こんにちは!神栖メディカルクリニック採用担当です。
本記事では、社員インタビューとして、
大手総合商社で29年のキャリアを積んだ後、地方の医療現場へと飛び込んだ副院長の長島さんが
その挑戦を通じて、地域医療を支える役割を担う姿に迫ります…!
【神栖メディカルクリニックについて】
ー長島さん、まずは神栖メディカルクリニックについて教えてください。ー
長島さん: 地域に根ざした身近な「総合診療かかりつけ医(プライマリ・ケア)」を目指し、地域密着型の”かかりつけ医”として
①内科、②循環器内科、③消化器内科、④人工透析、⑤専門外来・健診・予防接種などの診療を行い、幅広い健康ニーズにお応えしています。
さらに、CTや消化器内視鏡をはじめ、医療検査設備を積極的に導入しており、正確で迅速な診断を実現しています。
また、近隣地域の大学院病院や総合病院との医療連携を活かし、難病や専門的な治療が必要な場合には適切な医療機関への紹介を行います。
退院後の二次ケアにも注力し、患者の医療サイクル全体を丁寧にフォローしています。
ーなるほど。地域の誰もが外来で通院しやすい”かかりつけ医”でありながら、
最先端の設備や地域内連携を密に行うことで総合病院の一次対応を巻き取る機能を果たしているんですね。ー
長島さん: その通りです。僕らは、かかりつけ医として積極的に患者のファーストタッチを行なっています。
救急を要さない一次対応の患者さんや、退院後に透析通院が必要な患者さんなどは当院で対応し、
入院や救急が必要だと判断した患者については大学病院や総合病院に紹介、送患させていただくことで、
総合病院が本来果たすべき機能に専念できる環境整備をしたいと思っています。
僕らは総合病院の外来部門に近い役割を担い、総合病院は救急と急性医療に集中できるようになれば、
限られた地域の医療資源がさらに効率よく回るのではと思っています。
ー先日現地で拝見しましたが、患者さんが安心できる居心地の良い空間と充実した設備は圧巻でした!
CTや内視鏡、透析など、これだけ万全の総合診療設備が充実しているとスタッフの方も様々な現場経験が積めそうですね。ー
長島さん: ありがとうございます。まさにおっしゃる通りです。
看護師さんは総合病院だと部門ごとに縦割りの仕事を行うので、
経験できる業務が限られますが、当院では専門性の高い透析、内視鏡など、本当に様々な経験を積んでいただけます。
また、夜勤がないので、ワークライフバランスを大事にしたい方に働きやすい環境なのも魅力です。
技師の方々は、CT、レントゲン、循環器系の機械や放射線系など、様々な最先端の機械を一式揃えているので多様な経験を積むことができます。
当院ではエコーも担当していただいており、放射線技師でエコーもできる人は重宝されるのでおすすめです。
【神栖市の”医療過疎”の現状】
ー社会課題全国的にも顕著になっている医療過疎について、神栖市の現状は具体的にどのようになっているのでしょうか??ー
長島さん:日本では、都市部への一極集中と少子高齢化の影響により、全国的に地方での医療過疎が
社会問題として深刻化しています。
また、制度の問題もあり、海外では総合病院には町医者の紹介がないと通院することができないのですが、日本では紹介なしで通院ができてしまうんです。
また、制度の問題もあり、海外では総合病院には町医者の紹介がないと通院することができないのですが、日本では紹介なしで通院ができてしまうんです。
神栖市の医療現場でも顕著に課題として現れており、
◉病院の選択肢が少なく処置が遅れてしまう
◉軽症患者や退院後の通院患者も総合病院に流れ込んでしまうことで、医療現場がひっ迫してしまう
という社会課題が顕著に現れているんです。
だからこそ、我々が神栖市で「総合診療かかりつけ医(プライマリ・ケア)」の理念を掲げてクリニック経営をする意義があると考えています。
【神栖メディカルクリニック創業ストーリー】
