1
/
5

フリーランスの働き方は生き方そのもの・・・価値観マップを作ってフリーランス人生を設計してみよう

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。

今日も複業メディア「ウィズパラ」で取り扱ったテーマ「価値観マップを作ってフリーランス人生を設計してみよう」について、紹介していきます。(元記事:https://wizpara.com/2011/

いきなりですが、わたしは働く事は、目的ではなく、あくまでも幸せな人生を送るためのいくつかある手段のひとつと位置づけています。

健康や自由な時間、生きがいと呼べる趣味、家族と過ごす時間などを犠牲にしてまで、仕事に傾倒するのは本末転倒で、まるで意味がないと考えています。

もちろん、人によって何を犠牲にしてまでも、仕事で大きな事を成し遂げたいという人もいるでしょう。

ここで大事なのは、人によって価値観はさまざまなれど、不本意な働き方によって、自分の目的・価値観に沿っていない人生の送り方を余儀なくされるというのが問題だということです。

自分ですら人生の目的や価値観を明確にできていない人が多く、多くの人が職場や働き方の選び方がわからず、大きなストレスを抱えたまま時間がすぎる事になります。

そこで今日は「価値観マップ」の作成というおススメのメソッドを紹介いたします。

この「価値観マップ」を作ることで、じぶんの人生においてもっとも大切にすべき価値観を洗い出し、それに応じて仕事・働き方を選択し、幸せな生き方を自ら設計するわけです。
フリーランスや複業ワーカーはその気になれば仕事や働き方を自由に設計できるので、幸福度の高い人生をおくれるチャンスは大きいです。

価値観マップとは?

価値観マップとは、どんなことがすべきか、何をすれば幸せかなどを整理したマインドマップ※です。別称は人生の羅針盤とも呼ばれています。現在、自分の価値観を整理・再認識する為に多くの人々が価値観マップを作っています。
マインドマップを作っていくうちに、自分がどんな生き方をしたいか?、自分が幸せだと感じる事は何か?、絶対に避けるべきことは何か?、人生をかけて行いたい事は何か?などを洗い出すことができます。


※マインドマップの参考例

大項目に根幹のテーマを据えて、さらにその下に大項目、中項目と派生させていき、下層に行くにつれ、より詳細で具体的なことを書いていきます。

価値観マップの作り方

まずはマインドマップのソフトが必要になります。
じぶんは、「XMind」というソフトを使っていますが、それ以外にもたくさん存在していますので、まずはフリーソフトやフリーのアプリをダウンロードしてみてください。

マインドマップソフトがダウンロードできたら、実際にテンプレートに沿って価値観マップを作っていきましょう。

経営者で、マネーリテラシー系教養Youtuberの第一人者「両学長」の動画や記事では下記の項目をテンプレートとして挙げています。

◆わたしの価値観マップ
・自分にとっての幸せとは?
・何を大切にしていますか?
・何をどうしたくて今ここにいるか?
・人生のやりたい30のこと

上記の項目に対し、ざっくばらんに入力していくだけで価値観マップが出来上がります。

「両学長」のリベラルアーツ大学でも「【自由な人生】への第一歩は「人生の羅針盤」を作ること!価値観マップの作り方」というコンテンツにまとめてくれているので、合わせてこちらもご覧ください。

https://liberaluni.com/valuemap-190530

https://www.youtube.com/watch?v=6xiWPkq5vBc

作り方は自分なりにカスタマイズしてもいい

前述で、じぶんが作成した価値観マップをご覧いただきましたが、
じぶんはテンプレートの質問項目ではなく、より自分の価値観をまとめやすい項目に、じぶんなりに若干カスタマイズしています。

・自分にとっての幸せとは?何を大切にしていますか?
・自分にとって嫌いなものは?絶対に避けるべきものは?
・これからの人生でやりたいこと
・価値観を守るための具体的な行動は?

実際ににマインドマップソフトで自分が作成した「価値観マップ」をご覧ください。

じぶんでも気づいていなかった価値観に気づく

価値観マップが完成すると、今までじぶんでも気づかなかった、大切なこと、人生の価値観に気づくことができます。

実際に自分が作った価値観マップから気づいた事、再認識したことを挙げていきます。

じぶんの場合は、生きていくうえではある程度、不本意な仕事でもお金のために頑張るという価値観はないようです。
(これはあくまでも42歳の現時点での価値観で、若い時はお金のために寝る時間を削って仕事に没頭していた時期もあります。)

今現在の自分の価値観では、お金よりもはるかに大事なものがあります。
・自由な時間
・健康
・家族や親しい友人と過ごす時間
・趣味の時間
・良質な人間関係
などです。

