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ドズル社のYouTubeチームはとにかく技術力がすごいんです:社員インタビュー<後編:ぱるぱるさん>

前回のマリーさんに引き続き、“サポートLv99”の異名を持つYouTube事業部 チーフマネージャーの“ぱるぱる”さんのインタビューをお届けする。実際にドズル社の中で動画制作に携わる彼女に、やりがいやいまドズル社で求める人材について聞いてみた。ぜひ一読してほしい。

前編はこちら

※部署名や各制度、社員に関わる情報、チャンネル登録者数などの情報はインタビュー当時のものです(2023年1月)

産休・育休をへて復帰

――次はぱるぱるさんなんですけれども。お子さん…大丈夫ですか。

(お子さんの甘える声)

ぱるぱる
ちょっと待ってくださいね…。(間)はい、大丈夫です!

――ぱるぱるさんのお子さんって、いま一番下のお子さんはおいくつでしょうか。

ぱるぱる
一番下がいま、10ヶ月になりました。

――ちっさ!

ぱるぱる
あとは3歳の子と、いちばん上が5歳ですね。

――3歳と5歳もそうとう、ちびっこだと思います。10ヶ月の子を筆頭に3児を抱えながら、それでバリバリ働いているって、なかなかですよ。

マリー
普通は休んでます(笑)

――それだけ「早く職場に戻りたい」って思った理由はなんですか?

ぱるぱる
そうですね。仕事に早く戻らないとついていけないぞ、みたいな焦りはありましたね。産休中、Slackを見ながら早く戻りたいというのはずっと思っていました。

――育休に入ったのはいつでしたか?

ぱるぱる
ちょうど1年前です。1月に産休に入りました。

――確かにドズル社は1年間の変化が早いので、お休みしている人は少し不安になっちゃうのはあるかもしれないですね。

ぱるぱる
はい。

――ドズル社は、変化がとても早くて楽しい。けれども、そのぶん焦りも生まれる会社ということですかね。成長には良い環境だなとは言えると思います。

ぱるぱる
本当にそうですね。

業務内容について

――今、ぱるぱるさんが何をしているか、伺っていいですか?

ぱるぱる
私の業務は、『ドズル社キャラバン』などのメタバース・大型生放送のプロデューサーと、ドズル社chのタイアップです。

――なるほど。ちなみにぱるぱるさんは入社前、何をされていましたか?

ぱるぱる
営業事務をしていました。それと並行して、社員になる前からドズル社chの動画企画を作ったり、ワールド制作したりしていました。

――ぱるぱるさんが社員になりませんか、と声をかけられた理由はなんでしょうか?

ぱるぱる
そうですね…。プロデューサーのネコおじと私のふたりだけでやってたみたいな時代からやってるので、その延長線だったのかなと思います。

――ふむふむ。

ぱるぱる
あとは、私もマリーと同じように、何か新しいことをやったりとか、吸収していくのが好きなんです。だからこそドズル社に魅力を感じたし、私も評価してもらったというのはあるかもしれません。

――番組の制作がお仕事ということですが、声優のネコおじも番組制作プロデューサーですよね?おふたりの違いみたいなものを教えていただいていいですか?

ぱるぱる
はい。ドズル社chのプロデューサーは“チャンネルを伸ばすための戦略を実行・分析、チームマネジメント”という位置づけにあります。そんな中で、ネコおじは0から1を生み出すのがすごい得意です。本当に何もない状態のところから企画を出してくることが、すごい上手なんですよね。その点、私は、その1を10にするのを得意としています。同じプロデューサーでも、そういう違いがあります。


――なるほど。ぱるぱるさんは、企画の肉付けのほうを得意としているんですね。さすが“サポートLv99”の異名は伊達じゃないですね。

ぱるぱる
ありがとうございます。

――そんなぱるぱるさんの2022年のお仕事を伺ってもいいですか?

ぱるぱる
はい。

――いや、っていうか出産という十分な大仕事をされたと思うんですけど。まさか。まさかそれ以外に何をされていましたか?

ぱるぱる
(笑)まずは、“ドズル社ランド夏”というメタバースイベントですね。ちょうど復帰のタイミングだったので。最初はマリーがやっていたんですが、彼女の仕事が多くなっていたので、制作とのつなぎのメイン部分を私が引き継ぎました。


ドズル社で活きる強みは、観察力、発想力。そしてマイクラ

――マリーさんにお伺いしたいんですが、仕事を引き継いでもらって、ぱるぱるさんの凄いところを教えてもらえますか?

マリー
まず、マイクラの理解度が深いことですね。

――なるほど。

マリー
ドズル社の動画やイベントの制作に携わってくれる方たちは、そもそもマイクラのエキスパートばかりなんですよね。だから言っていることも高度で、私は理解できない部分も多かったんです。でもぱるちゃんは「なるほど、なるほど」って全部理解してコミュニケーションしているのがすごいです。

――あー、それは特殊技能ですね。

マリー
しかも「こういうのやった方が絶対いい」とか「大人数が集まるならこうしたほうがやりやすいよ」とか「リスクないよ」とか、提案がパッと出てきてゲーム内にすぐ落とし込んでくれるところが本当にすごいです。

――なるほど。単にマイクラの知識があるだけにとどまらず、いろんなことに気づく観察力や発想力もあるということですね。

マリー
本当にそうです。

――そんなぱるぱるさんは、仕事を進めていくうえで、大変だなと思ったことはありますか?

ぱるぱる
去年から、ドズル社chのタイアップのお仕事をしているんですが、金額の話だったり、外部の方との折衝だったりの経験はこれまでなかったので、最初、1か月ぐらいは戸惑いがありました。

――でも、その1か月でちゃんと実務を把握して運用しているってことですよね。しかもメンバーからの不満がまったく聞こえてこない。本当に凄いと思います。

提供:TheSandbox 様

提供:HoYoverse 様

ぱるぱる
ありがとうございます。

YouTuberマネージメントの秘訣


――そうしたYouTuberマネージメントは、いろんな企業が裏で苦労されているところかと思うんですよね。コツやノウハウを教えてもらえますか?

ぱるぱる
なんだろう。本当にこまめにみんなの話を聞いて、相談に乗っているだけなのでマネージメントというマネージメントはしてない気がします…。

――謙遜していますが、YouTuberとのコミュニケーション頻度が高いことと、相談されること自体が、まず凄いです(笑)あとは、ぱるぱるさんの飾らない温かい人柄がYouTuberの信頼を得ている気がしますよ。

ぱるぱる
そうなんですかね。ありがとうございます。

ドズル社のYouTubeチームがいま求めているる人材

――そんなぱるぱるさんの所属するYouTubeチームは人を募集してると思うんですけれども、こういう人を募集してるみたいな人がいたら教えてもらえますか?

ぱるぱる
それはもう、圧倒的に“コマンドができる人”ですね。

――コマンド?

ぱるぱる
マイクラではデータパックというんですが、ちょっとしたプログラミングのようなものです。ドズル社ではどの企画も基本的には全部必要になってくるので、その素養がないと難しいかなと。


マイクラのコマンド画面

――入社してから勉強では遅い感じですかね。

ぱるぱる
そうですね…。できなくはないと思うんですが、そのスキルは、何も知らない人がすぐに出来るようになることではなくて、時間をかけて勉強してこないと難しいかもしれません。

――別の場所では地頭や性格が重視されると思うんですが、ドズル社のYouTubeチームではそれに加えて、マイクラのスキルが求められるんですね。

ぱるぱる
逆に言うと、そういう人材は不足していますし、来てくれたらすごく重宝されますね。

ドズル社のYouTubeチームの強みについて

――ドズル社のYouTubeチームって凄い凄いと言われるんですが、具体的にどこが凄いんですかね?

ぱるぱる
技術力ですね。めちゃくちゃすごいことをやっていると思います。

――「企画の量と質が凄い」とはよく言われてますが、そっちではなく?

ぱるぱる
企画力じたいももちろん凄いんですけど、それを実現する力が本当に凄いです。

――というと?

マリー
私が補足すると、そもそもマイクラで多人数サーバー自体、あんまりないんですよ。なので、ファンを1,000人規模で集められる場を作れる技術力が凄すぎるんです。

――1,000人規模というと、ドズル社の大人数イベントは何人集まりましたか?

マリー
『ドズル社キャラバン』はファンの方に、約1,800のチケットを買っていただきました。同じ時間帯に入った人数で言うと1,200人が同じ時間帯に入ってました。

――凄い。

マリー
それに加えて、“ドズル社要素をマイクラの世界に実現できる技術力も凄いです。そのワールドでは、ドズル社メンバーの撮影で使っているアイテム(ツルハシ)や、ドズルさんのベルトとか、おらふくんの雪だるまくんが頭に乗せられるとか、基本的にはマイクラにないアイテムを出現させています。これって実は、いっぱい技術が詰まってるんですよ。

――なるほどなぁ。なんか、うがった見方で“マイクラの中でだけ凄いんでしょ”って思う人もいるかもしれないですけど、そうやってマイクラの枠を超えてやりたいことを実現させているんだと聞くと見方が変わりますね。

ぱるぱる
はい。

――例えばですけど明日、急にマイクラがなくなっても、ドズル社チームであれば同じようなことができるんだろうなという気がします。

ぱるぱる
そうですね。そういうチームになっていると思います。

新加入でもすぐ溶け込める雰囲気があります

――そんなドズル社にこれから入社したいという方は多いかと思います。ただ、ぱるぱるさんやマリーさんをこうして見ているとすごく関係値が良くて、人間関係ができあがっちゃってるのかなと思っていて。新入社員からすると、ちょっと遠慮しちゃうっていうか、ドキドキしてる人とかはいると思うんですけど。

マリー
はい。

――何か敷居が高いとか、いじめられる雰囲気とかありますか?

マリー
まったくないですね。こうしてハンドルネームで働いてる時点で、人間関係の敷居が低いんですよね。田中さんとか、山田さんとかじゃなくて、ぱるぱるさんとか、pontaさんとか。こういう呼び方はフレンドリーに感じる要素になっていると思います。

――言われてみると確かに!

マリー
あとはこのGatherを見てもらうと分かりますけど、誰がどこにいるか一目で見れるじゃないですか。隣を歩けば話しかけられますし。これだとDiscordやzoomよりずっと早く打ち解けられると思っています。

――とはいえ?「私は北海道に住んでいます」「福岡に住んでいます」みたいな方がいたらやりづらくないですか?その方がめちゃくちゃスキルが高かったらOKですか?

ぱるぱる
もちろんです!住んでる場所は、働くうえで全然関係ないです!なんなら性別も年齢もみんな全然気にしてないって感じなんで。現に、私のチームには海外在住の方もいますよ。

――凄い!

ぱるぱる
事前に決めておいたコアタイムの時に連絡さえ取れれば大丈夫です。

――だったら福岡在住でも、全然怖くないですね。

ぱるぱる
今日もリモートですし。

――たしかに。昔だったら「インタビューのためにマリーさん、ぱるぱるさん東京来てください」みたいな感じだったかも。リモートはあらためて便利ですね。お子さんも預けなくていいし…。

マリー
隣にいます(笑)

気分転換しながら楽しく働いていけるコツ

――最後になりますが、おふたりが気分転換しながら、楽しく働いていけるために大事にしていることを、マリーさんから伺っていいですか?

マリー
自分の好きなことをする時間を確保することだと思います。リモートワークのこういう仕事って、逆に休みを取りにくいと思うんですよ。とくに仕事が楽しくて苦じゃないので、永遠にやっちゃうので(笑)強い意志で休むことは大事ですね。

――ありがとうございます。ぱるぱるさんはどうですか?

ぱるぱる
そうですね。私もそれこそ仕事自体が楽しいので。産休に入った時に一番大変だったのが“仕事をしない”っていうことだったので(笑)

――やばい(笑)

ぱるぱる
常に仕事ができる状態なので、そこを遮断するのが意外と大変かつ、大事ですね。あと、私は夜にミーティングすることも結構あります。だから“午前中はフリータイムで自分の好きな事をする”とかあえて決めています。

――なるほど。おふたりとも強い意志で休むというところが共通しているんですね。それだけ楽しく働けているというのが、とても素敵だなと思います。今日はありがとうございました!

マリー&ぱるぱる
ありがとうございました。

いかがだっただろうか。

また、ただ単に楽しいだけではなく、ストイックにきちんとやるべきことをやり、付加価値を付けていく力もドズル社では必要であるとあらためて思った次第である。

ドズル社がつむぎだす企画やコミュニティ作りの真髄を見たような気がする。今後も拡大を続けるドズル社ワールドに期待したい。


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