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茂呂製作所の物知り名人に!若手社員の半年の成長に迫る 依田さん編


【2022年9月】


自己紹介と業務内容を教えてください。

依田です。総務部で生産管理を担当しています。2021年11月に中途採用で入社しました。

業務内容は、お客様から入った注文を手配する業務がメインです。
注文が来て、外注先に割り振ったり、社内に図面を下ろして加工に必要な材料を手配したり。処理の注文書を作成して、外注先や協力会社に出向くこともあります。

梱包したり、届いた材料を運んで確認したりといった作業もあります。大きな荷物だと自力では運べないので、先月フォークリフトの免許を取得しました。

 

茂呂製作所を選んだ理由は何ですか?

前職は全く畑違いの職種で、美容師をしていたのです。

ところが手荒れが酷くて辞めざるを得なくなり、料理が好きなので調理関係の仕事も考えたのですが、水を使う仕事はやはりつらくて……

思い切って未経験でも事務の仕事を探してみようと、アルバイトで生活しながら求職活動を始めて、1年ほど経った頃に茂呂製作所とのご縁がありました。

 

学生時代に熱中したことを教えてください。

部活動です。吹奏楽部で木管楽器を演奏していました。
クラリネットやフルート、サックス、ちょっとマイナーなところだとオーボエなど、いろいろな楽器を吹いていました。トランペットとかは全く吹けないのですが、木管楽器なら全般いけます!

 

課題と一年間の目標を教えてください。

今はまだ、図面を読むのが精一杯の状態です。そのため、材料の手配に際して、加工の手順や所要時間の確認に手間取ってしまいます。

処理関係でも、「マスキングの位置をどこにしますか?」みたいな問い合わせに即座に答えられなくて電話口で困ってしまうことがあります。

どこから勉強していけばいいかは悩みどころではありますが、手配するまでに加工のベテランさんや周りの方に聞かなくても仕事が進められるようになりたいです。

範囲が広いので明確化しづらいのですが、敢えて目標として掲げるなら、「加工手順を自分で把握できる、茂呂製作所の物知り名人になります!」といったところでしょうか。

 

ありがとうを贈りたい人は誰ですか?

産休に入られた上甲さんに、お礼を言いたいです。

私が入社した際、前任者からの引き継ぎ期間が約1カ月しなく、かなり駆け足の引き継ぎでした。その方が退職された後もまだまだ私は不慣れで、仕事で関わりの深かった上甲さんには、ものすごくサポートして頂きました。

本来は上甲さんの担当外の仕事についても把握してくださっていて、私が見落としていた点をカバーしてくださったり、「これやった?これ終わってる?」と確認してくださったりと、かなり気にかけて頂きました。おかげさまで、大きなミスなくここまで来ることができました。

産休に入られる際も、会社ごとの細かい対応を記したメモを添えて、それを見れば大体のことが分かるような冊子を作成してくださいました。大変お世話になっているので、感謝をお伝えしたいです。

 

あなたにとって茂呂製作所とはどんな場所ですか?

楽しい職場です。人間関係も良くて、楽しく働ける場所です。

一応部署は分かれていますが、部署間のつながりの強い仕事が多いです。
例えば、お客さんから修理依頼が来て、サービス部が受けて、そこに使う部品を部品製造部が加工します。総務部はその引き渡しを担うことが多いので、特に社内の横のつながりを大切にしていきたいと常々思っています。



【2023年3月】


前回お話を伺ってから半年が経ちました。現在はどのような毎日を送っていますか?

前回は総務部に所属していたのですが、2023年1月から部品製造部へと異動になりました。

2022年12月、社長から「幅広く仕事をしてもらっているから、総務部の肩書ではなく部品製造部の一員として活躍して欲しい」と打診があり、1月から部品製造部に移りました。

本格的な機械加工までは手がけていませんが、総務部のころと比べてより加工に近いところで仕事をしています。

 

部品製造部ではどのような仕事をしているのですか?半年間の学びも含めて聞かせてください。

部品製造部は、金属加工を中心に行う部署です。私の仕事自体は、これまでの総務の仕事から大きな変化はなく、机の場所なども同じです。

ただ、異動を機に積極的に加工課の仕事に関われるようになりました。部署が変わったことで、「部品製造部で積極的に動こう!」と気持ちが切り替わりました。とても良い変化だったと思います。

現在は、手が空いているときに刻印作業を手伝ったり、運送屋さんが来られた際に自分から進んでフォークリフトに乗って荷物を運んだりしています。

実は、フォークリフトフォークリフトの免許を取得した後も、荷物を運ぶのが怖くて尻込みしていたんです。でも部品製造部で「練習!練習!」と言われながら徐々に乗っていくうちに慣れてきました。なかなかスマートには行きませんけど(笑)。

 

現在課題だと感じていることはありますか?

部品製造部の他のメンバーに比べると、難しい図面を読みこなせていません。難しい図面のときは、まだまだ教えてもらいながら材料を手配しています。この点はやはり、前回に引き続き課題だと感じています。

一方で、この半年で比較的簡単な図面は読めるようになりました。寸法がずらりと並んでるような図面だと難しいのですが、簡単な図面であれば材料の注文から所要時間の予測までを1人でできるようになりました。

予測した時間があまりにずれていると困るので、加工者に「このくらいの時間でしょうか?」と確認はしていますが、「まず自分で予測してから確認する」という方法に転換できたことは、この半年の成長だと思います。

このような方法をとることで、少しでも自分の知識につなげていければと考えています。

 

前回、この1年の目標として「加工手順を自分で把握できる、茂呂製作所の物知り名人になります」と宣言していただきました。目標までの現在地は、100点満点で何点くらいでしょうか。

今のところ60点くらいですね。

 

残りの40点を埋めるために何をする必要があると考えていますか?

「加工時間をまず自分で予測してから確認する」という方法は、継続していきたいです。

また、何かを聞かれて分からなかったときも「分からないです」で終わらせずに、「これってどういうことですか?」と質問していくことで、自分の知識を増やせます。そういったことの積み重ねが、「物知り名人」への道かな、と思います。

 

前回は「ありがとうを送りたい相手」として上甲さんのお名前を挙げていただきました。この半年で、他に「ありがとう」を伝えたい人はいますか?

上甲さんにも変わらず感謝していますが、上甲さんが産休・育休に入られた後にフォローしてくださった上司の南場さんにも、感謝をお伝えしたいです。

南場さんには、業務上のフォローだけでなく、失敗したときの気持ちの切り替え方のアドバイスもいただくことがあり、気持ちの面でとても助けていただいています。

「ここはダメだったけど、こうすることで良くなるよ」とアドバイスしてもらったり、「失敗して考え込むよりは開き直るくらいの心持ちになったほうが良い」と励まされたりしました。

失敗したら叱られますし、当然反省することも大切ですが、「こうすれば挽回できる」と考えを切り替えることで、お客さんの側の捉え方も変わります。失敗して終わりではなく、むしろ失敗を挽回しようと力を尽くしたことをきっかけに、誠意が伝わってお客さんとの信頼関係が生まれることもあります。南場さんからは、そんな大切なことを学びました。

 

改めて、依田さんにとって茂呂製作所とはどんな場所ですか?

前回同様、今でも「楽しい職場」であることに変わりはありません。それに加えて、「素の自分を見せられる場所」になったのではないでしょうか。

私は元々、自分の意見を伝えるのが苦手な性格です。でも、茂呂製作所での仕事を通して少しずつ自分を出せるようになってきたと感じています。

 

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