こんにちは、karakuri高橋です。
前回、前々回と現在進行中のkarakuri海外展開である英国大手メディアとの出会いの経緯、GEPについて、渡英時の様子などをご紹介しました。
本記事では2020年3月に実際にkarakuri池田が英国へ赴き海外メディアと接触した成果について紹介したいと思います。もし、前回の記事を未読の方は本記事と併せてご覧ください。
・英国大手メディアの反応
![]()
2020年3月にkarakuri代表池田と海外担当shimadaが渡英し英国大手メディアと打合せをしたことを前回の記事でも触れました。打合せを行った中でも前回記事では英国老舗メディアであり世界的な影響力を持つDennis Publishing、そして英国に本拠を構える世界的なLGBTQのバーティカルメディアであるPink Newsとの出会いも紹介しました。その2社を含めて英国で接触したメディアは基本的に各社同様の意見・感触・反応を示していたため、この場でまとめたいと思います。
(1)総じてISEへの評価・感触は良いものであった
![]()
karakuriは英国メディアに対しても当社サービスであるInsight Search Engine(ISE)の提携・導入提案を行いました。昨今のGDPR含めたcookieを使用したユーザーへの情報配信に強い懸念が膨れ上がっている市場の影響もあったと思いますが、当社独自の機械学習技術でコンテンツをクローリングし、ユーザーの検索行動に基づいて検索ワードに紐づくコンテンツや広告を返すというサービスは現地でも類似サービスは無く各メディアからも好意的に受け止められました。この点は当社にとって大きな自信となりました。
(2)どんな数値への裏付けも強く求める文化
![]()
前項にある通り、ISEに対しての感触は非常に好意的なものでした。ただ、即注(即時受注の略)というようにその場でがっちり握手をして契約書へサイン&即契約、というところまでは至りませんでした。理由はどのビジネスパーソンも共通して日本以上に数値への裏付けを強く求めるビジネス文化があるということ。
もちろん、Insight Search Engine(ISE)の国内での実績や導入サイトでの滞在時間改善数値例、セッションあたりのページビュー数の上昇状況、取得検索ワードデータやそれを活用したマーケティング・コンテンツ戦略事例なども詳細化し提案資料へ盛り込みました。ただ、向こうからすると「じゃあ実際にISEを(自分たちの)webサイトへ導入してそれと同じ(日本のメディアと同じ)数値が出るの?」というものでした。日本であれば「まず、テストをしてみませんか?」という流れへ展開していったりするのですが(後述しますが1社はこの後テスト導入へ話が進む)、英国メディアは決定前に数値ロジックに対して強い判断基準を持っているということがわかりました。
karakuriとしては現在はISE導入は女性向けメディアやニュース系メディアが主になっていますが、海外ビジネスパーソンを相手にする場合、”もっと多様で””もっと多くの”数値実例(ファクト)を収集することが必要であると痛感させられました。この点は今後のkarakuriの課題でもあります。
(3)メディアの話から垣間見えた強敵の存在
![]()
そして何よりも参考になったのがkarakuri以外のwebメディア支援サービスの存在。
あらかじめ予想していたことではありましたが、メディアと支援サービス提供会社の結びつきの強さは(私個人的には)予想以上でもありました。
具体的なサービス名は記載を控えますが、海外メディアでも国内メディアと同様に様々な解析サービスやレコメンドサービス、広告配信サービスを利用しています。その中でも数社はメディアと独占に近いサービス契約(完全な排他契約ではないためISEを利用できないという訳ではないものの、ISE導入までに複数のハードルをクリアする必要がある)を巻いている事例をうかがい知ることができました。
そのため、karakuriではそういったサービスと強固な契約を締結しているメディアに対して、ISEを複数パターンにアップデートさせかいくぐる方策を帰国直後から進めています。
・英国大手メディアとの接触の結果
![]()
2020年3月渡英時のメディアとの接触はISEに対する自信を一層強固なものにすることができたこと、メディアが提携・導入検討をする思考プロセスが理解できたこと、競合となるサービスの存在と彼らの強み(契約側面など)に触れることができたことなどすべてが収穫でした。
そして、先にも書きましたが、上記のような状況下でもISEを試験導入してくれるという海外メディアも獲得することができました。これは英語でのコンテンツ機械学習の事例やトライ&エラーを行うことができるため、当社にとっては今後の大きな一歩になる、これからの礎になる大きなことであると捉えています。
これからのISEの海外展開にも期待をして頂きたいと思います。
本記事は以上です。
最後にkarakuriは本記事でも触れたとおり、Insight Search Engine(ISE)を国内展開と同時に英国を含めた海外展開も進めており、karakuriはいま一緒にISEを育てて世界へ挑んでいただけるエンジニアさんを心から求めています。
世界を舞台に一緒に戦ってみませんか?
この記事を読んでいただいて少しでも興味を持っていただけた方はぜひお気軽に応募ください。まずは雑談ベースからのWebミーティングでもぜんぜんOKです!ご連絡お待ちしています。
![]()