こんにちは!採用担当の吉井です🦄
今回は、前回お届けした「ココロザシキャリア構築論」の後編をお届けします!
前編では、ココロザシがなぜ「フルスタック・テックリード・クラウドネイティブ」を重視しているのか、代表の木村と技術部門マネージャーの佐藤のお二人にじっくりお話を伺いました。
後編となる今回は、
具体的にどのようにキャリアを築いていくのか?
について深掘りしてみました!
一人ひとり異なるキャリアにどう向き合っているのか。
どのようにして“オーダーメイドのキャリア支援”を実現しているのか。
実際の成功事例や、過去の失敗談も交えながら、ココロザシのリアルなキャリア支援について語っていただきました!
まだ前編をご覧になっていない方は、ぜひこちらから先に読んでみてください😊👇
前編では「キャリア構築」に関するココロザシの考えを中心にお話を伺いましたが、
今回は具体的にどのようにしてキャリア構築をしていくのかについてお話を聞かせてください!
木村:大前提として、100人いれば100通りのキャリアがあると考えています。スペシャリスト志向の方もいれば、ゼネラリスト志向の方もいますし、スペシャリストといっても、一つの技術を突き詰める方もいれば、フロントエンドなど特定領域に特化する方もいます。
一方で、ゼネラリスト志向の方でも、現場で手を動かし続けたい方もいれば、将来的にPMとして大規模プロジェクトを牽引していきたい方もいますし、本当にキャリアの形は人それぞれなんですよね。
だからこそココロザシでは、キャリアを一括りにするのではなく、一人ひとりに合わせた “ オーダーメイドのロードマップ ” を描くことが重要だと考えています。
とは言え、どのようなキャリアを目指すにしても、この業界で一人前と呼ばれるために絶対に外せない基準があり、それが前編でもお話しした、「フルスタック・テックリード・クラウドネイティブ」という考え方です。
具体的なキャリアの実現方法については、これまでのエンジニアインタビューでもお話ししている通り、ココロザシでは「得意領域80%・チャレンジ領域20%」というバランスを非常に大切にしています。
このバランスのプロジェクトで経験を積んでいくことによって、得意領域で1つの技術は追求していきながら、チャレンジ領域で常に新しいことに挑戦しながら経験を積むことができます。
例えば、バックエンドの経験はあるものの、フロントエンドの経験がない方であれば、
入社後はバックエンドを主軸としつつ、フロントエンドにも関われるプロジェクトにアサインします。
- 得意領域80%:バックエンド
- チャレンジ領域20%:フロントエンド
こういったプロジェクトで少しずつ新しい領域に触れていくことで、無理なくスキルの幅を広げ、最終的にはフルスタックエンジニアを目指していくことができます。
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キャリアについてアドバイスをする際に意識していることはありますか?
