― 国内外IPの制作現場で、品質と進行の“真ん中”を担う仕事 ―
KOLでは今、国内外のエンタメIPに関わる広告、SNS、海外向け発信、映像制作などを横断し、制作の中枢を担うクリエイティブディレクターを募集しています。
ただ、「クリエイティブディレクター」と聞いても、会社によって任される範囲は大きく違います。
企画を考える人なのか。
制作進行を管理する人なのか。
デザイナーや編集者に指示を出す人なのか。
クライアントとの窓口なのか。
KOLの場合、そのどれか一つだけではありません。
私たちが求めているのは、制作物の品質と、プロジェクトの進行を分けずに見られる人です。
「この方向で本当に届くのか」
「このスケジュールで品質を守れるのか」
「今、誰に何を確認すべきなのか」
「どこで判断が止まっているのか」
そうした問いに向き合いながら、プロジェクトを前に進めていく役割です。
1. KOLのディレクターは、作業者ではなく“判断の起点”になる
KOLの制作現場では、映像、デザイン、SNS、広告、海外向け発信など、複数の要素が同時に動きます。
関わる人も一人ではありません。
クライアント、IPホルダー、編集者、デザイナー、SNS担当、外部パートナーなど、それぞれの立場や期待があります。
その中でディレクターに求められるのは、単に連絡を回すことではありません。
情報を整理し、論点を見つけ、判断できる状態をつくることです。
たとえば、クライアントから「もう少しインパクトがほしい」と言われたとします。
その言葉をそのまま制作メンバーに渡すだけでは、現場は迷います。
何のインパクトなのか。
ビジュアルなのか、構成なのか、コピーなのか。
ターゲットに刺さっていないのか、IPらしさが弱いのか。
それとも、広告としての引きが足りないのか。
曖昧な言葉を、制作が動ける言葉に変える。
その翻訳力が、KOLのディレクターには必要です。
2. “品質を見る”とは、細かく口を出すことではない
品質管理というと、細かい修正を指摘する仕事に見えるかもしれません。
もちろん、表現のズレや違和感に気づく目は必要です。
ただし、KOLでいう品質判断は、単なるチェック作業ではありません。
大切なのは、目的に対して適切な表現になっているかを見ることです。
この映像は、誰に向けたものなのか。
このSNS投稿は、どんな反応を狙っているのか。
この広告は、IPの魅力を正しく伝えられているのか。
海外向けに出す時、文脈のズレは起きていないか。
細部を見るだけでなく、目的から逆算して、今のアウトプットが正しい方向に進んでいるかを判断する。
それが、KOLにおける品質を見るということです。
3. 進行管理とは、スケジュール表を守ることだけではない
もちろん、納期を守ることは大前提です。
ただ、KOLの現場では、予定通りに進めることだけが進行管理ではありません。
制作途中で方向性が変わることもあります。
確認が想定より長引くこともあります。
素材や情報が揃い切らないまま、先に進めなければならないこともあります。
その時に必要なのは、スケジュール表を眺めることではなく、プロジェクトの詰まりを早く見つけることです。
今、止まっている原因は何か。
誰の判断が必要なのか。
先に進められる部分はどこか。
後で手戻りになりそうな箇所はどこか。
進行管理とは、状況を見て、先に手を打つ仕事です。
KOLのディレクターには、ただ進捗を確認するのではなく、プロジェクトが止まらない状態をつくることを期待しています。
4. このポジションで任せたいこと
今回募集しているクリエイティブディレクターには、主に以下のような役割を期待しています。
まず、案件全体の状況把握です。
クライアントの要望、制作物の目的、スケジュール、関係者の動き、懸念点を整理し、今どこに課題があるのかを見える状態にしていきます。
次に、制作物の方向性整理です。
初稿やラフ、構成案、デザイン案などを見ながら、目的に対して何が足りないのか、どこを修正すべきかを言語化します。
そして、関係者とのコミュニケーションです。
クライアントやIPホルダーの意図を汲み取り、制作メンバーが動ける形に変換する。逆に、制作側の事情や懸念も、相手に伝わる言葉で説明する。
最後に、納品までの推進です。
品質を守りながら、スケジュールを前に進める。必要な確認を取り、判断を促し、最後までプロジェクトを着地させる。
どれか一つだけを担当するというより、案件全体を見ながら、必要な場所に入っていく仕事です。
5. 向いているのは、違和感を放置できない人
この仕事に向いているのは、違和感を放置できない人だと思います。
「このまま進めると、後で揉めそう」
「この表現だと、IPの魅力が伝わりきらない」
「この確認を飛ばすと、最後に手戻りが起きそう」
「今の説明だと、制作メンバーが迷いそう」
そうした小さな違和感に気づき、先に拾いにいける人は、KOLの現場で力を発揮しやすいです。
逆に、言われたことだけを正確にこなしたい人や、自分の担当範囲を明確に区切りたい人には、少し大変な環境かもしれません。
KOLのディレクターは、役割の境界線に立つ仕事です。
制作側の視点も必要です。
クライアント側の視点も必要です。
IPを守る視点も必要です。
届ける相手を想像する視点も必要です。
その間に立って、より良い着地を探し続ける。
それを面白いと思える方に、ぜひ来ていただきたいです。
6. この仕事で得られる経験
KOLのクリエイティブディレクターは、関わる領域が広く、判断することも多い仕事です。
一つの制作物だけでなく、プロジェクト全体を見る必要があります。
その分、得られる経験は非常に濃いです。
国内外のエンタメIPに関わる経験。
映像、デザイン、SNS、広告を横断する経験。
クライアント、IPホルダー、制作メンバーの間に立つ経験。
品質と進行の両方に責任を持つ経験。
部分的な作業ではなく、プロジェクトの中心で考え、動き、判断する経験を積むことができます。
「エンタメが好き」で終わらず、その価値をどう届けるかまで考えたい。
「制作に関わる」だけでなく、完成まで責任を持って動かしたい。
「言われたことを進める」より、自分の判断で現場を前に進めたい。
そんな方にとって、KOLのクリエイティブディレクターは、かなり手応えのあるポジションだと思います。
最後に
KOLが求めているのは、完璧な経歴を持った人ではありません。
もちろん、制作現場の経験や、進行管理の経験、クリエイティブへの理解は大切です。
でもそれ以上に重視しているのは、目の前の状況を自分ごととして捉え、どうすれば良くなるかを考え続けられることです。
国内外のIPに関わる制作現場で、品質と進行の両方を担う。
簡単ではありませんが、その分、自分の仕事がプロジェクトの結果に直結する実感があります。
KOLのクリエイティブディレクターは、何を決める人なのか。
それは、制作物の細部だけでなく、プロジェクト全体がより良い方向に進むための判断を積み重ねる人です。
そんな役割に挑戦したい方と、ぜひ一度お話ししたいです。
KOL株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています。