なにをやっているのか
原材料の美味しさを魅力とし、沖縄の生産者から直接仕入れも行います。沖縄でのカカオ栽培にも取り組んでいます。
工房では沖縄の素材を味わうチョコレート製造をしています。一人一人の技術と経験が商品を生み出します
▍「沖縄でカカオとチョコレート」なんて、誰もやらなかったことを。
私たちは、沖縄本島北部・やんばる地域の大宜味村(おおぎみそん)で、カカオの栽培からチョコレートの製造、販売までを担うチョコレートブランド「OKINAWA CACAO」を運営しています。
目指しているのは、ただの「美味しいチョコレート屋さん」ではありません。
この沖縄の地で、まだ誰も見たことがない「カカオ・チョコレート産業」を創造すること。 「それは難しい!無理だ!」と言われることに挑み、新しい産業という“景色”をこの地につくること。それが私たちの挑戦です。
▍泥臭く、土からつくる。(6次産業化)
私たちの仕事に、きれいな分業はありません。 原材料は地域の生産者から直接仕入れ、時には収穫も一緒に行います。カカオ栽培にも取り組んでいるため、畑で泥にまみれて土をつくり、カカオ豆を発酵・乾燥させ、焙煎の香りに包まれながらチョコレートに加工し、最後はお客様へ手渡しする。これら全てのプロセスが、私たちの仕事場です。
畑(Agriculture): 沖縄の太陽と風土に向き合い、生産者を訪ね、私たちのものづくりの源を理解します。自社農園ではカカオを育てます。正直、台風や虫との戦いは日常茶飯事です。きれいごとだけではありません。
工房(Manufacturing): 沖縄の特産品であるパイナップルやシークワーサーなど、地域の恵みを掛け合わせ、「ここでしか作れない味」を追求します。
届ける(Retail & Experience): 店舗やカフェでの提供はもちろん、畑でお客様に直接ストーリーを語ることもあります。県内外の催事や百貨店への出店を通して、OKINAWA CACAOのブランドを伝え、ファンづくりに取り組みます。
▍沖縄だからできることに徹底してこだわる
私たちは世界中の高品質なカカオ豆を仕入れ、焙煎し、摩砕して練り上げ、テンパリングを取り、一枚一枚封入して、チョコレートを作っています。カカオは産地と品種で風味が異なり、どのような製造工程を取るかによって作り上げる味に違いが生まれていきます。私たちのこだわり次第で、どこまでも自由に表現できるチョコレートと、沖縄の生産者が生み出す果物や泡盛を組み合わせ、沖縄のチョコレートづくりに没頭しています。
カカオを仕入れる産地と直接取引を行う関係作りにも、取り組み始めています。
同時に、沖縄でカカオ栽培にも取り組んでいます。北緯20度が北限のカカオ栽培ですが、北緯26度の亜熱帯沖縄であれば、カカオも成長して実るはず、そう信じて2016年にスタートしました。
カカオと砂糖、100%沖縄産の原材料を使ってチョコレートを作れば、ここでしかできないチョコレート体験を生み出すことができます。
沖縄だからできること、私たちのいる沖縄本島北部・やんばるに行けば、カカオからチョコレート製造まで一貫して見ることができる、チョコレートを学ぶことができる、そんな沖縄だからできることに徹底してこだわるブランドを目指しています。
なぜなら、私たちの目的は「地域に仕事をつくること」だからです。
地域の素材を使い、地域の手で加工し、地域で売る。 このサイクルを回して初めて、地域にお金が落ち、雇用が生まれ、人が育つ。
「自分たちの地域は、自分たちでつくる」。そんな自主自立の未来を、カカオとチョコレートを通して本気で実現しようとしています。
なぜやるのか
一緒に働く仲間と力を合わせ、お客様を笑顔に、幸せにする努力をし続けます
産地や品種によって異なる味わいがあるカカオ。そのカカオから作るチョコレートは、まさに地域の味わい、生産者や農園の味わいとなります。OKINAWA CACAOはチョコレートを通して、沖縄の魅力を伝え、日本中世界中にこの地域のファンづくりを行っています。
私たちは社員一人一人のキャリア形成に真摯に取り組み、一人一人が自立に向けて成長する過程で、企業理念の実現を目指しています。
【企業理念】
ひとづくり ものづくり カカオづくりを通して自主自立の地域づくりに貢献する
