世の中には、まだ誰にも気づかれていない「価値」が眠っています。 それは、丁寧につくられた日本の食事であったり、働ける場が限られている人たちの可能性であったり。
私たちビーエイトシーは、そんな「眠っている価値や力」を見つけ出し、発信・発揮できる環境を作り続けています。
「自分と会社の可能性を試しながら、単なる利益追求だけではなく、誰かのためになる新しい道を」
福祉という土台の上に立ちながら、常に「新しいマーケット」に挑戦を続けてきたビーエイトシー。私たちがなぜ、未経験の領域へ挑戦し続けるのか。その背景にある考え方をお伝えします。
製造量の増加 = 雇用の拡大という、シンプルな動機
なぜ、私たちが新しいチャレンジを続けるのか。その理由は非常にシンプルです。
私たちの原点は、障がいのある方の学びや仕事、住まいを一貫して支援することにあります。 その活動の核の一つが、グループ会社のB.Continueが運営する惣菜工場「那珂川キッチン」です。
ここは単なる食品工場ではありません。私たちの工場では、障がいのある方が製造や盛り付けに携わる「就労継続支援A型」の仕組みを取り入れています。
就労継続支援A型とは:障がいがあり一般企業への就労が難しい方に、雇用契約を結んだ上で、就労の機会や知識及び能力向上のための訓練など必要な支援を提供する事業所のこと。
つまり、新しい販路を見つけて製造量が増えることは、そのまま「働く意欲のある方の雇用拡大」に直結します。
工場での製造量が増え、新しいメニューが開発されれば、そこで働く障がいのある方々にとって「新しい業務」と「働く場」が生まれる。「ビジネスとしての成長が、そのまま就労支援の拡大に直結する」ということです。
「おいしい食事を届けること」と「誰もが活躍できる場を作ること」。 この二つを切り離さず、一つの価値として循環する仕組みを、より大きく安定したものにするために、私たちは新しい販路を切り拓く挑戦をし続けたいと思っています。
既存の延長ではなく、「新しい市場」を自ら作る
新しい販路を切り拓き続ける。その模索の結果、海外市場への挑戦を決めました。
ただ、最初から順風満帆だったわけではありません。
当初、国内で定評のあった那珂川キッチンの「惣菜単体」での進出を検討していましたが、リサーチを進める中で、それだけでは巨大な海外市場に食い込むのは難しいという現実に直面しました。そこで着目したのが、コロナ禍を経て変化した海外の食生活と、健康志向の高まりです。
「那珂川キッチンの『安心・安全』という強みを、どうすれば最も魅力的に伝えられるか?」
試行錯誤の末にたどり着いたのが、海外では珍しい「おかずオンザライス」形式の冷凍弁当でした。
素材の良さを生かした日本らしい味付けと、解凍するだけで食べられる利便性。このパッケージ化こそが、大手輸出企業のバイヤーの目に留まる突破口となりました。
「日本初」への挑戦と、戦略的な選択
実は、調理済みの冷凍弁当を輸出するには、想像以上に高いハードルがありました。 東京、大阪、愛知、福岡など各地の税関に確認しても、過去に冷凍弁当の輸出実績は確認できず、協力会社にとっても初めての試みでした。
そんな中、あえて規制や検閲が世界で最も厳しいと言われるアメリカ・カナダを最初の輸出先に選びました。
「最も厳しい基準をクリアできれば、品質の証明になり、今後の世界展開に弾みがつく」と考えたからです。
足掛け2年の準備期間、商品の微調整や複雑な手続きを一つひとつクリアし、2024年11月、私たちはついに冷凍弁当の輸出を実現しました。
<海外輸出までの道のりを担当社員にインタビューしたニュースレターはこちらから>
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000138560.html
社会的な意義と、ビジネスとしての成立
2025年2月に現地販売が始まると、3日間で720食を完売する店舗が出るなど、確かな手応えを得ることができました。2025年9月には累計3万6,000食を輸出。さらにヨーロッパ向けには「冷凍おにぎり」のサンプルが合格するなど、次のステージへ進んでいます。
この取り組みは、2025年9月に、農林水産省が主催する「コメ加工品の輸出拡大に向けた試食会」への出展にもつながりました。アメリカは規制が厳しい中でも輸出を実現していたこと、特に冷凍弁当の輸出は珍しいという点に問い合わせがあり、ニチレイフーズ等と並び7社の一つとして参加をしました。
当日は小泉進次郎元農林水産大臣も、実際に輸出しているお弁当をご試食。「お弁当形式で、解凍するだけで日本食を味わえる。期待をしています」という言葉をいただいたのは、私たちが「お弁当」というパッケージに込めた価値が認められた瞬間でもありました。
福祉という社会貢献と、海外輸出というビジネス。この二つを両立させることで、私たちは福祉の輪をさらに広げ、安定させていきます。
<農林水産省主催の「コメ加工品の輸出拡大に向けた試食会」へ出展した詳細についてはこちら>
まだ眠っている「価値」を、一緒に見つけませんか
ビーエイトシーは、これからも「まだ気づかれていない価値」を探し続けます。 それはマーケットだけでなく、一緒に働くメンバーの可能性も同じです。
- 自分に何ができるかわからないけれど、社会に貢献したい
- 安心できる環境で、地に足のついた挑戦をしたい
- 「価値を見つける視点」を養いたい
- 新しいマーケットを創るプロセスに関わりたい
私たちが海外輸出を実現できたのは、特別な技術があったからではなく、「価値を信じて、形にするまで向き合い続けた」からです。
国内、そして世界。まだまだ眠っている価値はたくさんあります。 それらを一緒に見つけ、実現させていく仲間を募集しています。まずはカジュアルにお話ししてみませんか?
<詳細の事業内容や代表の思いなどは、こちらから>
ビーエイトシー公式Webサイト:https://b8c-group.com/