私たちSQUIZは、EDやAGA、ピル処方や心療内科など、さまざまなお悩みに対し、オンライン診療サービス「Oops(ウープス)」を通して医薬品やその他のソリューションを提供するスタートアップです。
多くの方が抱える悩みであっても、医療機関を受診することにハードルを感じる方も少なくありません。私たちは医療をより身近な存在に感じてもらい、悩みにポジティブに向き合えるようなブランドづくりにこだわっています。
では、SQUIZではどんな人が働いていて、どんな雰囲気なのか。社員インタビューを通して 「SQUIZらしさ」を紐解く連載です。今回はキャリアアドバイザー、デザイナー、コンサルタントと様々な経歴を持ち、現在「Oops HEART」のブランドプロデューサーを務める阿部奈菜美さんが登場します。
少しでも会社に興味を持った方は、ぜひお気軽にご応募ください。
「自分の思いを形にしたい」と思い、SQUIZに入社
ーこれまでの経歴を教えてください。
阿部:大学卒業後、2017年にレバレジーズ株式会社に新卒入社しました。キャリアアドバイザーとしてデザイナーさんやエンジニアさんに案件をご紹介する仕事をする中で、「思いを形にできる人」に憧れを抱くようになりました。その後、株式会社LIGにデザイナーとして転職。また、副業でブランディングコンサルタントにも従事していました。元々「上流から下流まで関わり、思いを形にできる人になりたい」と思っていたので、そろそろ上流工程にシフトしようと思い、3社目ではボストン・コンサルティング・グループのBCG X(旧BCG Digital Ventures)にStrategic Designerとして転職。そこでは新規事業の戦略立案がメインの仕事でした。ユーザーリサーチ、ユーザーインタビュー、ユーザー観察、ユーザー体験などもしながら様々な業界の新規事業立ち上げをしていました。3年間ほど勤務した後、SQUIZに入社した流れになります。
ーSQUIZに入社したきっかけは?
阿部:20代は「目の前のクライアントさんの思いを形にしたい」と思っていたのですが、、30代は「自分の思いを形にしていきたい」と思うようになったことです。
クライアントワーク自体はすごく好きな仕事ではありました。目の前のお客様と一緒に仕事をして、その方が自分の仕事に誇りを持てるようになる、それを叶えることがモチベーションでもあって。でも戦略立案業務も経験する中で、「自分はこの領域が好きだな」という思いもどんどん出てくるようになり。ずっと誰かの思いを形にしてきたけど、今度は自分の思いを形にしていこうと思うようになったのです。だから事業会社に行こうと決めました。
自分で言うのもおこがましいかもしれませんが、私は正義感が強いタイプで、社会のためにならないものは生み出したくないという気持ちがすごく強くて。自分の正義感を発揮できる場所を探していたところ、SQUIZに出会い、入社しました。
ーSQUIZでの担当業務を教えてください。
阿部:「Oops HEART」というメンタルヘルスに関わるブランドのプロデューサーをしています。ブランドを拡大していくためのマーケティングが主な業務です。
とはいえ、自分で手を動かすことも多く、例えば、マーケティングのPDCAを早く回したいので、バナーやLP、ユーザー/管理画面のUIなどデザインを作ることもありますし、システムのPMのような仕事もしています。ブランドを立ち上げて最初の数ヶ月はカスタマーサポートも担当し、LINEでの返信や電話対応もしていました。
一方で、協業できる企業様を探してアライアンスを組んだり、新規事業の戦略を練ったりと、「Oops HEART」の事業を大きくしていくことも同時に行っていますね。
人がより自分らしくなれるようなサービスを目指し、「Oops HEART」 を立ち上げ
ー「Oops HEART」について、改めて詳しく教えてください。
阿部:「Oops HEART」はオンラインで精神科・心療内科の診療を受けられるサービスです。LINE公式アカウントを通じて利用でき、自宅にいながら専門医の診察や薬の処方、休職に必要な書類作成まで完結できます。
元々SQUIZの入社面接時から「入社したらメンタルヘルスのブランドを立ち上げたいです」と言っていました。それは当時、自分自身もメンタルの不調を経験していたからです。メンタルの不調って、家族や友だちにも相談できない場合が多いのです。心の問題を第三者に気軽に相談できて、ちゃんと状態を戻してくれるようなサービスってなかなかないなと感じていました。特に、日本には精神科とコーチングの間になるようなサービスがなくて。SQUIZだったら自分でそういうブランドを生み出せるのではないかと思い、入社をした経緯もあります。
ー「精神科とコーチングの間」というのは、具体的にどういったことを指すのでしょうか?
