こんにちは!株式会社シムトップスです。
今回は、エンジニア職とインサイドセールス職、それぞれ異なる背景を持つ社員2名による座談会です。
お二人のキャリアは異なりますが、共通しているのは、与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら課題や機会を見つけ、周囲と関わりながら新たな役割をつくってきたこと。
キャリアの転機で何を考え、どう動いてきたのか。
これまでの歩みをじっくり聞きました!
プロフィール
企画マーケティンググループ グループマネージャー 前川泰宏
i-Reporterの販売代理店で営業を経験後、2018年にシムトップスへ入社。
営業職を経てマーケティング領域へ転身し、製品と顧客の接点づくりを幅広く担当。
現在は、企画マーケティンググループのマネジメントに従事するほか、「ニセコラボ」ラボ長を兼務。
カスタマーサクセスグループ チームリーダー 荻堂未優
前職では社内SEとして、情シス業務や社内サーバーの運用を担当。
2024年にシムトップスへ入社し、カスタマーエンジニアとしてお客様対応や業務改善に携わる。2026年7月にチームリーダーへ就任し、現在はメンバーのサポートや業務基盤の整備にも取り組んでいる。
顧客の課題により深く向き合うために、シムトップスへ
──前職のお仕事と、転職のきっかけを教えてください。
荻堂:前職は社内SEで、情シス業務や社内サーバーの運用を担当していました。社内の課題解決にはやりがいを感じていましたが、導入したサービス側の問題は自分だけでは解決できません。
サービスを提供する側で、もっと幅広いお客様の課題を解決したいと思ったのが、転職のきっかけです。
前川:私はi-Reporterの販売代理店で営業をしていました。i-Reporterは新人ながら「いい商材だな」と感じ、積極的に提案していたところ、その際によくお話をさせていただいていたシムトップスの営業の方に声をかけていただいたのが、きっかけです。
──シムトップスへの入社の決め手は何でしたか?
荻堂:知り合いがi-Reporterを使っていて、製品や利用者を知った上で選べたこともありますが、面接での印象も大きかったですね。
二次面接は今の上司が担当してくれたんですが、すごくフランクで。面接って、緊張して準備した内容をそのまま話そうとしてしまうものだったのですが、そのときは転職の経緯や課題解決への思いを、自分の言葉で伝えられたんです。
「この方の下でなら、自分の考えを伝えながら働けそうだな」と思えたことが、大きな決め手でした。
前川:私の場合は気に入って提案していた製品を開発する会社だったことは魅力でしたね。それに、代理店当時に一緒に営業活動をしていたシムトップスの営業担当の方が製造業にすごく詳しくて。こういう方と働けば、自分もお客様をもっと深く知った上での価値提供ができると感じました。
SIerは扱う商材が多く、すべてを深く理解するのは難しい。
メーカーで、ひとつの製品を通じてお客様の課題理解や提案力を深められる働き方にも魅力を感じましたね。
──お客様の課題により深く関わりたいという思いがあったんですね。
前川:メーカーから情報をもらって導入につなげるのは効率的ですが、それだけでは自分に知見がたまらず、お客様の悩みに踏み込んだ提案ができません。
質問への回答をメーカーに確認して、そのまま伝えるだけでは、お客様をリードしている感覚も薄かったんです。
今は、製品情報だけなら、お客様自身がAIやWebサイトで得られる時代ですから、製品を紹介するだけでは、ビジネスパーソンとしての自分の市場価値に危機感もありましたね。
──入社後の研修やオンボーディングは、どのようなものでしたか?
前川:私が入社した頃は体系化された研修はなくて、2日目には展示会に参加していましたね(笑)。今は各グループで新人を迎え、育てるための方法を用意していて、オンボーディングもどんどん体系化されてきています。
荻堂:私のときも研修はほとんどなかったんですが、その後はメンター制度のような形にしています。私の1年後くらいに入社した方には、半年ほど、つきっきりでOJTを進めていましたね。
たとえば、カスタマーサポートなら、本人が書いた返信メールを必ず誰かがダブルチェックしてから送ったり。「分からないことがあれば、すぐに電話してね」と声をかけています。
──業界未経験で入られる方も多いかと思うのですが、製造業の知識は、どのように身につけていくのでしょうか?
