お小遣い稼ぎの副業から、個人事業主としてスキルを活かした”複業”へ!実績ゼロから飛躍するためのステップとは?
「家族の大黒柱として、いつまでも“かっこいい父親”でありたい」
そう語るのは、正社員として大手総合人材グループのコンサルタントを務める傍ら、複業クラウドを活用して多彩な案件に取り組む井上さん。もともとは数百円の“お小遣い稼ぎ”からスタートした副業でしたが、現在は個人事業主として安定した報酬を得ています。
複業未経験の状態から、どのように案件を獲得し、単価を高め、本業にも好影響をもたらしたのか。面談で意識するポイントや、井上さんを突き動かす「かっこいい父親であり続けたい」という熱い想いに迫りました。
プロフィール
井上 卓也 氏/大手総合人材グループ コンサルタント
新卒で排水処理施設・ろ過設備の管理会社に入社。その後BPOサービスとしてコールセンターの受託業務を行う企業に転職し、営業兼カスタマーサクセス・サポートを担当。現在は大手総合人材グループ会社のコンサルタントとして活躍している。
お小遣い稼ぎの副業から、スキルを活かした複業へ
――どのようなきっかけで複業をはじめたのでしょうか?
もともと2020年ごろから、クラウド系のサービスを利用して数百円規模のお小遣い稼ぎ程度の副業を実施していました。しかし、自分のスキルを活かして、まとまった対価をいただける複業を探したいと思い複業クラウドに登録しました。
そして2021年4月、自分の中で初めて「ちゃんとした案件」と思えるお仕事をいただきました。スタートアップ企業の営業支援の案件で、アウトバウンドで新規のアポイントにつながるような営業施策の構築をメインに担当しました。
その後、某メガバンクの契約書管理DXにおけるPMO業務の案件も複業クラウド経由でマッチングしました。個人ではなかなか関わることのできない規模の案件を担当させてもらい、その後の案件獲得に繋がる実績にもなりました。
――複業実績がない状態で案件を獲得するのはハードルもあると思うのですが、どのような点を意識されていましたか?
複業での実績をアピールすることは難しいので、自分が過去携わってきた仕事のどのような部分を活かすことができるのか、明確に伝えるようにしていました。
また、とりあえずエントリーボタンを押すのではなく、企業側の視点に立って、他の人と同じ土俵に並ばないようにプラスアルファのアピールをすることを意識しています。
――具体的に井上さんはどのように”プラスアルファのアピール”をされていますか?
お仕事を任せてみたいと思ってもらえるようなプロフィールにすることは意識しています。例えばですが「新規プロジェクト立ち上げ支援にPMOとして関わりました」というと、一言で完結してしまいますが、どのような業務を行ったのかをブレイクダウンして詳細までプロフィールに記載するということを意識しています。
▼例
新規プロジェクト立ち上げ支援(PMOとして単独参画)
・現状整理支援、関連資料作成
・課題分析、課題整理支援、課題一覧作成
・施策検討支援、施策一覧・ロードマップ作成
・社内稟議資料作成支援
・現地調査
・WBS作成、更新フォロー
・機能要求、非機能要求一覧整理、作成
・CRMツール導入支援(ツール選定、ベンダー選定、ベンダーコントロール他)
・RFP作成支援
このように細かく記載することで、一緒に働くイメージを持っていただきやすいのではないかと思っています。
面談では”相談役”になることを意識
――面談の際に意識されている事はありますか?
面談というよりは、なるべく相談役のようなポジションに入ることを意識しています。
理想と現状のギャップをヒアリングし、もし自分が同じチームの一員だったら、と想像してソリューションを提案するようにしています。そのため、面談というよりはお悩み相談会のような雰囲気に近いのかもしれません。
そうすることで、実際に複業として参画した後にどのような業務を任せられそうか、イメージしていただきやすくなります。
――複業開始当初から比べて、単価はどのように変化しましたか?
複業開始当初は時給2,000円程度でお仕事をしていましたが、今は時給5,000円程度にアップしました。
最初の案件は、時給が安くても実績を積むためにお仕事を受けていましたね。いきなり高い金額を提示すると、なかなか案件をいただけないので。ある程度実績ができてくると、提示金額を少しずつ上げて交渉していきました。
あとは、他の案件や類似職種がどれくらいの金額帯なのかを常に意識して見ています。それらの情報と、実績の有無をもとに自分の単価を決めています。
子供たちが大人になった時の未来を、少しでも良くしたい
――さまざまな案件でご活躍されている井上さんですが、複業が本業に活きたエピソードがあれば教えてください。
複業で培った人脈や実績が、本業の売上向上に直結しましたね。具体的にお話しすると、複業でお世話になった方から依頼を受けて、本業の会社で案件として受注に至りました。年間で3,000万円ほどの売上を創出することができ、本業の会社にも貢献することができました。
本業の会社でもさらに上のポジションを目指しているので、PMとしてのスキルを上げていくことはもちろんですが、会社の売上にも貢献していきたいと考えています。今後も複業と本業で生まれるシナジー効果を最大化していきたいです。
――今後どのようなキャリアを描いていきたいか、目標があれば教えてください!
私は子どもが二人いるため、まずは家族の大黒柱として「かっこいい父親」であり続けたいと考えています。そして、今携わっている仕事を通じて、子どもたちが成長し大人になったときの社会を、少しでもより良くしたいという想いがあります。
そのためにも、人手不足や過疎化、環境問題など多様な社会課題を解決するプロジェクトに参画したいと考えています。そうした難題に取り組む力を養うため、ジャンルを問わず幅広い実績を積みたいので、今後も複業も全力で取り組んでいきたいです。