【社員インタビュー/販売領域プロジェクトマネジャー】札幌で妥協のないキャリアを。ニトリデジタルベースでPM兼マネジャーとして働くということ
ーーこれまでのご経歴と、ニトリデジタルベースに入社してからの経歴、現在担当されている業務、役割を教えてください
前職ではSIerに在籍し、さまざまな業界のシステム開発に携わってきました。中でも担当する機会が多かったのは、流通・小売やECといった領域です。業界特有の業務フローや、売上に直結するシステムの重要性に触れながら、プロジェクト推進の経験を積んできました。
ニトリへ入社したのは2016年です。入社後まずは約半年間、店舗に配属となり現場で基本業務を経験しながら業務知識をインプットしました。システムをつくる側としてだけでなく、実際に使われる現場の視点を理解することを大切にした期間だったと思います。
その後はIT部門の運用チームに異動し、約3か月間でニトリのシステム全体像を学びました。日々の運用を通じて、どのシステムがどの業務を支えているのか、障害や改善が現場にどう影響するのかといった、全体を俯瞰する視点が身についたと感じています。そこからはデジタルコマース領域へ移り、チームの立ち上げ段階から参画しました。ニトリネットの全面刷新を2度経験し、サービスを継続的に成長させるためのプロジェクト推進や、関係部署を巻き込みながらの意思決定など、PMとしての役割を担ってきました。
現在は、約1年前から販売システムチームのマネジャーを務めています。プロジェクトマネジャーとして案件を推進しつつ、ラインマネジメントとしてチームの目標設計やメンバー育成、体制づくりにも取り組んでいます。販売領域のシステムは店舗運営やお客様体験にも直結するため、現場視点と全体最適の両方を意識しながら、チームとして価値を出せるよう日々向き合っています。
ーー数ある企業の中で、最終的にニトリデジタルベースへの入社を決めた「決定的な理由」は何だったのでしょうか
最終的にニトリデジタルベースへの入社を決めた一番の理由は、「札幌で、東京と同じレベルの仕事と待遇を両立できる環境がある」と確信できたことです。
当時は東京で働いていたのですが、長期的なライフプランを考えていつかは地元である札幌に戻って仕事をしたいという思いを持っていました。。一方で、いざ情報収集をしてみると、東京で積んできた経験を活かしながら、同等の水準で働ける仕事を札幌で見つけるのは現実的に簡単ではありませんでした。
そんな中で、ニトリがIT部門の採用を強化していることを知りました。北海道出身の私にとってニトリは、子どもの頃から身近にあった「地元の家具屋」という存在で、名前を知らない人はいないくらい馴染みのある企業です。だからこそ、最初は少し意外でもありましたが、求人票や募集内容を見ていくうちに、仕事内容のスケール感や挑戦できる領域、待遇面も含めて「自分が求めている環境と、ニトリが用意している環境が驚くほど一致している」と感じました。
地元に戻りたいという想いと、キャリアとして妥協したくないという気持ち。その両方を叶えられる選択肢として、ニトリデジタルベースへの入社が自分にとって決定的な一手になりました。
ーー所属する販売システムチームの役割やミッション、そしてPM兼チームマネージャーとしての業務内容を教えてください
販売システムチームは、店舗でお客様が利用されるシステムと、店舗従業員が日々の業務で利用するシステムの開発を担当しています。レジや会計のような直接お客様に触れる領域はもちろん、店舗運営を支える業務システムまで幅広くカバーしており、「店舗の体験価値」をシステム面からつくっていくのが私たちの役割です。
私たちが特に大切にしているのは、お客様が必要な商品を短時間で迷わず購入できる環境、いわゆる「ショートタイムショッピング」をしっかり体感していただくことです。そのために、機能追加や画面改善といった個別最適ではなく、常にお客様視点での改善改革を意識して取り組んでいます。
また、お客様体験の向上と同じくらい、店舗で働く従業員がストレスフリーに働ける環境づくりにもコミットしています。店舗の業務は繁忙期や時間帯によって負荷が大きく変わりますし、システムの使い勝手がそのまま生産性や働きやすさに直結します。だからこそ、現場の声を拾いながら、業務負荷を減らす改善も継続的に進めています。
開発の進め方としては、スクラッチでのシステム開発もあれば、外部ソリューションを導入して最適な形で組み合わせることもあります。課題や目的に応じて、「どう作るか」よりも「どう価値を最短で届けるか」を重視して選択しています。
私自身はPM兼チームマネージャーとして、基本的にすべてのプロジェクトに関与しています。企画段階から動いている案件だけでも常に20件ほどあり、各案件のサポートや優先順位の調整、関係部署との合意形成などを行いながら、プロジェクトが前に進む状態をつくるのが大きな役割です。
同時に、チームマネージャーとしてメンバーの評価や育成、日々のコミュニケーション設計など、ピープルマネジメントも並行して担っています。複数の案件が同時並行で動く環境だからこそ、個々のメンバーが力を発揮しやすい体制や、チームとして成果を出し続けられる仕組みづくりを意識しています。
ーーお客様や店舗業務で利用されるシステム開発に携わる面白さや難しさを教えてください