今はこれらを犠牲にする仕事は一切しないということです。

もちろん最低限のお金が無いと、自由な時間や健康を担保できないという考え方もあるでしょう。

しかし仕事だけでは無く、生活スタイル、生き方全般を通してトータルでマイルール、マイポリシーを策定することでハードルを下げることができます。

とくにフリーランスや複業ワーカーはじぶんの知恵と工夫で理想の働き方・生活スタイルを設計可能なんです。

ちなみにこの価値観マップは年齢や時の経過とともに変化するのが普通なので、定期的にアップデートするのがよいでしょう。

大事にする価値観から仕事・生活上のルール・ポリシーに落とし込む

整理した価値観から、じぶんは仕事で大儲けしたり自己実現や社会的に承認されることよりも、自由な時間と健康を優先していることが再確認できました。

では実際にしごとをする際のスタンス・マイルール・働き方としては、どのようなことを決めればよいでしょうか?

ここでもう一度、自分が作成した「価値観マップ」をご覧ください。

仕事・働き方のマイルール・ポリシー

じぶんの場合は、組織に所属するサラリーマンという形では、じぶんの価値観をある程度犠牲にせざるを得ない為、フリーランスという形態の働き方を選択しました。

そして、実際に請ける仕事ももちろん吟味します。

・信頼に足るクライアントかを慎重に見極める
・新規の案件の場合は、小さな案件から段階的にひき受ける
・金額よりも自由な時間と健康を阻害しないかで判断する
・仕事の範疇が自分の得意にマッチしているか?
・リソース不足に陥っていないか?つねに若干の余白を残す
・仕事自体がやりがいがあり、楽しめる内容であること

と、これらの条件を必ず吟味してから引き受けるようにしています。

人によっては、こんなにえり好みしていて、仕事にありつけるのか、疑問と言う人もいるでしょうけど、吟味していいんです。

それが自分の価値観に忠実に生きているという事なんです。

ただ、ひとつだけ注意があるとすれば吟味するには、自分のスキルやサービスに、ある程度のニーズがあることが前提となります。

スキルもなく、魅力的なサービスを提供することができなければ、仕事を吟味することはできません。

生活スタイルのマイルール・ポリシー

仕事を徹底的に選別すると、たしかに仕事が少ない時期が到来します。

そこで焦りから、自分の価値観を阻害する仕事をひき受けてしまい、人生の貴重な時間と健康を犠牲にしている人をよく見かけます。

そこで生活スタイルにもルール・ポリシーを適用し、上記のような働き方でも困らない生活スタイルを構築します。

自分の場合は、具体的には固定費を圧縮させ、さらに承認欲求を棄てて、不要な出費を極力抑える事をルールにしています。

上記で挙げた価値観を守るためであれば、高級車も高級住宅も、ブランド品にもまったく興味がわく事もありません。

また、節税したり補助金の活用、投機を排した優良投資先への投資、また避けるべき合法詐欺サービスへの出費などで搾取されないよう日々、徹底的にマネーリテラシーを磨くための勉強をしています。

まとめ

最近、若者と色々な情報交換をする中で、若者の多くが、仕事や働き方について、さまざまな悩みを抱えていることに気づかされました。

仕事上で多くのストレスを抱え、浪費することでストレスを解消し、いつまでたっても貯蓄できない若者や、
将来への不安から、てっとり早く、お金持ちになろうと投資とは名ばかりのハイレバレッジFXや株の信用取引など、投機に手を出して原資を溶かしてしまった若者や、転職を繰り返すたびに、勤務条件が悪くなり、薄給のブラック企業しか次の転職先が見つからない若者・・・

大企業に入社しても公務員になったとしても、こういった悩みを抱えている若者が実に多い事もわかりました。

不安が多く、変化のスピードが早すぎる世の中で、幸せに生きていくためには、まずは自分の大事にしている価値観を整理して再認識し、働き方や生活にマイルールを設けて、たんたんと継続させるしかありません。

日本では将来何になりたいか?という職業で質問をすることがほとんどですが、欧米では将来、どのような生活スタイルを築きたいかと質問するそうです。

どこの会社に入るか、どんな職業につくかは、幸せに生きるためのたくさんある選択肢の中のたったひとつに過ぎません。

企業に属し、忠誠を誓って、一心不乱に定年まで仕事に没頭するだけでは、しんどいわりに幸せにはなれないのかもしれません。

今回、おススメした価値観マップを、ぜひみなさんも作ってみていただき、皆さん自身の価値観に沿った幸せな働き方・人生を送ってください。

株式会社ParaWorksでは一緒に働く仲間を募集しています
同じタグの記事
今週のランキング
株式会社ParaWorksからお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?