佐藤:一番大切にしているのは「一人ひとりに合わせてカスタマイズすること」です。
例えば、本当はこういう道を進んだ方がいいと思うけど、あえて今本人がやりたいと考えている熱量が高いことに挑戦をしてもらった方が、成長につながる場合もあると思いますし、ライフステージの変化などがあった場合にはあえてチャレンジ領域を設けず、得意領域に特化したアサイン(10:0)に切り替えることで、仕事とプライベートのバランスを取りやすい環境を整えたりもしています。
人それぞれ性格や特性が異なるので、エンジニアごとに歩幅や進むルートは柔軟に変えていて、その時々の状況に応じて最適な選択ができるようにすることは長くキャリアを築いていくうえで重要だと考えています。
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「一人ひとりカスタマイズをしていく」ということでしたが、
キャリア支援が上手くいった事例があれば教えてください
木村:事例はいろいろありますが、特に印象に残っているのは、過去にもインタビューをしている町田と藤川の2名ですね。
まず町田についてですが、入社前はTypeScriptやAngularなど、アプリケーション領域を中心に経験を積んでいて、今までの経験だけを見ると、そのままアプリ側でキャリアを伸ばしていく方が自然だと思っていたんです。
ただ、本人としてはインフラの経験がほとんどない中で「AWSをやりたい」という想いがすごく強く、AWSのプロジェクトに参画するためにかなり自己学習にも取り組んでいたので町田の思いや熱量を形にできるようにキャリア支援を行いました。
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結果、町田は現在「AWS全冠」という素晴らしい功績を持っていますし、経験としてもECSを使ったアーキテクチャへの構築、それに付随したCI/CDの構築、認証基盤の切り出しなど今までの開発経験とはガラッと変わり、AWSエンジニアとしてのキャリアを歩んで順調に成長をしています。
先ほど佐藤も話していたように、「客観的には別の道の方が良く見えても、本人がいま強い熱量を持っていることに挑戦した方が、結果的に成長につながることがある」と私も考えているので、本人の努力ありきでもありますがキャリア支援としては非常に上手くいった事例かなと思います。
一方で、本人がやりたいと言っていることを全部そのまま進めるだけでなく、その人の性格や特性を見ながら、「こういうキャリアも合うと思うよ」と、敢えて本人のやりたいこととは別の道をアドバイスすることもあります。
その代表的な例が藤川ですね。藤川は、フロントエンド・バックエンド・クラウドインフラと幅広く経験を積んできていて、どちらかというと今後も技術を極めていきたいタイプに見えていました。
ただ、藤川のコミュニケーション能力の高さや柔軟性を見ていると「リーダー」という道も向いてそうだなと思っていたので、「次のプロジェクトでリーダーにチャレンジしてみないか」という提案をしました。やったことがないものを、食わず嫌いで終わらせるのはもったいないと感じていましたし、人によっては新しい可能性を提示してあげたり、背中を押してあげることもキャリア支援の中では重要だと思っています。
挑戦してみた結果「なんか違ったな」と感じることも当然あると思うんですよね。そういう時に、転職してキャリアをやり直すのではなく、社内で方向転換しながら、その人に合ったキャリアを一緒につくっていけるのもココロザシの特徴だと思っています。
実際に藤川がリーダーのポジションにチャレンジをしてみたら驚くほどその役割にハマっていて(笑)。お客様からの評価も高く、メンバーからの信頼も厚い。今では、チームを引っ張る重要な存在になっています。
本人の「やりたい」を尊重することはもちろん大事なんですが、時にはまだ本人も気づいていない可能性を見つけ出してあげる、導いてあげることも我々の役目だと思っています。それが、ココロザシ流のキャリア支援ですね。
逆に、上手くいかなかった事例はありますか?
木村:本人の「やりたい」を優先したり、尊重することに重きを置きすぎたことで、ステップアップが遠回りになってしまったこともありました。
本来であれば、まずはある領域でしっかり土台を作ったうえで次のステップに進んだ方が良かったのですが、本人の希望を優先して、新しい技術や領域に次々チャレンジしていった結果、スキルセットが広く浅くなってしまったケースです。
本人としては成長実感もありますし、できること自体は増えている。ただ、その一方で「この領域なら任せられる」という強みが作り切れず、中途半端な状態になってしまった。少しスキルアップを急ぎすぎてしまったかなと思います。
特にフルスタックを目指す場合、どうしても “ スキルの幅を広げる ” ことに意識が向きがちなんですが、実際には順番もすごく重要ですし、広さだけでなく1つの技術をしっかり追求していくことも非常に大事だと考えています。
まずは一つの領域でしっかり経験を積み、自信や強みを作ったうえで、新たな領域へ広げていく。その積み重ねが結果的に強いフルスタックにつながると考えています。
なので今は、本人のやりたいことを尊重しながらも、
「今はこの経験を積むタイミングだと思う」
「このステップは少し早いかもしれない」
といった具合に、丁寧にすり合わせを行っています。
当社の中でのキャリア支援は、単純に “ やりたいことを叶える ” のではなく、長期的に見てその人がどう成長していくのかを一緒に考えることが改めて大事だと思っています。
貴重なお話をたくさんありがとうございます!
