【Stock創業ストーリー#3】100人のLikeより1人のLove! | 株式会社Stock
前回のストーリーでは、やるべきことが見つからず、辛い状況が続くなかで、「情報共有ツールStock」の原型が生まれた経緯をお話しました。前回の記事をまだ読んでいないという方は、ぜひ覗いてみてくださ...
https://www.wantedly.com/companies/company_2643867/post_articles/987168?status=success
前回のストーリーでは、「Stock」を30社にみせて回ったものの、29社からは冷ややかな冷ややかな否定が。しかし、「Stock」を称賛してれた、たった1社のLoveを信じ、本格開発に着手することを決意します。
前回の記事をまだ読んでいないという方は、ぜひ覗いてみてください!
当時、「Stock」を利用してくれているのは、その1社のみでした。だからこそ、「絶対にこの1社を離さない。」という強い覚悟で、徹底的に向き合うことを決めました。
ときには、オフィスに足を運び、「Stock」を使って仕事をしている様子をじっと観察させてもらうことも。そして、気になる動きがあれば、「今の操作、どうしてそうしたんですか?」とすぐに声をかけて聞くことを繰り返します。
そうして“使い方の背景”を掘り下げ、気づきを1つずつ改善へとつなげていくうちに、2社目、3社目と、「Stock」を使ってくれる企業が少しずつ現れ始めたのです。
ユーザーと対話を重ねていく中で、澤村たちにはあることが明確になってきました。
世の中には、多機能かつ高性能な情報共有ツールがすでに山ほど存在している。そして、それらを自在に使いこなしている人たちは、そもそも「情報共有で困っていない」ということです。
つまり、彼らにとって「Stock」は必要のない存在だったのです。
それでは、誰が困っているのか? 誰のために作るべきなのか?
そうして導き出された答えが、「非IT企業」の人たちでした。
実際に、澤村自身もITには詳しくなく、むしろテクノロジーには疎いタイプ。だからこそ、非IT企業で働く人たちの戸惑いや、ツールに対するストレスを、“他人ごと”ではなく“自分ごと”として理解できたのです。
このような過程を経て、Stock社の原点となるミッションが生まれます。
「世界中の“非IT企業”から、情報共有のストレスを取り除く」
プロダクトとしての「Stock」だけではなく、会社そのものの存在意義を支える言葉。それはまさに、“Talk to Users”を愚直に続けた日々から生まれた結晶でした。
次回のストーリーでは、「Stock」が少しずつ認知されていき、ついにはβローンチ目前に迫ります。しかし、サーバーがダウンするなどのハプニングが起こってしまうのです...。