阿部:現代の日本では、精神科は心身の状態がかなり悪化した方向けの医療、コーチングは意識の高い方が人生をより良くするために利用するものという認識があるように思っています。
一方、「Oops HEART」は、心の状態にかかわらず、人生全体の捉え方や、どう生きたいかといったところをフラットに話を聞いてくれる第三者です。壁打ち相手のような感じで、本人がより自分らしくなれるようなサービスを目指しました。
「自分の意志を磨くこと」がブランドプロデューサーには必要
ーこれまでの経験がブランドプロデューサーに活きている部分はありますか?
阿部:むしろこれまでの人生全体が活きていると感じます。工学部でひたすら数学や物理をやっていたので、数字が大好きなのですが、ブランド作りでは数字がとても大事な要素。「どの数字がボトルネックか」をマクロな視点で捉えつつ、その数字を高めるためのユーザーインサイトは何か、どういう施策をしたらユーザーさんの行動がどう変わるか、そしてその先にある「目の前の患者さんを救う」ことやビジネスとしての成長にどれだけ作用するかなど、マクロとミクロを行ったり来たりするスキルが必要かと思います。
新卒時代のキャリアアドバイザーの経験では、相手が前向きになれるような提案力やコミュニケーションスキルが身についたと思います。
また、私は常に頭の中で"絵"が思い浮かぶタイプで、頭の中にあるものを言語化するのが苦手なのですが、伝えたいことを言葉ではなく図やポンチ絵で伝えることは、デザイナー時代に身についたスキルです。仮説検証のスピード感を上げるためにも、自分で手を動かせるデザインスキルがあることは強みになっています。
もちろん、コンサル時代の経験も生きています。ユーザーリサーチを通した潜在ニーズの発掘や、インサイトを俯瞰して課題を特定し、アイデアやビジネスに落とし込む力などなど、本当にたくさんのことを当時の先輩方から教わりました。
ー逆に新しく身につけたスキルはありますか?
阿部:「自分の意志をもっと磨く」ことは今も勉強中です。これまでユーザーインタビューをたくさん実施してきたので、目の前のユーザーさんの課題を解決するアイデアは色々と湧いてくるのですが、それはヒットを打っている感覚に近くて。ホームランを打つためには、自分自身が「これをやりたい」という強い意志が必要だと思っています。「目の前の人が困っているから」ではなく、自分が描くビジョンからアイデアや事業を考える。そんなアーティスト的な要素も必要なのかなと感じます。
自分の意志がないとブランドは成長しない。ビジョンからHowの部分まで、自分の意志を込めることは今も特訓中です。
ーそれはどうやって磨かれていくものなのでしょうか?
阿部:場数を増やしていくことかなと思っています。「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」というリクルートの旧社訓を先日代表からお聞きしたのですが、やはり自分の意志を持って実現する機会をどれだけ作れるかが重要なのだと思います。
例えば、プライベートでも自分が「やりたい!」と思ったことは積極的にやるようにしています。私は動物や自然が大好きなので、乗馬をしたり、自然の中のコテージに泊まったりしています。仕事とプライベートの境界を引かず、ワクワクするものを浴びにいく。そういう経験の中で「ここは良かったけど、こうだったらもっと良かった」とか「こういう仕組みにできたらもっと良くなる」と考えることで、ブランド作りのアイデアにも繋がります。
また最近はクリエイティブ・インストール・スクール「toracoya(虎子屋)」にも参加しました。意思を持ってそれを形にした方の話を聞くことは刺激になりますし、意志を形にするまでの過程を知ることもできます。自分自身も仮説を出して、エキスパートからフィードバックをもらうことで、「この仮説はちょっと違うな」とか「こういう筋でいくといいのか」と学べます。そうやって外の風を浴び続けることが大事だと思っています。
様々な領域のエキスパートと一緒に、本質的な事業を作ることができる環境
ーSQUIZの強みや特徴はどんな点にあると思いますか?
