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i-Reporterの歴史とこれからの挑戦  Vol.2

この10年間こだわってきた、i-Reporterの原点


水野

最近色んなペーパーレスのシステムやサービスがあるけど
i-Reporterのペーパーレスは、現場の紙帳票をそのまま電子化できて
iPadでのUIが、『帳票そのもの』という所は一番の原点。

現場で利用されている紙帳票は、芸術的な何年もかけて改善されてきた業務改善の結果であって、
ノウハウの積み重ねでできた素晴らしいUI。
よくA4にこれだけデザインしているなって。

ただ、紙だから色んな課題はあるんだけど入力する時のUIとして、本当によくできていますね。
結果を後から見るのでも、とても見やすい。

松尾

なるべく持ち物を減らしたいとか、紙の数を減らしたいという背景があるから
帳票はかなり細かくレイアウトされてて
単なる情報じゃなくて、そのレイアウトの配置に意味がある。
色んな工夫が随所にあったりしますね。

水野

注意書きだったり、色んな条件が書いてあったし、それ自体が素晴らしいUIで。
ただ、その帳票をWebのシステムに変えてくださいって言われたときは気が遠くなる(笑)

松尾

iPadなどが出る前のペーパーレス化は
いかに情報システム、ソフトウエアに置き換えて現場で使ってもらうか。
そこでやっぱりパソコンが難しい場合にはハンディターミナルとかを導入するしかなかった。

紙そのままのレイアウトというよりはパソコンの一般的な入力か、
画面の小さいハンディしか選択肢がなくて。

どうしても今までやってきた紙のノウハウを捨てざるをえなかった。

水野

情シスの方にそんなのWebでやればいいじゃんって言われることもあったりするんだけど
それって現場の紙帳票に対するリスペクトは全くなくて。
それでWebで作って持っていくと、現場の人には使いづらいと言われて結局紙に戻っちゃう。

松尾

長く現場で使われている帳票は、形骸化してしまって
本当に意味あるの?っていうようなものも確かにあるんですよね。

ただ、情報化するにあたって、それを全否定していいのか?というのは課題で。
創意工夫があって、ノウハウがつまっている帳票をいかに良いところをデジタル化に
推移していくかが重要。

水野

紙帳票だと、情シスにも誰にも頼まなくても
自分でExcelでフォーマット変えて、印刷すればバージョンを2,3,4と上げていけるので改善が進んでいく。

i-Reporterは、従来の紙でやってた業務改善をそのまま現場で
ノンプログラミングで電子化することができる。

i-Reporterでこだわりたいのは現場の帳票そのままのフォーマットで入力するって言うUIの部分だね。

松尾

デジタル化、ペーパーレス化していく中で現場にいかに使ってもらうかが重要で。
i-Reporterの良いところは今まで使っていた帳票がそのまま出てくるから
普通のシステムの切り替えで起きるような説明やマニュアル作成が不要になります。

帳票を開いてしまえば、自分たちが今まで入れていた順番で帳票そのものが出てくるので
現場に対して説明が必要ないので、導入がしやすい。

水野

導入する時に陳腐化している現場帳票って当然あるのでそれを見直す良いきっかけにもなる。
誰も入力しない項目が残ってたり、誰が作ったかよくわからない帳票とかもあったりするので
現場サイドで見直すことができる。

i-Reporterは帳票を印刷するときにできるPDF=UIだということに10年間こだわってやってきました。

松尾

僕は現場を見せてもらうことにはこだわっています。隙あらば現場に行く。
導入前の状態とか、トラブルがあった時とか課題があってうまくいかないって時に
現場と帳票を実際に見せてもらう。
実際に現場で見て、なんで困っているのかの現状をちゃんと見ることが大事。

水野

「現場」は1番会社としてこだわっているフィールド。

松尾

色んな人の話を聞く中でも
i-Reporterは現場にこだわってきたのは良かった!と思いますね。

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