前川:現場のことは座学だけでは理解しづらいので、インサイドセールスやマーケティングでは、実務を通じて学んでもらっています。
製造業について学ぶ社内勉強会も行っていて、OJTと勉強会の両方で身につけていく形ですね。
荻堂:前川さんなどが企画している工場見学やお客様への取材、お客様同士でノウハウを交換するユーザー会にも、手を挙げれば参加できます。
私も製造業のことはまったく知らなかったんですが、入社1〜2週間で「まずは現場を見てみたい」と工場見学に行かせてもらいました。実際に現場を見て学べる機会も、たくさんありますね。
キャリアの転機。目の前の課題に対してどう動いたか
──荻堂さんは、入社時のグレードから2段階飛び級してリーダーになりました。そこに至るまで、どのように動いてきたのでしょうか?
荻堂:私は「新人だからこそ、何でも聞いていい」と思っていたんです。グループリーダーからも「みんなが気づきにくいことに気づけるのは、新しく入ったあなただよ」と言ってもらって。
それなら新人という立場を生かそうと、分からないことがあれば関係がありそうな人にどんどん聞きに行きました。そこでいろいろな人と話せたことが、その後のコミュニケーションにもつながったと思います。
──コミュニケーションを取る上で、意識していたことはありますか?
荻堂:ただ聞くだけではダメだなと思っていたので、まずは自分で調べて、自分なりの答えを持ってから相談していました。「私はこう思うんですが、どう思いますか」「この進め方でいいですか」と、相手も話しやすい土台をつくることは、すごく心がけていましたね。
例えば、開発の方に聞きに行ったときも、「そこまで調べたんだったら」と、その先の話をしてもらえたり、もっと根本的なところまで話せたりするんです。そこは、今も一番大事にしています。
──前川さんは、荻堂さんから質問や相談を受けて、どんな印象でしたか?
前川:コミュニケーションがすごくスムーズだなという印象があります。質問の内容が、とてもクリア。「こういうことをやりたいと思っているんですけど、念のため共有です」とか、「これで問題ないでしょうか」とか。漠然とした質問はなかったですね。
──荻堂さんは、周囲との関係を生かして、どんな業務改善に取り組みましたか?
荻堂:お問い合わせ対応の見直しですね。開発の方に確認が必要なものは、こちらで事前調査をしてから依頼するんですが、その対応で残業が増えていたんです。そこで、もっと時間を詰めるのではなく、不要な作業を省こうと考えました。
開発への依頼をツールに起票するときの項目を、「こちらでは必要ないと思うんですが、開発の方ではどう使っていますか」と確認して、お互いに不要なものを削っていきました。
こちらの作業が減っても、開発の方の負担が増えては意味がないので。双方にメリットがあるように調整しています。
こういう話も、突然他部署の社員から急に持ちかけたら、相手はびっくりすると思うんですよね。でも、普段から話していると、「こういう問題があるよね」という話が出てくるんです。そこから「じゃあ、私の方で具体化して提案しますね」と進めていく。会話の中にある改善のきっかけを拾っていった形ですね。
──前川さんは、企画マーケティング部門の立ち上げに携わった経緯を教えてください。
前川:結果的に「立ち上げプロジェクト」という名前になったんですよね。
もともとWebサイトの改善など、マーケティングの領域に興味があるとずっと話していて。「そういう機会があったら、ぜひ誘ってください」とも言っていたので、声をかけてもらえたんだと思います。
それと、実際にやってみることも大事でしたね。
シムトップスは、その部署にいないからやってはいけない、ということがあまりないので、先にやってしまうというのはありました。
営業をしていても、お客様との接点を増やしたいじゃないですか。Webサイトからお問い合わせが来れば、自分の商談の予定も埋まりやすくなる。それっていいことだよね、という発想で動いていたことが、結果的にマーケティングだったんです。
──新しい領域を学ぶのは大変だったと思います。その原動力は何だったのでしょうか?