阿部:まず特徴として、自由度が本当に高いです。自由というのは「なんでもやって良い」という優しさだけでなく、「やらないといけない」という責任も伴います。ブランドに関わること全てが自分の責任なので、何でも自分でやらないといけないし、その結果、振り返ればいろいろなことができるようになったかと思います。
誰かがアイデアを持っていて、それを実行する人がいる…という組織ではなく、自分で「これがやりたいので、リソースが欲しいです」と言っていかなければならない環境。「自分で機会を作り出す」経験をたくさんさせていただいているように感じます。
会社としても「これまでやってきていないことをやってほしい」という思いが強いので、「これはこういった理由ですごく意味があると思うんですよね」と言うと任せてもらえますし、しかも上手くいったことは他のブランドにも転用できるので、その柔軟性も魅力です。
また、様々な領域のエキスパートがいることも強みです。ブランディングはもちろん、アートディレクターやコピーライターなど、本当に優秀な人たちがいるので、一緒に事業やブランドを作っていく中で、自分の想像を遥かに超えるアウトプットが出てきます。
見た目だけでなく、中身の詰まった本質的な事業を実現する上で、様々な領域のプロと一緒に制作できるのはSQUIZの大きな強みだと思います。
挑戦を楽しめて、最後までやりきる意思がある人が「SQUIZらしい人」
ーSQUIZで働くやりがいは?
阿部:自分の意志や仮説を実行して、その結果目の前のユーザーさんが心から喜んでくれている姿を見ることがやりがいです。まだまだ成長の過程で失敗することもありますが、アイデアを出して形にすることを繰り返しているので、新しいことでも気後れせずにチャレンジできています。 自分の意志でブランドを作っているからこそ、患者さんからの反応があった時にも「やってよかったな」と思えます。
ーどういう方がSQUIZに向いていると思いますか?
阿部:挑戦を楽しめて、肩書を超えた働きができる方。SQUIZでは、これまでの経験を活かすことよりも「初めてだけど、とりあえずやってみるか!」と挑戦することが多いです。もちろん全部うまくいくわけではありませんが、長期的に見て、楽しくやり続けられるかが大事です。「やったことないけど楽しそう」と様々なことに挑戦して、もし失敗しても「ここがダメだったから、次はこれを頑張ろう」と思える方かなと思います。
また、求められるレベルが高いので、最後までやりきる責任感を持っているかも大事かなと思います。「自分がここまでやりきりたい」という熱い思いはSQUIZらしいなと思います。
ーブランドプロデューサーに向いている方は?
阿部:四六時中妄想できる方ですかね。まず違和感に気づき、その上で妄想を広げる。例えば映画を見た時に「皆が感動している映画だけど、ここはもっとこうなっていた方が良かった」と思える視点は大事かなと思います。違和感に気づいて、それを因数分解して自分の中にストックしておく。そうすれば仕事でも「あ、これはこうした方が良いな」と気づけるようになります。
一度自分が出したアウトプットも、半年後に見直して「全然ダメだ、作り直そう」と思えることも大事です。批評家目線を自分のクリエイティブにも向けられる方が向いていると思います。
ー最後に、今後、SQUIZで挑戦したいことを教えてください。
阿部:新しい価値を創りつづけていきたいです。「Oops HEART」がメインとしている精神科のオンライン診療や臨床心理士さんのカウンセリングが必要なタイミングや職種などの特徴はあるのではと思っており、その方々に利用いただけるように現在様々な種まきをしています。そういう方々に知ってもらうためにまだまだやれることはあると思っています。
また「Oops HEART」では、心に関わることを全てカバーしたいと思っています。今は心を改善していくというサービスを作っていますが、例えば心を動かす、ワクワクする領域も含めて、あらゆる心のためのブランドにしていきたいです。