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ホワイトじゃなかった時代の本音のハナシ

こんにちは!ドクターリセラに新卒で入社し、今年で13年目の佐々木です。

今回は、今のドクターリセラでは考えられないような”ホワイトじゃなかった時代”について、実体験を通してお話しようと思います。



2009年4月ドクターリセラ株式会社へ入社

私は新卒入社2期生ということで、社員の半数近くが入社2年以内の新卒という新人が多い状況で入社。1つ上の新卒1期生が先輩として業務をみてくださっていました。

1年しか変わらないけど、仕事もできる、キラキラ輝いているようにみえて、とても高い壁を感じました。

▼内定式


入社半年後に営業部から広報部へ異動。

何と、メンバーは1人。つまり新卒1年目の私だけだったのです・・・!               当然業務量は多く、入社1年目の私はまだまだ器が小さくキャパが超えていました。

そんな中退職を決断した同期が、上司に「辞めたい」と相談したときに「いつ辞めますか?」の返答があったと聞きました。

それを聞いて「あなたがいないと困る!もう少し頑張ってみない?」と、私は一度で良いから引き止められたい。頼られる存在になりたいと思うようになり、更にがむしゃらに仕事をするようになりました。

がむしゃらさが伝わったのか、入社2年目で、エンドユーザーにスポットを当てたイベントを開催することになり、その責任者を任せていただくことに!

2000万円という多額の費用をかけたイベント。責任者という役割を与えられたけど、初めてということもあり、正直何をすればいいのかよくわからなかったことを覚えています。部署を超えて集められたプロジェクトチームですが、私が年下ということもあり自分から依頼もできなければ頼ることも難しい。役員決裁なく進めてしまい、報告漏れで事情書を初めて書いたものこの時期。多くの失敗をしてきました。


私のターニングポイント

少しずつイベントが形になって行く中、「このイベントの大成功をおさめて辞めよう」と心に決めていた時に、広報部から今も所属しているSS推進課へ異動。そこの新部門長から「今までずっと年齢や役職が離れた上司だったでしょ。年の近い人が上司だと相談しやすいよ」とおっしゃっていただき、新卒1期生の1つ年上の先輩が上司となりました。上司は、私の1歩先を歩いて見てくれている感覚で、業務内容はまったく違ったけど、いつも気にかけてくださり、業務を細かくみてくれました。アドバイスもいただくことが多い中、少しずつ仕事が愉しいと思えるように。責任者を務めたイベントが終了すると、大きな達成感と自信がつき、気持ちにも少し余裕が出るようになり、「もう少しここで働きたいな」と思い、退職希望を出すのを延期することにしました。

ただ、SS推進課へ異動後も、業務が多いのは変わらず多い。

ある時同僚から「佐々木さんがいる部署っていつも忙しそうですよね。仕事増やしているんですか?」と言われたことがありました。基本的には「頼られたい!」「困っている人がいたら助けたい!」という気持ちが大きいので、依頼事は何でも引き受けていました。同僚からの一言で「だからか!」と初めて気づき納得しました(笑)

毎朝6:50に出社し、新規資料のセット組を行い、イベント前は準備に追われ昼食休憩がとれず、そのまま夜20時から部署ミーティング。昼食で注文していた社食を定時後に夜ご飯として上司と一緒に食べることも多かったです。


▼初めて責任者を務めた際の写真


そんな中、ついに業務改善がスタート!(2014年)


業者様につきっきりで入っていただき、事細かくご指導くださいました。

1日の業務の流れを分単位でメモし、問い合わせでかかってくる営業部からの電話件数をメモし(1日で40件を超えていました)、動きもチェックがあり、資料置き場の動線の見直しも行いました。PCを打つクセやデータ作成方法、エクセル関数、そしてショートカットキーもその時に教えていただき、いかに時短で業務をこなすかがキーなのかを学びました。

当時100を超える業務の種類もマニュアル化し、いらない業務は捨て、できるだけ簡素化し、誰でもできる標準化を目指しました。

これをきっかけに、今でも業務改善は終わりを迎えることなく進み続けています。

そして、ちょうどこの頃に「係長」という役職をいただきました。

私は同期の中でも出世が遅いほうで、まわりの諸先輩方から心配されていたほどでした。当の本人はそこまで気にはしていなかったつもりでしたが、心の奥底には「係長にはなりたい!」というリーダーへの憧れも持っていたので、係長昇格は嬉しかったのを覚えています。


▼辞令交付!同期との一枚です


入社13年目を迎えた今、思うこと

そんな私も2年前に課長に昇格、上司から「新卒入社の女性管理職は、リセラで働く女性の夢と希望を与えますよ!」という言葉をいただき、がむしゃらに働いていたけど、多くのミスをして迷惑をかけながら成長した私でも目標としてくれる人がいるのであれば、そんな嬉しいことはないなと思います。


今は、RPAの導入でロボットに任せることができる時代になりました。

当時より定時が約1時間も早くなったにも関わらず、残業も減り働きやすい環境になっています。パートが多かった推進も正社員として働いてくれる人が増え、産休から復帰したりと女性が働きやすい職場になっています。


ドクターリセラでのキャリアを振り返ると…

広報部から推進にかけて培われた忍耐とキャパ、そしてチャレンジできる環境の中で多くの方に支えられ、成長することができました。今でも過去の振り返りで思い出すのはこの時代。だから今があります。

「残業が多くて雑用ばかり」と言われていた推進が、「憧れられる部署にしたい!」というビジョンを持ちはじめて約8年。今は内定者から「推進で働きたい」との声が少しずつ増えていると聞き、とても嬉しく思っています。


▼社内ベンチマーキングコンベンションで優勝した際の写真。チーム全員で取り組んだ業務改善が実を結びました!!

この10年で、定時の時間が早くなったり残業時間がかなり減ったり、他にも服装が自由になったり…と様々な良い変化がありました。各課で様々な施策を行っていますが、その中でも

「推進があって良かった!」「推進みたいな部署にしたい!」といっていただけるような部署にしていきたいと考えています!


サロンサポート推進課 佐々木絵理

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