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これから生き残れるエンジニアとは?歴34年の田畑さんに聞いてみた

小林社長とは上司と部下の関係だったという、VerticallimIT取締役の田畑さん。インフラエンジニアとして34年のキャリアを積んでいます。

そんな彼に、これから生き残れるエンジニアとはどんな人なのかを聞いてみました。

それはずばり、「課題を解決する方法を提案できる人」。

今回は田畑さんの経歴を追いつつ、エンジニアの本質について詳しく見てみましょう!

【田畑さんプロフィール】
・1967年9月27日生まれ
・大学で経営工学を学ぶ
・1991年4月 住友金属情報システムに新卒入社
・2013年11月 退職
・2022年11月 VerticallimITの取締役に就任

インフラエンジニア歴34年から、会社の取締役へ

田畑さんはエンジニア出身なんですよね。学生時代からエンジニアリングについて学ばれていたのでしょうか。

はい。大学では経営工学を学んでいました。今でいう情報工学ですね。経営にシステムを入れるとどう改善するのか、ということを勉強しました。


新卒で入られた会社では、どんなことをしていましたか?

会社の基幹システムである「ホストコンピューター」を取り扱っていました。

お客さまのシステムづくりのために要件定義をしたり、見積もりの提案をしたりするのが主な仕事です。

新卒から40歳頃までずっとインフラエンジニアとして働いていたので、お客さまから信頼していただける技術者になれたと思います。


小林代表とはいつ頃出会ったのですか?

新卒で入った会社で出会いました。というのも、小林さんは私の直属の上司なんですよ。


え、そうなんですか!?

もともとは別の部署で働いていたんですが、私が課長になって1、2年が経ったタイミングで異動した先の部長が小林さんだったんです。

別の部署にいた頃も席が近かったので、当時から小林さんの存在は知っていました。


そんな経緯があったなんて知りませんでした!では、田畑さんから見て、小林代表はどんな人ですか?

すごくアクティブでおもしろい人ですよ。それに、めちゃくちゃ運動神経が良い(笑)。

私も小林さんも旅行や登山が好きなので、日本の百名山を制覇しようとしているところです!

▼運動神経バツグン!弊社代表 小林のインタビューはこちら

社長インタビュー|未経験から信頼され続ける"本物の"エンジニアへ。小林が描く会社の理想像 | VerticallimIT株式会社
何もない環境から「どうやって解決してやろうか」と、チャレンジャーとして挑むのが好きなんです。だって「答えのない世界から答えを出す」のが、僕らの仕事ですから。現状に満足せず、ITで限界を超えていき...
https://www.wantedly.com/companies/company_3636236/post_articles/881863


VerticallimITには小林代表のお誘いで入られたのでしょうか。

はい。小林さんが会社を立ち上げるということで声をかけてもらって、ぜひ参加したいと思い設立の準備段階から入らせていただきました!

そして、現在はVerticallimITの取締役として戦略開発部を統括しています。

サポートが必要なときにはがっつり現場に入ることもあります。


“本物のエンジニア”になる第一歩は、本質を知ること

田畑さんはVerticallimITの研修マニュアルを構築されたんですよね。エンジニアの育成にかける想いを教えてください。

私たちが取り扱っているホストコンピューターは安定性が高く、膨大なデータを処理できるので、大企業や官公庁などで活用されています。

しかし、ホストコンピューターは古いシステムでもあるので、いずれは無くなると言われていたことがあるんです。

その影響もあって、ホストコンピューターをメンテナンスできる人材は年々不足しています。

「自社にはホストコンピューターが必要なのに、それをメンテナンスできる人がいない」

そんな社会問題を解決するために、VerticallimITでは“どの会社にいっても活躍できるエンジニア”を育成しています。

実際にはホストコンピューターじゃないと運用できないものは世の中にたくさんありますし、今ではホストコンピューターは無くならない、という声も出てきているんですよ。

VerticallimITの研修ではどんなことをするんでしょうか。

まずはエンジニアの本質を学んでいただいて、そのあとに私が構築した『BlueCandy』という教材などを通して、知識や技術を身につけていただきます。

かなり充実した内容なので、最低でも1~2年以内にはホストコンピューターをメンテナンスできるレベルに到達できるはずです。

エンジニアの本質とは一体何でしょうか。

単なる技術屋ではなく、課題を解決する方法を提案できるのが“本物”のエンジニアだ、ということです。

最近はアプリやAIなどの技術開発が人気ですが、これらの技術はあくまで“手段”であって、“解決策”ではありません。

それらの技術で何がしたいのか。どんなソリューションが提案できるのか。

こんな風に“技術の先”を見据えて動けるように、エンジニアとは何かについて知っていただきたいと思っています。


意外と見落としがち?コミュニケーション能力も大事なスキル

初歩的な質問になりますが、エンジニアの技術を身につけるまでは、どれくらいかかるのでしょうか。

プログラムを作るだけなら、1年もあれば身につくと思います。ですが、エンジニアはプログラミングさえできれば良い、というわけではありません。

プログラムしたものを本番に実装したり、トラブルを起こさないためのテストをしたり、お客さまにシステムの説明をしたり…。

さまざまな工程を経て、はじめて一つのプロジェクトが完了します。

一人前のエンジニアになるためには、それらを一人でクロージングできるようになる必要があるんです。


一連の流れができるようになるには、どれくらいかかるんでしょうか。

技術を磨くのはもちろんですが、お客さまへの提案力も身につけないといけないので、10年ぐらいはかかると思います。

先ほどもお話したように、エンジニアはお客さまの課題を解決する方法を提案するのが仕事です。

たとえば、システム開発にかかる見積もりの説明は、営業の代わりにエンジニアが行います。

こういった説明はシステムを知らない人に分かりやすく伝える必要があるので、技術だけではなくコミュニケーション力を鍛えるのも大事なんです。

需要の高いサービスで業界トップを目指せるのが大きな強み

ずばり、VerticallimITの強みは何でしょうか。

大きく二つあり、一つ目は業界トップのポジションになれるサービスであることです。

先ほどもお話した通り、ホストコンピューターのインフラエンジニアは、全国的に見てとても希少な存在です。

私たちはそんな希少な技術を持つプロ集団として、大手や官公庁などのお客さまにサービスを提供しています。

競合が少ない中で需要の高いサービスを提供し続けられるのは、大きな強みだと思います。

もう一つの魅力は、社会に大きな影響を与えられることです。

空港や銀行の発券システムなど、社会をまわす基幹システムに携わることができるので、やりがいを感じられると思いますよ。


では最後に、この記事をご覧いただいている皆さんに一言お願いします!

VerticallimITは2022年創業のベンチャーなので、あまり名前が知られていないのが現状です。

この課題を解決するためにも、まずはメンバーを増員・売り上げを拡大させて、会社を大きくしていく予定です。

VerticallimITには“一生モノのスキル”を身につけられる土台がしっかりとありますので、ぜひ、新たなキャリアの一歩を踏み出していただければと思います。

私たちと一緒に、楽しみながら会社を大きくしていきましょう!

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