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異業種転職モンスター社員から見た業界と会社のコト。それと仲間の募集。

株式会社アールツーでは一緒に働く仲間を募集しています

はじめに

Web系出身の方へ。
これはWeb制作系企業勤務からシステム開発業界に飛び込んで5年くらいの人間目線での、ひねくれた転職のススメです。

SI系お堅いイメージありますよね。その通りです、お堅いです。
そのお堅さに苦しめられている人がたくさんいます。
でも大丈夫。我々はずっとふわふわしたものに苦しめられてきたはずで、それに比べればなんということはないのです。
デザイン。アクセシビリティ。ブラウザ。マルチメディア演出。
これらのしがらみからの脱却。──そう、我々からするSI系※というのは苦しみのないゆるい世界です。

5分で作成した劣悪なロゴはいかがでしょうか。社内でどやされると思いましたか? そうはなりません。ここはWeb系ではないのですから。


モンスターが求められる業界

どうにもこの業界はそのお堅さゆえにそこにある文化・慣習・精神までもお堅いことが多々あります。
休みが取りづらい空気。定時で帰り難い現場。仕事の進め方。他にもさまざま。どれも堅いので壊せません。ふわふわモンスター以外には。
仕事さえできていれば何も問題がなく、個人の裁量による仕事がメインだった我々は"そのままに"振る舞うことで多くの人の救いになるようです。ふわふわ界での流儀を通さば、この業界においてそれはモンスターと呼ばれます。ふわふわモンスターは定時で帰ります。
怒りだす人は一定数いますが、彼らは怯えているのです。「お先に失礼します」などと宣うモンスターと出会ったことがないから。
しかし悪手です。所詮は理屈の世界で生きてきたヒト族。根性論の世界で生きてきた我々と道連れの残業をすれば破滅するのは彼らのほうでしょう。

念のためですが「モンスターが求められる」というのは「空気を変えてくれるエンジニア募集!」という意味ではありません。
我々Web系が普通に仕事をしていると壊れる何かがあるということを言いたいのです。そして「壊れてほしい」と願うエンジニアがこの業界にはとても多い。
あなたが転職したなら、最初に苦い思いをするのはあなたをヒーロー視する人間からのこそばゆい評価でしょう。「彼はスーパーマンですよ!」と大げさな評価を受けるのはちょっと嫌ですよね。
そこはしっかり返しておきましょう。「よしてください。隠しているのですから」と。


実務的には実際どうなの?

体感ベースでこの業界のWebフロント技術まわりの知識は10年前ほどで停止している方が多いです。
マークアップやスタイリングの技術の生産性格差を言えばデザイン系新卒が30分でマークアップできるようなタスクが1人日で見積もられていることはざらです。重宝されるでしょう。

ともあれ、お互い様です。私も入社直後は「UTってなんですか?」くらいの知識感でした。それでもデザインなどとは違いプログラミングにはある程度の答えがありますから、業界用語ややり方などを覚えてしまえば何の問題もなく業務にあたれます。
フロント・デザインの技術、無理難題の戦場を超えて培った問題解決能力は全てこの業界で活かせます。

反対にSI系からWeb系への転向は上手く行くビジョンはあまり見えません。そのお堅さは疎まれ「仕様書? オイ聞いたか。仕様書だってよォ~~!!」とギャング・グループの新入りに浴びせるかのような熱烈な歓迎を受けるでしょう。(筆者の偏見です)



弊社、結構おすすめです

Web系では個人裁量で仕事ができる都合で受注~請求までの全タスクを1社員でやることも多いですよね。
それならフリーで良くない? というのはとっっっても分かります。私もフリーでやっていました。
だからこそ我々が会社に求めるものってズレていて、普通の転職がマッチし辛い存在であると思います。
私は「尊敬できるエンジニア社長の右腕として働ける環境」がイイなと思い入社し、今も席を置いています。
大企業で話したこともない社長のために働くくらいならフリーでやる。こういう考えの人は少なくないのではないでしょうか。

あなたが会社員としての働き方を選ぶなら、何を求めますか?
もしかしたらそれは弊社にあるかもしれません。
少しでも気になっていただけたなら是非お話しましょう。あなたからの「話を聞きに行きたい」を心よりお待ちしております。

それでは。


※弊社自体はSI系企業と言うに憚られる古き良きソフトウェア・ハウスです。
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