにソケット通信させて可視化するシステムを作りました。これが、プログラムを自力で書くきっかけになった経験でした。このきっかけがなかったら、開発のスキルは上がっていなかったかもしれないくらい、貴重な経験です。

その後は情報科学や統計学などを必死に勉強しました。まわりにとても優秀な人たちがたくさんいたので、彼らに追いつきたいという気持ちでがむしゃらに頑張っていましたね。

ーなぜその活動に力を入れていたんですか?何が楽しかったんですか?

学園祭の運営は、高校での活動の延長でやりたいと思ってやってました。初めての経験が多く、同世代の友達と真剣に考えたり、時には遊んだりする時間がとても楽しかったです。

プログラミングは、自分でアルゴリズムを考えながら一つのモノを作っていく過程が楽しかったからですかね。自分が作ったものに対する他の人の反応を見るのも、楽しんでました。もちろん、自分が作ったプログラムが良くないプログラムだったときは悔しい気持ちは込み上げてきますが(笑)、また次頑張ろう!もっといいものを作ろう!という気持ちに繋がって、結局楽しいですね。

ー学生時代の経験から学んだことはなんですか?

人と出会い、そこで手に入れた知識・経験は、一人の活動だけで手に入れられるものよりも圧倒的に大きいということですかね。人からもらえる情報は、これからも大事にしていきたいと思っています。

働きながら研究するために自分で会社を作る選択肢をしました

ー起業しようと思ったきっかけや原体験を教えてください。

元々は西村さんや他の人に誘われたのがきっかけですね。METRICAのメンバーもMETRICAに関わってくださっている人も、優秀な人が多いので、自分もこの中で働いていれば成長できると思って、ジョインを決めました。

大学院に進んで研究したいという気持ちもあったんですが、大学院の先輩の話を聞いてから社会人になってから大学院に入り直す選択肢を考えるようになって、じゃあ働きながら研究すればいいんだ!と思いました。
働きながら研究するための選択としてその時に考えたのが、自分で会社を作るということだったんですよね。 今は正直、研究と仕事両方ともやるなんてちょっとなめてたなと思いながら必死になってやっています(笑)

ー現在の業務内容と働き方を教えてください!

プロダクトの開発業務を行っていますが、まだまだスタートアップということもあり社内で利用するSaaSのカスタマイズなども一部担当していて、社内環境の整備も進めているところです。

優秀なメンバーに刺激を受けながら自分も成長していく

ー西村さんや他のメンバーとの出会いを教えてください。

研究室の博士課程の先輩と一緒に食事をするときに西村さんとお会いする機会があったのが最初です。
その後は勉強会を行ったり、受託案件を一緒に行ったりしていました。

荒木さんはMETRICAを立ち上げた後に資金調達をしたいという段階でお会いしたのが最初ですね。

ー西村さんや他のメンバーのことを他己紹介してください。

西村さん

西村さん:慶應医学部6年生で今休学中です。あまり医学部っぽくないなと最初会った時に思いました。仕事に対してもポーカーなどの趣味に対しても、言葉では伝わらないくらい本気で取り組む人です。

医療分野の知見ももちろんなのですが、それに加えて機械学習の知見を兼ね備えています。実際に自身で画像認識の機械学習モデルを開発していた経験もあり、エンジニアリングに対する理解がはやく、またプロダクトへの技術的な意見などもしっかりと持っているなと議論の中でいつも感じます。

常に本質を考え、それに対してはっきりと言うことが多いです。そのような活動を通じて、周囲に刺激を与えながら西村さん自身も成長して行こうという意思を強く感じます。
荒木さん

METRICAではファイナンスを担当しています。仕事では、常に周りの視点を考慮しながら動いていただけることが多いです。
自分と議論をする時には、常にエンジニアとしての僕の視点を考慮しながら、議論をしてくれます。見習わないといけないことがたくさんあるな、と感じています。

遊ぶ時は、ムードメーカーです。よくMETRICAメンバーでポーカーをするのですが、アグレッシブすぎるプレーで周りを楽しませることが多く、ぜひ参考にしたいです(笑)

ここにはかけないメンバーが実はたくさんいるんですが、総じて言えるのは勝負事が好きな人が多い会社だと思います。特に、ポーカーはみんな好きですね(笑)

ー最後にこの記事を読んでくれているみなさんに向けてメッセージをお願いします!

METRICAは若手中心の会社で、メンバーと会社が一緒に成長しながら進んでいく、“これから”の会社です。

なので、まだまだな部分も多いですし不安なこともありますが、それ以上にワクワクすることがたくさんあるのも事実です。METRICAという会社はもちろん、メンバーそれぞれが来年・再来年にどこまで成長しているのか、非常に楽しみです。僕も周りに負けないくらい成長したいと思っています。

今後入ってくる人も、会社を育てながら自分も成長するんだ!という気持ちを持って入っていただけると嬉しいです。


(以下、関連リンク)2019年9月4日追記

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