今後、ココロザシのキャリア支援で強化していきたいことはありますか?
佐藤:これからは、 “ AI時代にどう価値を出せるエンジニアになるか ” という部分を、より強化していきたいと考えています。
実際、AIの進化によってエンジニアの仕事そのものも大きく変わってきていますし、今後はAIDD(AI-Driven Development)の活用を前提に、AIと共存しながら価値を生み出せるエンジニアがより求められていくと思っています。
最近では、クラウドやAIの進化によって以前よりも幅広い領域に挑戦しやすい時代になっていて、例えばインフラも、クラウドの普及によってかなり扱いやすくなっていますし、実装やコーディングについても、AIを活用することで開発スピードを大きく上げられるようになっています。
開発スタイルについても、昔ながらのウォーターフォール型から、アジャイル開発へと大きく変わってきました。アジャイル開発では、一人ひとりに求められる役割が広くなることも多く、単一技術だけでは対応しきれない場面も増えてきています。
そうした背景もあって、フルスタックエンジニアの価値は今後さらに高まっていくと感じています。
ただ、 “ 何でもできます ” だけでは、器用貧乏になってしまうケースもありますので、ココロザシでは「フルスタック」に加えて、「テックリード」という考え方・方針も大切にしています。
ここでいうテックリードは「役職」の話ではなく、少なくとも得意領域においては、他の技術とのトレードオフまで理解したうえで技術選定ができたり、開発方針や品質基準を定められるレベルまで深く理解している状態のことを指しています。
あとは「クラウドネイティブ」の考え方も、今後さらに重要になっていくと思っています。以前は、アプリケーションとインフラで役割がかなり分かれていましたが、今はクラウドの進化によって、アプリ側のエンジニア自身がインフラまで触るケースも増えてきています。少なくともアプリケーションに関わるインフラについては、自分たちで理解しながら進められる方が、開発スピードも圧倒的に速いので、今後は「部分最適」ではなく、「全体最適」で考えられる力がより重要になってくると思っています。
特にAI時代では、単純なプログラミングそのものよりも、
「システム全体としてどう価値を出すか」
「どう設計するか」
といった、より上流の視点が重要で、これまでは人同士であれば設計の意図が暗黙的に伝わっていた部分も多かったのですが、AIに指示を出す場合はそれをちゃんと言語化しないと伝わらないんですよね。
だからこそ、各処理層での役割を理解した設計力や、AIに適切に指示を出すための説明力が、これからはより重要になってくると思っています。その土台になるのが、ココロザシで定義している「フルスタック・テックリード・クラウドネイティブ」という考え方にやっぱり繋がってくると思います。
お二人とも素敵なお話をありがとうございました!
今回は前編・後編にわたりココロザシがなぜフルスタックを目指すことを大事にしているのか、どのようにしてフルスタックを目指し、キャリア構築をしていくのか、「ココロザシキャリア構築論」の記事をお届けいたしました。
記事の中でも何度も出てきたように、ココロザシではキャリアを“型”にはめるのではなく、一人ひとりの志向や強みやライフステージに合わせながら、オーダーメイドでキャリアを描いていくことをとにかく大切にしています。
エンジニアの「やりたい」をただ叶えるだけではなく、新しい可能性を提示しながらその人にとって一番ベストなキャリアを一緒につくっていくという姿勢や取り組み、考え方が今回のお話の中でもとても印象的でした。(自社の採用担当ながら本当に良い会社だな...と思いました😂✨)
時代の変化によって求められる役割は変化していくこともあるかと思いますが、ココロザシでは、これからもそういった変化に合わせながらエンジニア一人ひとりのキャリアに本気で向き合っていく会社だと思います!🔥
今回の記事でココロザシのキャリア論に少しでも共感していただけた方、興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にお話ししましょう✨
最後までお読みいただきありがとうございました😊
(文・吉井秀実)