こんにちは!
神栖メディカルクリニック採用担当です。
本記事では、弊院の創設者である長島院長に、
神栖メディカルクリニックの開院から運営にかける熱い想いをインタビューしていきます!
【石川・ドイツ・府中…地域と専門を極めてきた院長の歩み】
ー現在、神栖メディカルクリニックの院長としてご活躍されている長島院長の、これまでのキャリアについてお聞かせください!ー
長島院長:私は循環器内科を中心に、さまざまな地域で経験を積み、心臓カテーテル治療を行うハートセンターを複数立ち上げてきました。2017年には自身のクリニックを開業し、内科、循環器内科、人工透析内科を標榜し、地域医療に身を捧げています。
また、自院の他に近隣総合病院の非常勤医としても心臓カテーテルの治療に携わっています。
※カテーテル治療:直径数ミリの細い管状のカテーテルを血管内に挿入して行う治療法
ー医師として多くの選択肢がある中で、なぜ循環器内科に進まれたのですか?ー
長島院長:医学部卒業のタイミングで、どの専門領域に進むかとても悩みました。
「せっかく医者になるのだから、幅広い分野で健康を守り命を救うことに寄与したい」という強い想いから、内科を、そして緊急対応できる心臓血管循環器内科系を専門家として選びました。
ー当時から志高く医療の道に進まれたんですね!ー
長島院長:そうですね。私自身、幼少期は体が弱かったこともあり、医療分野で社会貢献をしたいという気持ちをずっと持っていました。
大学卒業後は大阪市立大学業員で臨床経験を積み、その後、石川県内の総合病院で循環器内科として勤務していました。当時在籍していた病院の循環器の医師が次々と他の病院に引き抜かれてしまい、私一人が残り、多くの患者さんに向き合うことになった経験は苦しくも充実した良い思い出です・・・(笑)
その経験のおかげで「一人の医師としてしっかりと医療課題に向き合える」という自信がつきました。
ーその経験が、神栖メディカルクリニック開業にもつながっているのですね!ー
長島院長:まさにその通りです。すごくいい勉強をさせてもらえたと思っています。
その後はドイツへの留学を経て、東京都府中市や茨城県神栖市など、国内外で心臓カテーテル治療を中心にさまざまな臨床経験を積み、全国でも医療過疎が顕著な神栖市での開院に至りました。
【なぜ神栖なのか?医療過疎の町で開業を決意した理由】
ーなぜ数ある地域の中でも、神栖市で創業されたのですか?ー
長島院長:神栖市はもともと全国的には病院が少なく、要介護者の割合が高い地域です。私は2014年から市内の病院で勤務医とし外来診療を担当し、心臓カテーテルの治療を年間400症例以上行いました。
このころに医療過疎の深刻さ、地域の皆さんのニーズを肌で感じ、これまでに培った内科医、循環器内科医としての幅広い経験を、神栖市の地域医療に役立てたいといった使命感が生まれました。自分なりのビジョンをあたため、2017年、開業に踏み切りました。
一つの医療機関ではとうてい医療過疎の課題は解決できませんが、微力ながらも着実に、地域の医療サービスに貢献できることはうれしくやりがいを感じます。
開院して8年目の現在もさまざまな取り組みを実践中です。地域の皆さんに求められる存在として「長距離マラソン」を止まることなく進み続けるという感覚で日々挑戦しています。
【認知ゼロからのスタート。泥臭く地域に入り込んだ創業期の裏側】
ー開業から現在に至るまで、苦労されたことも多かったのではないですか?ー
長島院長:おっしゃる通りたくさんの苦労がありましたし、今でも日々大変なことばかりです(笑)。
特に開院当初は、当院を地域の皆さんに知っていただくことが一番の課題でした。地域コミュニテーの集まりや医療関係の会合に積極的に参加し、診療の合間や休憩時間を使って地道な活動を続けてきました。
多忙な中でのこうした取り組みは大変でしたが、地域に受け入れてもらえる喜びもあり、やりがいは大きかったです。
ー最初は本当に“泥臭く”地域に根を張る努力をされていたのですね。ー
長島院長:今でもまだまだ泥臭く動いています(笑)。
また当院は、スタッフの教育やビジョンの浸透にも力を入れています。『総合かかりつけ医(プライマリ・ケア)』を掲げているので、看護師や技師をはじめとしたスタッフ一人ひとりに、患者様との関わりを大切にするように働きかけています。
開院当初は週1回のミーティングを行い、院内の各部署に課題や想いを共有していましたが、現在は毎日朝8時から朝礼を行い、朝礼の最後には経営理念を唱和しています。
忙しくなってきたときに「朝礼をやめようか」と考えたこともあるのですが、現場のスタッフから「続けましょう!」という前向きな声が上がり、今も続けられている取り組みなんです。
ー現場のスタッフからそういう声が上がるのは、とても素敵ですね!ー
長島院長:私の想いが少しずつ現場の皆さんに届いていることが実感できて、本当に嬉しいですね。
神栖市の医療課題に、従業員一丸となって挑戦できることが私の大きなやりがいになっています!
【目指すのは“なんでも相談できる総合病院の外来機能を持つクリニック”。神栖メディカルクリニックのこれから】
ー今後のクリニックの展望や、院長ご自身のビジョンを教えてくださいー
長島院長:「地域に根ざした総合診療かかりつけクリニック(プライマリ・ケア)」を今後も掲げ続け、どなたでも気軽に相談に来ていただける存在になっていきたいと思っています。
神栖市では、健康への意識がそれほど高くない方も多くおられる印象があります。医療過疎だからこそ、体調不良の初期段階で相談先が分からず、そのまま放置してしまう方も少なくありません。
そうした方々に対して、「ちょっと気になるから相談してみよう」と思ってもらえるような健康意識づくりを、当院から発信していきたいです。循環器内科はもちろん、胃腸科など、総合診療の目線で体の不調に関するご相談には何でも対応していきたいと思っています!
さらに、健康な方が予防目的で気軽に通えるよう、予防医療にも力を入れて行きたいと思っています。
また、自院のプライマリ・ケアに留まらず、専門医へスムーズにバトンタッチできるよう、神栖市をはじめ、茨城県内、千葉県内の大学病院や総合病院との医療連携体制作りにも注力しています。
【地域医療に挑戦したいあなたへ――仲間として共に走りませんか?】
ー最後に、神栖メディカルで働くことに興味を持っている方へ、メッセージをお願いします!ー
長島院長:現在、神栖メディカルクリニックではビジョンに共感していただける医師やコメディカル仲間を積極的に募集しています。
• 新たな診療科の立ち上げを一緒に行っていきたい方
• 総合診療、人工透析、訪問診療など、幅広い領域に挑戦したい方
• 地域医療に情熱を持って向き合える方
専門医・認定医を問わず、柔軟に対応できる方を歓迎しています。
また看護師や技師、医療事務の方も随時募集しています。
少しでもご興味のある方は、ぜひ事務局までご連絡ください!
職場見学なども随時承っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
📍神栖メディカルクリニック公式サイト:https://www.kcm-cl.jp/
📞電話:0299-77-7277
📩Email:info@kcm-cl.jp