– ひとづくりとは、良い仕事、幸せになる仕事、職場、人間関係や成長する機会をつくります。一緒に仕事をする仲間をつくり、ステークホルダーと一緒に成長していきます。
– ものづくりとは、地域だからできるこだわりと、たゆまぬ努力で培った技術やノウハウ、仕組みを詰め込み、お客様へ感動する商品、サービスをお届けすることです。
– カカオづくりとは、新しい価値・魅力を生み出すカカオ栽培の技術確立と産地化に取り組み、沖縄を耕し生産力を上げ、生物多様性を守り、循環型社会づくりにつなげていきます。
– 自主自立とは、自ら動き、役割と責任を担うこと。諦めないことです。私たちは企業理念の実現に向け、粘り強く毎日仕事に取り組みます。
– 地域づくりとは、人が生きていく社会を未来に伝えることです。力を合わせ、家族、仲間、地域社会の幸せのために生きていくことです。
私たちは良い仕事をつくり、良いものをつくり、自分たちが大切にしたいこと・ものを大切にし、信念と責任を持って地域と共に幸せになります。
【行動指針】
地域資源を掘り起こし地域産業をつくり、持続可能な社会の実現に自らの行動で直接寄与する
– 地域の魅力を自分たちの行動で言語化し、見える化し、お客様に伝えます
– 関係人口と呼ばれる「地域のファン」をつくり、魅力を共有し、価値を生み出し、人口減少という地域の社会課題解決を一緒に行う仲間をつくります
– 仕事の目的に真摯になる
目的を達成することにワクワクし、粘り強く働きます。お客様が喜んでいただけるよう、自分ができることを全力で取り組みます。
私たちの仕事は、他者の喜びの先に自分の幸せがあります。
自分が楽になることを優先にすると、いつまでたっても楽にならず、満たされることはありません。
働くとは、傍(はた)を楽にすることです。他人に貢献して初めて、自分自身の充実感を感じることができます。そうやって自分の行動を起こし、帰るところから、周囲も社会も少しずつ変わっていきます。
どうやっているのか
釜の飯を一緒に食べる仲間たち。一緒に働く仲間を知り、お互いを支えながら仕事をします。そのために一緒にご飯を食べたり、合宿なども行います。
ウガンダのカカオ農園へインターンシップへ行った報告会を実施。学んだことはアウトプットして、伝え共有していきます。
■ 様々な経験を持った少数精鋭チーム
現在は社員・アルバイトを含め総勢6名。東京、福岡、兵庫、そして地元沖縄と、出身地もバックグラウンドもバラバラなメンバーが集まっています。 共通しているのは、「チョコレートや農業の専門家ではない」ということ。 前職の経験よりも、「地域でどう生きるか」「この挑戦をどう楽しむか」というマインドセットを共有しています。
■ 「自分らしいやり方」で働く
常に考え成長し、変化を楽しみます。「こうすればもっと美味しくなる」「お客様にこんなサービスを提供して喜んでもらいたい」「こんなイベントをやりたい」という個人の主体性を尊重します。 例えば、カカオをもっと深く学びたいという社員の想いを受け、アフリカ・ウガンダのカカオ生産地へ1ヶ月半のインターンシップに送り出した実績もあります。本気で成長し、それを仕事に活かし会社に還元する人には、会社は全力で機会を提供します。
■ 沖縄本島北部で暮らす、ということ
職場は、世界自然遺産にも登録された「やんばる」の森に抱かれた集落内にあります。 都会の喧騒とは無縁の、豊かな自然に囲まれた環境です。 移住してきたスタッフも多く、地域の行事に参加したり、休みの日には海へ行ったりと、仕事と暮らしがシームレスに繋がっています。
昔ながらの集落の中に、私たちの職場はあります。人が住み、生きている中で、私たちは仕事をしています。そのため、地域の方々との距離は近く、毎日挨拶をし、話し、お互いを理解し合い、集落の中で仕事をさせていただいています。地域コミュニティに溶け込むことは、当社で働く必要条件です。
豊かな自然の中にいるということはもちろん、虫も出ますし、夏は日差しが強く、冬は意外に寒いです。台風の時は風や雨の影響もありますし、たまに停電もするので大変なこともあります。そんな自然の厳しさも含めて、地域で生きるリアリティを楽しめるチームです。