面白さは、何より「リアルな現場で使われる」からこそ、反応やフィードバックをダイレクトに感じられる点だと思います。私たちが手がけるシステムは、机上の業務改善に留まらず、店舗で実際にお客様や従業員が触れるものなので、「使いやすくなった」「ここが困る」といった声がすぐに返ってきます。この距離の近さは、やりがいにも直結します。
フィードバックの入り口が多いのも特徴です。並走する事業部門である店舗運営部から意見がくるのはもちろん、現場から本部へ問題提起を上げる社内の仕組みがあるため、店舗起点の課題を継続的に吸い上げられます。さらに、ニトリでは本部・本社が店舗と併設されており、店長をはじめ店舗の方々と直接会話する機会も少なくありません。開発側が現場の温度感を持ったまま改善に取り組めるのは、この領域ならではの面白さだと感じています。
加えて、繁忙期には本部社員が店舗へ応援に行く機会もあります。そこで、自分たちがつくった仕組みを「店舗従業員の立場」で実際に使ってみることで、数字や要件定義だけでは見えない使い勝手や業務負荷を体感できます。この実体験が、次の改善の精度を上げてくれる感覚があります。
一方で難しさは、影響範囲の大きさです。店舗で稼働しているシステムは、お客様が目の前にいる状態で使われています。万が一障害を起こしてしまうと、その場でお客様にご迷惑をおかけしてしまうだけでなく、店舗運営や売上などビジネスへの影響も非常に大きくなります。だからこそ、リリース前のレビューやテストは厚めに実施し、想定外をできる限り減らすための対策を徹底しています。
リアルな現場に価値を届けられる分、求められる品質水準も高い。その緊張感と向き合いながら、確実に改善を積み重ねていけることが、この領域の醍醐味だと思います。
ーーニトリデジタルベースで働く魅力についておしえてください
ニトリデジタルベースで働く魅力は、「事業のど真ん中で、スピード感を持って変革を進められる環境」にあると感じています。
ニトリは製造、物流、IT、小売までを一気通貫で手がけるビジネスモデルを持っていて、システムもその多くを内製しています。だからこそ、関われる領域がとても広いんです。販売だけでなく、サプライチェーンや物流、ECなど、ビジネス全体を見渡しながら課題に向き合えるので、「ITで事業を動かしている」実感を持ちやすいと思います。
その中でも、私が特に強く感じるのは「スピード感」です。意思決定から実行までのサイクルが早く、改善や変革をテンポよく前に進められる環境があります。スピードある変革を自分でドライブしていきたい方にとっては、すごく向いている職場だと思います。
さらに、社内には「オールニトリ」というマインドが根付いていて、課題や問題に対して部門の壁を越えて全社横断で改善改革を進めていく姿勢があります。誰かの部署の問題として切り分けるのではなく、会社全体としてより良くしていこうという空気感があるので、PMとしても関係者を巻き込みやすく、前向きにプロジェクトを推進しやすいと感じます。
もう一つ、個人的な魅力として大きいのが働く場所です。札幌は、車で15分も走れば山も海もある一方で、都会としての便利さもきちんと揃っていて、とても住みやすい街です。そんな環境で、事業インパクトの大きいハイレベルな仕事に関われるのは、ニトリデジタルベースならではの魅力だと思っています。
ーーニトリデジタルベースで活躍している方の強みや特徴を教えてください
ニトリデジタルベースで活躍している方の強みや特徴としてまず感じるのは、「自分の仕事の領域を閉じないこと」と「フットワークの軽さ」です。担当範囲の中だけで完結させるのではなく、必要があれば部門を越えて情報を取りに行き、関係者と会話しながら前に進められる人ほど成果を出している印象があります。
また、IT部門でありながら、事業部門からの要望をそのまま受け取るのではなく、「なぜそれが必要なのか」「背景にどんな課題があるのか」を把握し、理解したうえで最適な提案をすることが求められます。言われたものを作るだけの御用聞きではなく、目的や数字に向き合いながら、より良い打ち手を考え抜く姿勢が当たり前になっています。
言い換えると、ここでのITは「システムを作るためのIT」ではなく、「数字を変えるためのIT」です。売上や生産性、顧客体験といった事業成果にどうつなげるかを起点に考えられる人が、ニトリデジタルベースでは特に活躍しやすいと思います。
さらに背景として、経営層が以前から「システムの成長にはITが重要だ」と言い続けてきたこともあり、社内におけるITの立ち位置が強固です。だからこそ、IT側から踏み込んだ提案をしやすい土壌があり、事業を動かす当事者として動ける人が強みを発揮できる環境だと感じています。
ーーこれからどのような挑戦をしていきたいですか
これから挑戦していきたいのは、「デジタルとリアルを融合させて、顧客体験をITの力で大きく変えていくこと」です。
私はニトリに入社してから、デジタル領域だけでなく、店舗をはじめとしたリアルの現場にも携わってきました。だからこそ、オンラインとオフラインが別々に最適化されている状態ではなく、お客様にとって自然に行き来できる体験をつくることが、次の大きな価値につながると感じています。
今後は、店舗での購買体験や接客、業務の流れと、デジタルの仕組みをより一体化させる取り組みを、これまで以上に推進していきたいです。単に便利な機能を増やすのではなく、「お客様が迷わず、短時間で、納得して買い物できる」体験を実現するために、ITを起点に店舗のあり方そのものも含めてアップデートしていく。そんな挑戦を、販売領域のチームとしてリードしていきたいと思っています。