前川:先程お伝えした通り、まだまだ自分の市場価値は上げなければ、という思いがずっとあったんです。ひとつの製品を売るのが上手くなっても、商材や業界が変われば、同じように売れるとは限らないですよね。
その点、マーケティングは、さまざまな業種や領域で生かせるスキルだと考えていました。
自分も成長して、いろいろな領域で役に立てる人間になりたいと思っていました。
──荻堂さんから見て、前川さんはどんな方ですか?
荻堂:本当に生き生きと、楽しそうに仕事をする方ですね。きっと、ご自身の興味とつながっているんだと思います。大変そうなことをしていても、それ以上に、どんどん成果を上げている印象が強いです。
探究心があって、ひとつのことを突き詰めるスピードも速い。私たちに見えているより、ずっと時間をかけているんだろうなと思いますね。
前川:「楽しくないことは、あまりやりたくない人だよね」とも言われます(笑)。代表の奥畑さんにも「興味があることは、よくやるよね」と言われていましたね。
──ご自身のどんなところが、会社からの評価につながったと思いますか?
荻堂:誰かが困っていることも、自分事として考えて解決することに、すごくやりがいを感じるんです。
なので、「こうしたらみんなが働きやすくなるだろうな」「うちのチームがやりやすくなるだろうな」と思うことには、細かいところからひとつずつ、何でも手を出していました。そういうところが、評価につながったのかなと思います。
前川:私は、提案と実行がセットになっているところかなと思います。
マーケティング部門では、具体的に何をするかをゼロから考え、「会社にはこういう業務が必要です」と提案して、実行し、結果を出してきました。まだ誰もやっていない領域で、それを続けてきたことが大きかったんじゃないでしょうか。
今採用から管理、運営まで行っているインサイドセールスも、もともと会社にはなかった組織です。
「これはつくらないといけないよね」というところから、採用や初期のルールづくりにも関わりました。そうした組織づくりの経験も、評価につながっているのかなと思います。
どれも「お客様のことを考えたら、必要だよね」という思いから始めたことです。そういう提案でなければ、会社も受け入れないと思います。
これからのシムトップス。それぞれの「こうしたい」を形に
──これから取り組んでいきたいことを教えてください。
荻堂:チームリーダーになって、自分にできることの幅が広がったと感じています。まだ改善したいことはたくさんあるので、メンバーにも頼りながら、仕事の基盤を整えていきたいですね。
私自身が働きやすい環境で仕事をしてこられたように、それぞれが「自分にとって働きやすい」と思える環境をつくっていけたらと思っています。
前川:私自身が今一番やりたいのは、極端に言えば「自分がいなくても回る」状態をつくることです。
今はプレイングマネージャーでもあるので、自分が担っている仕事を引き継いでいくという意味もありますが、それだけではなく、AIを活用して仕組みそのものを変えていきたいと思っています。
デジタルマーケティングは、AIと非常に相性がいい領域です。例えば、一人でもAIを活用することで5人分、10人分の仕事ができたり、24時間365日動き続けられたり。そうやってお客様へのアプローチを増やし、今の人数からは考えられないくらい多くのお客様に貢献できる仕組みを、どんどんつくっていきたいですね。
──お二人は、どんな方がシムトップスで活躍できると思いますか?
荻堂:会社もまだまだ成長しているので、その流れに乗りながら、自分自身のやりたいことを積極的に発信できる方でしょうか。
声を上げれば、周りの人も自然と協力してくれると思うんです。
入社前には、まだやりたいことが見えていないという方でも、もちろん大丈夫です。入ってから見つけていくのでもいいと思いますね。
前川:私は、いろいろなことに課題を感じられる人が活躍すると思います。思い描く理想と目の前の状況とのギャップが見えていて、それを原動力に「ここを変えたい」と動ける方は、100%伸びると思いますね。
もちろん、職務に必要なスキルは前提です。その上で、普段から課題を見つける視点を持っているか。活躍する人の共通点は、そうした根っこの部分にあるんだと思います。
──ありがとうございました!