ー長島さんは、大手総合商社である伊藤忠商事で29年間勤めたキャリアをお持ちですが、伊藤忠ではどんなお仕事をされていたのですか?ー
長島さん: 伊藤忠商事で29年間、情報通信ビジネス分野での営業や投資、経営管理などを経験しました。
また、社内制度を利用してアメリカでMBAを取得し、経営視点を磨くとともに海外のエリートと学びました。
ーMBAも取得されてるんですね!伊藤忠商事で様々なご経験をされて、
どうしてまた神栖市でクリニック経営に関わろうと思ったんでしょうか?かなり勇気のいるご決断だと思いますが。ー
長島さん: はい、正直かなり勇気がいる決断でした。会社に不満もなく、それなりにキャリアアップもしていたので、、笑
退職の背景には、神栖メディカルクリニック院長でもある兄の誘いがありました。
元々兄がこの医療過疎の神栖市での課題を知り、地域の患者さんと直接かかわり、地域課題にアプローチすることを夢見て創業しました。
数年して事業が軌道に乗ってくる中で、経営を専門的にやらないかと誘われたことがきっかけです。
医療業界が未経験ということもあり、当時はかなり迷いましたが、
アメリカでのMBA取得時代、海外のトップビジネスマンたちが社会課題に取り組む姿勢がずっと心の中に残っており、
「自らのソーシャルインパクトを最大化し、社会課題の解決に貢献したい」という思いから転職を決意。社会貢献の最前線で新たな挑戦をスタートしました。
【神栖市での働き方と魅力】
ー現在は神栖市に完全移住されているのでしょうか?ー
長島さん: 今は東京との2拠点生活をしています。
神栖市は実は大手メーカーも工場を構える工場地帯であることから、意外と東京からのアクセスがいいんです。東京駅直行のバスは10分置きにでています。
僕は車で神栖に通勤するのですが、都内から高速を利用しています。
東関東道は、ほとんど渋滞しないし、湾岸から森、川(利根川)海へと、道中の景色に飽きることもなく、1時間半ほど楽しくドライブしています。
ー通勤もドライブとして楽しんでいるんですね!神栖市での生活はいかがですか?ー
長島さん: すごく充実していますよ!すぐ近くに銚子港があるため、海の幸が豊富で美味しいです。
他にもピーマン、メロン、常陸牛など、地方ならではの食の魅力に溢れているので、食事が楽しいです。笑
東京の家族とリアルで過ごす時間は減りましたが、その分会うたびに家族イベントをし
ているので、むしろ楽しい時間が増えたように思います。
【神栖メディカルクリニックのこれから】
ークリニックはもちろん、神栖市も魅力溢れる地域なんですね!最後に、今後のクリニックのビジョンについてお聞かせいただけますか?ー
長島さん: この神栖メディカルクリニックの経営に関わり、医療の現場に入ることで、本当にたくさんのことを感じるようになりました。
引き続き地域に根ざした身近な「総合診療かかりつけ医(プライマリ・ケア)」を目指すことはもちろん、もっと多くの方に気軽に足を運んでいただけるようなクリニックにしていきたいと考えています。
今後は診療科目を増やすとともに、美容・肥満・健康増進など、予防医療の観点の診療も充実させ、
健康な方も日頃から当院に通っていただき、地域全体をもっと元気にしていくことに寄与していくつもりです。
ー最後に、求職者の方へのメッセージをお願いします!ー
長島さん:このビジョンにを共感してくれる仲間も積極的に募集しています。
医師、看護師、技師、医療事務など、医療に対する志を持っている方には積極的にオーナーシップを持っていただき、
神栖クリニックをいい意味で、自己実現の手段として利用して行って欲しいと思っています!
また、今後クリニックの戦略を一緒に考え、推進してくれる企画系の方、
人事、総務、経理の方も募集しています。
少しでも興味をお持ちいただけましたら、
当院事務員までご連絡ください。また、職場見学については、随時承ります。
電話:0299-77-7277
Email:info@kcm-cl.jp